今年102歳になる女性が小学校に入学~(済南)
クラスメートと異なる点は、持参した勉強道具の中に虫眼鏡があること。
秀賢さんは、1908年生まれ、
13歳の時から童工として働き18歳で結婚。以降、家を守り続け9人の子女を育てました。子供のうち7人を大学に通わせ、残る二人も高校を卒業させました。今年82歳になる長女は北京天壇病院の医師となりました。二男は上海財経大学を卒業して中央国家機関で働いていました。三女は大学卒業後、鉄道施工設計に携わりました。
58歳になる末っ子によると、
父親一人が一家の収入を担っていたため、生活は豊かではありませんでした。
そんな生活を目にしていた子供たちが、「高校を卒業したら働く」と申し出た時、母親は許さず、嫁入りに持参した装飾品を売って学費を作ってくれました。子供たちの成功(高学歴)を誇らしいものと感じていたのでしょう。
「文盲を無くそう」というスローガンが掲げられていた頃には、孫の面倒をみる傍ら「この字は?」など、家人に尋ね尋ねしながら学んでいました。
百歳になった誕生祝いで、
「学校に行きたい。」と、メディアの取材に答えたことが今回の入学に結びつきました。
今日会いに行った母は、秀賢さんより遥かに若いのですが、、、