北京で太極拳

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中国古典アニメ≪山水情≫。。。周傑倫≪蘭亭序≫


昨年、周傑倫のアルバムが発売された時、その中に含まれる「蘭亭序(書家王義之の手による詩集の序文)」のMVとして一時的に使われていた水墨画アニメ。
じつは、中国の古典アニメとしても有名な“山水情”のものでした。

内容は、
河を渡る時に倒れた古琴を抱えた文士を助け、自分の家へと連れ帰り養生をさせた船頭の少年。文士はそのお礼に古琴を教える。
時は流れ、文士は少年とともに奥深い山へと向かう。山の中腹で文士は少年に別れを告げ、古琴を与え去っていく。別れの言葉の代わり古琴を弾く少年。

≪中国の批評家による研究≫
映像の中、琴、琴の音 、水、水の音、風、風の音、鹰、雪等が散りばめられています。
文士は琴以外に所持するものはなく、倒れた時でさえも離すことがありません。琴は文士が所有する精神を物質として象徴させたのではないでしょうか。後に、彼は船頭の少年に琴を与えてしまいます。これは伝統の継承ともとれます。琴を教えることを通して、文士は自身の精神(技術)をも伝えます。二人の別れに際しては水墨で描かれた山々、吹きすさぶ風などは直面(修行の間に)しただろう困難を象徴。高く飛ぶ鷹は、“志しは天よりも高し”という中国独特の比喩を描いています。そのような事柄を堅苦しくもなく自然に描いているという点において、この映画の質の高さを感じます。





周傑倫の≪蘭亭序≫

by takeichi-3 | 2009-08-07 23:46 | 中国映画音楽 | Comments(0)