今、一番気になっている映画。。。≪桃姐=A Simple Life≫
3月に、中国などで公開されることになったようですが、、、
鐘春桃(桃姐)は13歳の時に梁家に雇われ~
家政婦として60年間、五世代に亘って仕えてきた。
梁家の人々は、ある者はこの世を去り、ある者は移民として国外に渡り~
ここ十年は、ロジャー(劉徳華)と二人で暮らしていた。
淡々とそれなりの距離を置きながらの生活だったが、
ある日、仕事から帰ってきたロジャーは倒れている桃姐を発見する。
その後、ロジャーは、桃姐を彼女の希望通りに養老院に入れるが、、、
これより、二人の交流が展開していく。
この映画は、プロデューサー及び脚本を担当した李恩霖の実話が基になっている。
彼は自身と保姆の間に起きた出来事を映画にする計画を許鞍華(監督)に持ちかけ、
許鞍華は、劉徳華に出資を依頼。劉徳華は博納映画の社長于冬を探し共同出資した。
本来の桃姐、
生家が困窮していたので養子に出されたが、養父が亡くなってしまい、養母だけでは養いきれなくなり~
李恩霖(ロジャー)の母の生家に預けられ、その祖母の面倒をみていたが、ロジャーの母親の嫁入りに際して共に李家にやって来た。
生まれた時から一緒だった桃姐が養老院に入った後、週に数日は面会に通うようになり、
家族と同じテーブルでご飯を食べることをしなかった桃姐とレストランに~初めて同じテーブルでの食事。
その関係は、主従が逆転したかのように~子供が父母に尽くすように~変化していった。