北京の知り合いから、「今日は雪~」というメールが。。。
次の水曜から、ちょっとだけ北京に行くことになったので、気温を確認しようとしていた矢先。
完璧冬装備~しなければ。。。(――)!
その雪の様子が、既にUPされていて。。。洗練された都市の映像になっています。
≪スノウフレイク・ベントレー≫という絵本で描かれている、アメリカ合衆国のアマチュア雪研究家ウィルソン・ベントレーが撮影した雪の結晶の数々。
≪ウィルソン・ベントレー≫
1865年、アメリカの田舎町、バーモンド州ジェリコに生まれた彼は、幼い頃から雪の美しさに惹かれていました。6本枝からなる雪の結晶。最高のデザイン、自然が作りだした美しい形。
きっかけは、母親に顕微鏡を貰って雪の結晶を見たこと。
その美しさに魅せられて結晶のスケッチを始め~3年間、毎年100枚ほどのスケッチを描きましたが、完成する前に結晶は溶けてしまいます。
17歳の時、顕微鏡付きカメラの存在を知ったベントレーの為、両親は貯めていたお金でその顕微鏡付きカメラを買い与えました。
ベントレーは寒さも気にせず、何度も失敗を繰り返しながら雪の結晶を撮り続けました。
冬が終わり~また次の冬が、、、その冬、やっと結晶を写すことが出来ました。村人たちは、彼のことを笑っていましたが、ベントレーは結晶を撮り続けます。
雪の結晶は、目に見えない極小の塵に水の粒がついて枝を伸ばしながら形成されていくこと。同じ形をした結晶は存在しないことなど~農作業の傍ら、40年の歳月をかけて6000枚以上も撮影し続けた雪の結晶写真は、徐々に画家やデザイナーたちに認められるようになり、ベントレーが60歳になった1931年、科学者たちによって写真集「雪の結晶」として出版され、雪を学ぶ人の入門書となりました。
本を手にした1カ月後、、、
吹雪の中を歩き過ぎて肺炎になった彼は、その役目を終えるように、この世を去りました。