北京で太極拳

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包丁解牛。。。

養生の基本的考え方~と捉えられている故事。。。≪包丁解牛≫



ある時、包丁と呼ばれている料理人が梁の文恵君に請われて牛の解体技術を披露することになりました。

彼が骨から肉を切り離していく動きと刀から発せられる音は、まるで古代の桑林の舞(商王湯が即位して間もなく、連続五年の旱魃で河井は枯渇~桑林に赴いて雨乞いの舞を天に捧げたという)かのように素晴らしく~解体されている牛は、自分が死んだことにも気づかないほど。。。

「お前の技術がこんなにも高度だったとは、思いもよらなかった」

「お褒めを頂き光栄です。ですが、私が牛を解体するのは技術ではなく道に則ているだけです。解体を始めたばかりの頃は、目は牛そのものを見ていました。三年ほど経って、多くの牛を捌くうちに内側の肉や骨や経絡の結合が見えるようになりました。ですが、今では心神意を用いて捌くようになったので、目で見る必要はなくなりました。一般の料理人なら一ヶ月に一回、刀を替えなければなりません。力を入れて切ったり卸したりするからです。腕のいい料理人は力任せな使い方をしないので、一年に一回換える程度です。私のこの刀は十九年も使っているのに、砥ぎたてのよう~切ったり卸したりしていないからです。牛の構造に逆らわないように肉と骨の間に刃を差し込み動くので、抵抗なく思いのままに捌けます~牛は痛みも死すらも感じません」

「素晴らしい。良い養生の道を気づかせてもらった」


≪道理を知らない人は他人との衝突が多くなり、心身損傷を招く≫
by 荘子
by takeichi-3 | 2014-11-29 23:59 | いろいろ | Comments(0)