久しぶりに按摩授業。
用法の復習と実践。
沈肩墜肘。放松。弓歩になりながら腰の力を利用。
自然呼吸。意識を被施術者の筋肉に集中させる。
まるで、太極拳。。。((((((^^;
明日から、
ようやく≪易筋経≫学習が始ります。
呼吸について。太極拳では上級になって、ようやく拳勢呼吸の練習を始めるようですが(“太極拳=自然を重視”という考えから、初心者及び中級者には寓意的な呼吸は要求せず、自然な呼吸を行わせる)、気功では、早い段階から意識を用いて呼吸をコントロール。経絡、を意識しながら全身に気を通します。
呼吸鍛練(静功)は道家修練の原理。
呼吸をコントロールできれば精神は静かで安定したものになるので、養生効果が得られる。
中医側からの理解。
人は生理(身体)と心理(精神)の二つによって構成されている。
身は陰、心は陽。呼吸による混元一気⇒呼吸をコントロールすることができれば、心と身体の統一が可能⇒形神統一
調整のない呼吸⇒意識による気の運用をしていない⇒精神の安定も不可能⇒修練が無駄になる。
呼吸のコントロール(=調息)は、煉功の要(重要な手段)です。
内家拳学習の最後となっていた≪武式≫の学習が進むにつれ、太極拳論だけではなく中医を基本とした養生の知識も生かされていることに気付かされます。
余すところ二週間。今回の北京学習、技術の向上はともかく、知識を深めることはできそうです。
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