北京で太極拳

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武術は一家。。。

超、超、民間武術です。。。
山東省にある邹城地区のテレビ番組≪这里是邹城≫とうドキュメンタリーの中で、一番視聴率が高かったという≪郭里武術≫




2006年から北京体育大学での武術系留学開始。。。
当時のブログを読み返していたら、自分の体験なのに、日々の充実が伝わって~楽しそうだなぁ~と。。。
(((((^^;


★これは~導引養生功班で学んでいた時に仲良くなった中国人研究生たちが知り合ったという、陳家溝から北京に来ていた老師に会いに行った時の様子。。。

私の質問:
伝統拳をしている人たちとか~初心者が陳式を始める時とか、肩だけで動いたり、身体を歪めたりしながら動きがちですが、初めに立身中正とか基本的な要求を教えなくても問題にはならないのですか?

老師の答え:
初心者は、本来なら丹田で動かなければならないところを老師の動きを見よう見真似して、肩関節だけを回して動こうとするから歪んでしまう。でも、長い間の練習を積み重ねることによって、自分自身の中から自然に正しい動きの感覚が生じてくるので徐々に改善されてくる。

規定拳の場合は、最初に形があって、鍛錬を重ねることによって中味が生じてくる。追求の方法が違うだけで、どちらも到達点は同じ。

武術であれば、楊式であれ、呉式であれ、陳式であれ、始めのうちは違うと思われるものでも最終的には一つのところに辿りつくはず。その為には、鍛錬を続けることが必要不可欠になる。

老師自身が定義した太極拳の段位。
1.太極操(中味が無くて形だけのもの)
2.太極拳熟(理解が伴ってくる)
3.太極功夫(用法が伴ってくる)
4.太極文化(生活の中に太極拳が浸透していく)
5.太極拳精神(自分自身の心がユッタリとして寛いだものになる)
6.太極道(神仙の境地=宇宙が入ってくる)


★これは~中国語学習が進んで、原語で読んだ李徳印老師の書籍に書かれていて印象的だった言葉。。。
太極拳を習い始めた人には、先ず套路を覚えさせる。その過程で武術を学ぶ喜びを見つけ出させる。
ある程度、初歩的な動きや要求が理解できるようになってくると、自分自身で超えられない壁があることに気がつく。基本功はこの壁を取り払うために必要な要素である。

套路技術を高めるための手段である基本功⇒套路には基本功の鍛錬の結果が表れる。
基本練習をしないで套路ばかりを増やしていくのは、燃料や整備といったことを考えずに、車を快速で走らせるようなもの。途中で行き詰ってしまい前に進むことができなくなる。

何度も正しい動作を求めながらの基本功練習は、その行き着く先がはっきりとは見えない練習でもあるけれど、練習を積み重ねることによって、自分自身の中に上昇していく螺旋のような意識の変化が生まれてくる。


★これは、北京滞在中~毎日のように受けていた、ある日の宗維潔老師とのマンツーマンレッスン。
基本功で、クセの連発。。。
動作の繋ぎめでの緩みを意識しながら、経過に緩みを入れて下がり、寄せ、蹴り出す。を繰り返していたら、
「どうして途中で肩を下げる動作を入れたがるの?」、
「あ、、、でも、でも、緩んでから次の動作に移らないといけないと思って。」
「自分の内側で行なう動作だから、外にそれが表れてしまうのは全然自然じゃないでしょ?それに、足首が緩んでいないからジト~っという力が出ないで浮いて硬く見える」

搂膝拗歩の払う手は、膝を超えたらその力は即座に下按へと転じていく。
頭は上に吊り上げる。大椎は後ろに張り出す。肩を下げて。胸は張らない。命門は後ろに張り出す。下腹、お尻は収める。尾閭中正。股関節を緩めて。膝も足首も緩めて。意識を遠くに。動作はもっと大きく。

「基本功で、疲れた?」
「え、まぁ、頭がスゴく~」

毎日、こんなに細やかで丁寧な指導をして貰っていた凄さに、改めて気づかされた今日。。。(T_T)
そして、、八年経った今でも、同じことを追求し続けている現状。。。。。(((((/-_-)/
by takeichi-3 | 2015-12-30 23:42 | 太極拳 | Comments(0)