武当太極が求める上善如水。。。
拳と水の密接な関わり。。。
水は散ると気(霧)となり、固まると氷となる。至柔時は霧のように存在しているが無きにも等しい~至剛時は、鋭利に尖った氷のように~緩やかで伸びやかな動きは、水の流れのように、止まることなく~発力は、水が噴出するように⇒堅くはなく、破壊もしない。
水の動きを取り入れることで、全身を太極(自然)と同化させていく。
動き~静まり⇒渾元(自然)。
武当山での修行の中から張三豊が創ったという太極拳。
第一回武当山武術大会参加者を決めかねている鐘道長(第十四代張三豊伝承人)は、候補者を四人に絞り~張三豊が居住していたという真宮へと向かう。
鐘道長の師匠が拳を教える時に、道徳経を読むようにと命じた。。。
その中の言葉、≪上善如水≫が心に焼きついている。
上善(最善)の物(行動・生き方)=水のように。。。
水は全てを利する~人が生きていくには水は欠かせない~水は万物と争わない~急峻な谷や岩などの障害物に対してぶつかり合うことがない~窪地があれば満たし~その勢いは順~どんな状況に遭っても安定。
水は流動する自然。
張三豊は、水路に沿うように進み、玄武神(真武帝=水神)を求め~その技術を伝承した。
伝説は他にも色々。。。
宋代の武当道人張三豊は旅の途中、夢の中に現れた玄武大帝から拳を伝授された。
武当山には、張三豊が太極拳を創るきっかけとなった、蛇と鵲の争う姿が描かれている⇒鵲の攻撃を、くねくねと体を動かしながら躱し、首をもたげて電撃攻撃!
※自然を自身の中に取り入れて、調和した動きを追及する~武当山の環境、体感してみたいです!!!