北京で太極拳

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簡化24式太極拳「雲手③」。。。宗維潔老師

しつこくも~また≪雲手≫。。。今日は、私の師匠登場。
老師によって表現の仕方が様々~は、日本でも同じ。
生徒は、臨機応変に学び~色々なパターンを覚えることができます。



第四組には三つの動作があります⇒単鞭~雲手~単鞭。
まず、動作を見てください。

【運動路線】
右ランチュウエから始めます~体を右に回します~左手は左方向に開いていきます~右手は放松して、下におろします~重心が左脚に移る・右足爪先が内側に入る(正面を向く)~重心が右に移動~右手が翻り掌は外側(右45度)~鈎手・足寄せが一致~左に体を回しがら、上の手は翻りながら広げて~前に推す~重心も前に移動~弓歩となります。

重心を後ろに移動~右手の鈎手をゆっくりと開く~左手は下按~重心移動・両手が右に到達・左脚爪先を入れて正面に向ける~上体は右斜めを向いています~左右の手の上下を入れ替えて~手腕を翻しながら・重心が左脚に移動したら右脚収脚(足を寄せる=並歩)・左掌は斜外を向いています~下の手は下前を払っています~~~これを三回繰り返したら~右掌を外方向に向けて~収脚・鈎手~体を左に回して~前を押す。

【注意点】
重心が後ろに移る時、膝を曲げ(立腰=立身中正を作る為⇒足首から緩めると簡単)~同時に体を左に回します~左腕手も、体の回転に合わせて自然に広がっていきます~左掌外側にはli(相手を引いてくる)の力が生じています~右股関節が浮かないように、松沈~重心が軸足に移った時、臀部が歪まないように~収臀、立身中正を保って~体を回して左に至ります。

この動作で、出現し易い間違いは?
腰がズレる、体が歪む~ので、重心移動に際しては、提頂(虚領頂頸)、収臀=立身中正を保つ~腰が浮かないよう、松沈しながら体を動かしてください~腰が主となって回る~上の手は、腰が回転する力によって外側に張り出されていきます。

下の手は放松して下方向に~こんな風に固まったままで下ろさない。
鈎手⇒これは、新しい手型です。五本の指を、何かを抓むように合わせます~左手は右手の下横付近に~軸足に寄せた脚の膝に注意。こんな風に開くのはダメです~

収めて、松~体を左に開いて、脚を出す時の方向に注意。
弓歩ですから、足幅が必要です。前足と後ろ足の歩幅が一本の線上にならないように~踵を下し~爪先が降りる時、重心が前に移ります~完成時、上体が前屈みになったりしないように~松股、立腰としてください~単鞭、前を押しすと同時に、後ろ(鈎手と背中の靠)への意識も大切です。

前の手を下におろす時、放松してから~鈎手を開く時も同じ~左右の手の動作は同時に始まります~重心が後ろに移動、腰を回す~重心が後ろに移った時、両手の移動変化も完成~こんな風にバラバラではダメです~必ず協調一致を心がけてください。

腰を回すと同時に上の手は下に~上にきた手が外側に開いていく時、腰と強調~こんな風に、腰が動いてもいないのに手だけを回したりはしません~必ず、腰が手を導くようにしてください。

前腕は真っ直ぐ上に立ってはいません。45度位傾いています。
虎口は自然に丸く~手の高さは、指先が眉を超えないように注意してください。

手腕は、何の変化もないまま、体に随って動いているわけではありません。
自身でも外側に向かって翻っています~右足を寄せた時には、10cm位の足幅(間隔)を開けて~腰を回し、左膝(脚)を上げて~この過程で、上の手は翻りながら、少しずつ体との距離を広げています。

【用法】
鈎手は、抓む以外に、手首部分で相手を打つ~、相手の腕をlieして掴む~指先で打つが出来ます。
腕全体で手首の位置が一番高くなります。

雲手の上の手は、相手とぶつかりあったまま(砍=斧や包丁で打ち下ろして切るような~)拮抗し続けている訳ではありません。腕を翻しながら=相手の力を“化=力を無にする”しながら、払っています⇒雲抜。

単鞭~手腕を翻し推す⇒力は、肩~肘~最後には掌根に到達します~ただ、腕を伸ばしているだけではありません。

全ての動作に当てはまることですが、こんな風に縮こまらないように。伸びやかに開いてください。
かといって、こんな風に腕が真っ直ぐに伸びきるのはダメです。
沈肩墜肘、松股、立腰=楊式太極拳の舒展大方(伸びやかに大きく開く)が可能です。
by takeichi-3 | 2012-03-20 23:56 | 24式太極拳説明 | Comments(1)
Commented by タイバ at 2012-03-22 03:24 x
ちょうど単鞭と雲手で悩んでいたところであまりのタイミングに感激です。こうして訳を付けて頂けるのは本当に助かります。ありがとうございます。