

“八面支撑”系など~いかがでしょうか。。。
“膨脹”という表現での説明もあります。。。
八面とは方向⇒東,南,西,北,東南,東北,西南,西北(易学の方位で表現することもある)
太極拳を立体円とみなすと、それは前後、左右、上下、両斜角という八つの方向に向かう対称的な力によって支えられています⇒意識をもって、腰を中心として八つの方向とそれに相反する方向へと向かう線(劲力)が協調するようになった状態⇒“八面支撑”
この八条線の始点(中心)から発せられる相反(対称)する方向に向かう力(ベクトル)の強弱は同じでなければなりません。この八方向の出発点は中定点と称されています。この中定点より上下に延びる軌跡は人体の重力線です。
八面と称されているけれど、内側をより充実した球形にしようとするなら、八条線は三十二条線、六十四条線、一百零八条線と無限に増え続け、いつか「“無形無象,全身透空”⇒筋肉や骨格によってではなく意識(劲力)で身体を支える。鍛錬によりベクトルは無限に大きくなる⇒宇宙と同じ大きさ⇒一体化~((((^^;」と、なりうるのです。
これは太極拳の劲力を考える上での基本的な要求です。
但し、この力を利用するためには太極拳十要の完成がなければなりません。“八面支撑”は身法を考える上での基本です。

私たちが軽視してはならない事柄の一つに“命門と腰=背中”の働きがあります。
太極拳は陰陽が対立する運動。
手が前に行く時、後ろ方向に必ずそれに呼応する力があります。後ろ方向に力が無いまま、ひたすら前に向かうとバランスは崩れてしまいます。
どんな動作あっても、前に行くときには背中の一点には必ず後ろに働いている力があります。
風船で例えるなら~息を吹き込む時、前に膨らむ時には必ず後ろにも膨らみます⇒バランスがとれている⇒力も作用も平衡⇒ただひたすら前にだけ膨らむということは風船ではありえません⇒人体においても、ひたすら前にだけ向かいって、後ろに向かう力を考えていないと重心が失われます。
練習中に命門や腰、背中を忘れたらどうなるでしょう⇒前に移動しているにすぎません。
身体が前傾してしまう~例えば、搂膝拗步でこんな格好になったとしたらどうでしょう?
命門・腰は後ろに向かわせます⇒背中全体が弓(圓)状になります。
※以降、老師が「抱虎帰山」などの動作を利用して違いを見せてくれています。
太極拳の要求は、膨脹(ポンジャン)=四方に拡張していく力。
前に向かう時には後ろに向かう力がある=協調。
両手を前に出す=背中が張る。
左右の手が分かれている時に、それぞれの手にも力の協調が表れる。
この後、生徒の動作がありますが、、、楊式府内派。かなり個性的です。(((((((((((^^;
結論
動作を行うときには注意深く、前後左右の相反する力(膨脹)を考慮してください。