北京で太極拳

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阮奏者:馮満天。。。≪天高雲淡≫

出彩中国人で優勝した≪馮満天≫。。。
その経歴を全く知らず~草の根音楽家だと思っていたのですが、、、
父親は黒竜江省の各音楽団で活躍している中国でも有名な月琴奏者。現代風な月琴演奏の先駆者。
その指導の下、幼い頃から月琴演奏者としての評判は高く~15歳の時に中央民族楽団に入団。
全国大会でも優勝。

ドイツ、ハンブルグで。。。≪天高雲淡≫




中国古典弦楽器≪中阮≫との出会いは、、、中央民族楽団に入ってすぐ。
コンサートでは出番が少なかった月琴の代わりに、彼に与えられた楽器が中阮。
ソロ演奏のある琵琶や琴に対して、中阮の役割は伴奏楽器~好きになれなかった。

その後、ギターに興味を持ってロックンロールバンドを作ったけれど、メンバー各自の方向性が異なってきたことから解散。馮満天自身は、民族の味わいがあるブルース的な音楽を求めた。

民族音楽と西洋音楽の融合を追及していく中、現代では月琴と同系統の楽器と捉えられている中阮本来の音を求めて自ら製造を手掛けるようになり~収入の殆ど全てを楽器につぎ込んでしまうので生活は苦しかったけれど、古典楽器の魅力を後世に伝え残していきたいという信念を貫き通した五十歳。。。そんな背景もあっての優勝でした。

決勝で歌った≪郷愁四韵≫は、酒、花、雪に寄せて故郷を思う歌~続く、台湾の青年が作曲した≪龍的伝人≫は、国は分かれていても、いずれも龍(長江、黄河)の末裔~という華人の歌。

ジェット・リーも今年五十歳。
「文化大革命による開放期、多くの若者たちが家を離れ世間の荒波へと向かった時代を思い出す」と~
中国文化である武術を、馮満天と同じような気持ちで世界に広めてきた彼が感極まって涙したのもこの部分です。

台湾で。。。≪天高雲淡≫


by takeichi-3 | 2014-04-22 23:57 | 中国映画音楽 | Comments(0)