北京で太極拳

takeichi3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

知音。。。


東京都内、大久保や池袋で中華食材や雑貨、中華料理店を営んでいる“知音”というチェーン店があるのですが、、、

“知音”の意味を深く考えずにいたのですが、、、
中国古典、琴の名曲“高山流水”にかかわっているということが判明しました。

≪伯牙絶絃≫
列子曰、伯牙善鼓琴、鍾子期善聽。
伯牙鼓琴、志在高山、
子期曰、善哉峩峩乎若泰山。
志在流水、
子期曰、善哉洋洋兮若江河。
伯牙所念、子期必得之。
呂氏春秋曰、鍾子期死。
伯牙破琴絶絃、終身不復鼓琴。
以爲無足爲鼓者。
『口語訳』

伯牙が琴を奏で、鍾子期がそれを聴いた。
琴を奏でてその気持ちが太山にあるときには、
鍾子期は、
すばらしいな、琴を奏でるのは。高く険しくて太山のようだ。」と言った。
しばらくして、その気持ちが流水にあると、
鍾子期はまた、
すばらしいな、琴を奏でるのは。水が勢いよく流れて流水のようだ。」と言った。
鍾子期が死んだ。
伯牙は琴を壊して絃を断ち切り、
生涯再び琴を奏でることはなかった。
世の中にはもう琴を奏でて聴かせるに値する者はいないと思ったからである。

『解釈』
中国の春秋時代、琴の名人伯牙は親友鍾子期が亡くなると、
自分の琴の音を理解する者はもはやいないと
愛用していた琴の糸を切って再び弾じなかった
という「列子」湯問などの故事から互いによく心を知り合った友。
親友。年来の知音

1400年代には譜面があったという曲。
曲も故事も、中国の人たちの生活の中に今も生き続けています。
“知音”という観点から、BGMに“高山流水”を使っているこのアニメを見るのも面白いかもしれません。


by takeichi-3 | 2010-06-19 23:51 | いろいろ | Comments(0)