陳式の名家、≪馬虹≫老師による、太極拳理論講習会の模様。
分り易くて~良い内容です。
この劲ですが、、、こっちに来て。。。
捋liするための準備~軽く彼を推していきます。
そして、彼が押し返してくるのか~どうするかを判断します。
押し返してくる劲を感じたら、こんな風に動きます。
来ないなら、返す~
来るなら~連れて行く。。。
来ないなら~返す。。。
全ての動作(劲)の基本です。
単鞭から第二の金剛搗墜~peng、捋l、按an、発fa。
一つの動作に、四つの変化があります。
まず、peng⇒次に捋li⇒それから按an⇒も一度捋li⇒推し出します。
来るなら受け(引き)~行くなら追う。
起姿~peng⇒捋li(上半身は捋li、下半身は蹴り出す)。
相手が来ないなら~追っています。
太極図の陰陽魚の境界線はS線⇒直線ではない。
陰陽の変化は全て螺旋です。ですから、圏=弧線で変化していきます⇒直線で動かない。
弧線は身体の為にも良い。皮膚も臓腹も~全てを動かしている⇒循環させている。
スポーツ選手たちは、余り循環を考慮していませんが、この運動(太極拳)は全身、皮膚までも運動させています⇒整体運動。
武術の本性は攻撃。
他の拳式に関しては詳しくないので論じませんが、、、
陳式太極拳の本質は、武術です。この拳の創造者は、武術と養生術を結合させました。
道家の養生術以外に孫子の兵法、そして威継光の拳経などをも編み込み~武術の本質と養生の道理を留めています。
丹田=道家の言葉。
武術、養生術、経絡学を一つに溶け合わせたとはいっても、その本質は武術であるということを忘れないでください。
武術とは、健身と防身が融合されたものです⇒健身だけとか、養生だけとかではダメです。
身体を養生させるだけではダメです。必ず鍛えてください。
人生は、平坦で穏やかな日々ばかりが続くとは限りません。時には、緊張を強いられる情況に陥るともあります。禍福は誰にも予想できません。
スリがあなたの財布を奪ったら、彼にそれをあげる~そんな気遣いは不要です。
ノンビリ歩いてばかりではいられません。走る時には走らねば~
防ぐべき時には防ぎ、家族を守らなければなりません。。。