北京で太極拳

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太極拳の中正と小脳。。。

f0007580_235842.gif太極拳の基本的要求の「中正」
「中」は、、、表面ではなく内部の「正」を指している。
内部の「中」⇒人体内部の気血=中気(拳術)=真気(気功)⇒気と血=気血。
「気為血之母、血為気之帥」
人体は気血の運行によって成り立っている。気血の通りが悪くなると病気になる。

太極拳の目的は、気血の運行バランスを整える⇒人体内部が正しく運行されている状態=「中」となる。

外形を鑑みると。。。
四肢の状態は「正」でなければならない⇒内側の気血の運行に影響を与える。
儒家のいう中庸之道⇒「不偏之謂中、不倚之謂庸」(中は天下の正道、庸は天下の定理)

尾骶骨と上丹田は一直線&平視⇒拳論の「尾閭中正神貫頂、慢心軽利頂頭懸」となる⇒小脳が正となる⇒小脳はバランスを司る部分。
※上丹田⇒天目穴、天谷、玄関、祖窍など様々に表現されている。


f0007580_045843.gif≪小脳≫
大脳に比べると目立たず脳全体の約10%の重さしかない小脳。
全身にある神経細胞の約半分がここに集中している。

主な働きとしては、大脳からの大まかな運動指令を細かく調整して、体の各部分に伝達したり、直立や歩行に必要なバランス感覚を保つ役割も~と考えられてきた小脳。最近では、知覚情報の統合や情動の制御などの役割をも担っていることが判明。

小脳は脳の下部に位置していて、中脳よりも大きく~重要な機能を数多く担っている大脳の次に大きな脳。
大脳皮質と同様に、小脳も幾重にも折りたたまれていて、表面にできたひだの数は大脳皮質よりも多く~小脳を平らに伸ばすと面積は大脳皮質を伸ばした面積の半分以上。

最近の研究によると、小脳はさまざまな場合に活性化~運動とは直接関係のない局面でも活発な働きをしていて~短期記憶や注意力、情動制御、感情や高度な認識力、計画を立案する能力~また、統合失調症や自閉症といった精神疾患と関わっている可能性があると。。。
by takeichi-3 | 2015-03-08 23:57 | 太極拳理論 | Comments(0)