北京で太極拳

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ドニー・イェン、金城武、陳可辛。。。武侠を語る

≪武侠≫の監督陳可辛と主演のドニー・イェン&金城武のインタビュー。。。



余りにも長かったので、超簡単な説明でスミマセン。。。m( _ _ )m

この映画を企画した時、先ず、ドニーと武のことを思い浮かべたのですか?
先ず、ドニーがきっかけだった。十月囲城(孫文の騎士団)を撮り終えたばかりだった。皆が、また一緒にやりたいと思っていた。ドニーには「武」

皆に記憶に残る武術映画のことを尋ねたら、共通していたのが≪独臂刀≫。主演は王羽だった。
その後、この映画の話で盛り上がった。

じゃ、あの頃の映画に敬意を払うような作品を、子供の頃に抱いた武侠への夢を実現してみようと~そして、憧れだった独臂刀の王羽がドニーの養父役を演じてくれた。

ドニーと陳監督の出会いは十数年前、香港の喫茶店だった。
既に名を成していた監督に気遅れしていたというドニー。

あの頃は一緒に仕事をする機会もなかった。自分自身に納得はしていなかったけれど、都会での恋愛をテーマにした作品以外に何が撮れるか~分らなかった。

その頃、既に武術映画に出演したいたドニー。

陳可辛監督は、同じ役者を主役に使うことが無かったが、金城武は例外。
≪如果愛=Winter Song≫、≪投名状The Warlords≫そして、今年の≪武侠≫

(陳)
金城武を出演を依頼するには忍耐力が必要。
彼は、先ず断って来る。けれど、どんなに断っても私は気にせずに、何度も何度も考えて~も一度考えて~と絶えず繰り返すから、頑なだった彼もしまいには了承する。
普通の役者はこんなじゃないだろう。台本に目を通してから、本が良くない~とか時間が無いから~とか何かしらの理由をつけて断って来るのに、、、金城武は、さっさと断って来る。

(金)
確かに。でも、監督には本当に感謝しています。
本当に、いつも私に声をかけてくれるのに断ってばかりで申し訳なく感じています。
回りの人たちは「何故?」と言いますが、私に出来るかどうか~が分らないので。。。
けれど、監督は忍耐強く私を待っていてくれます。

「ドニー・イェンへの印象は?初めて意識したのは?」
≪英雄≫。。。槍を扱うシーン。凄く綺麗だった。姿勢が~

「陳監督については?」
(陳監督代弁)
彼は、私の代表作品≪甜蜜蜜≫を見ていないんだよ。そんな彼が私にとっては嬉しい存在。私の周りで唯一、甜蜜蜜の話が出来ない人間なんだ。「見なくてもいい、決して」と言っている。

もし武が甜蜜蜜を見たら、出演を拒むことがなくなる。

武侠撮影中に悩まされたの寝不足。理由は様々。
監督は、元々が夜型で、起床時間を遅い生活。睡眠薬を飲んで眠ろうにも効果が得られず寝不足に。

ドニー・イェンは、主演と同時にアクション監督も務めていたので、昼間に普通のシーンを撮影。それが終わってからアクションシーンの撮影で睡眠時間が削られた。

そして製作費の問題。
うまく撮れなかった時には、どうしてもより良く撮り直したい。それに対して、二日多く撮影に時間がかかると、費用もかかる。

金城武は、早朝の撮影開始に合わせた時間調整をした。

武侠は、雲南の僻地の古村で撮影された。交通の便も悪くトラックも入り込めないような処。予算的にも環境的にも制作者たちへの圧力は強かった。そんな中、カメラの技術が悪かったせいで監督が大爆発した。

相手を拳で打つシーン。拳のスピードにカメラが追いつかず、何度も何度もやり直してもダメだった時、、、「あんな風に、先にに私が大爆発したから、ドニーは怒る気が失くなっていまっただろう。本当に殴られていたんだからね。あんなに怒ったのは初めてだ。」

武侠の中で、ドニー・イェンは主役と武術監督の二つをこなしていた。
陳監督によると、「ドニーがいなければ武侠は無かった。」
映画の中、アクションシーンが占める割合は30%。制作者の中で一番苦労したのは彼かもしれない。

(金)
ドニー・イェンは、本当に大変だったと思う。私が一番気楽だった。
現場で彼に会う度に、「大変だね。大変だね~」と言っていた。

(湯唯)
彼は少なくとも三つの仕事をこなしていた。
ひたすら~暗くなるまで文劇(一般のシーン)を撮影してから、武劇(アクションシーン)の指導と撮影。服を替えもせずに明け方まで撮影。翌日は朝早くから文劇の撮影。寝なくても大丈夫?と聴いたら、大丈夫だって。。。

ドニーの要求は高く、そして繊細。役者たちに気を遣っていた。

「一番腹立たしかったのは?」
現場では二役をこなさなければならなかった。役者は気楽~冗談を言ったり、監督と役柄を研究したりしてればいいけど、、、アクション監督の立場になると、そうはいかない。
私は元々が野心家なので、作品を撮る度に前回を上回りたいと思っている。
映画の中、屋根の上を走るシーンがあるけれど、こんなアクションは今まで誰もやったことが無かった。けれど、問題も多く、老朽化した家の中には実際に住んでいる人がいたり、瓦が崩れたり~

セットではなく実景だったから~機材を置く場所は~安全装置も使えなかったから、実際に屋根の上を走るしかなかった。
by takeichi-3 | 2011-07-14 23:55 | 中国映画音楽 | Comments(0)