北京で太極拳

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筋肉。筋肉。筋肉。。。

f0007580_23535392.gifきっかけは~母の体調。
痴呆&両足大腿骨骨折で、日中は車椅子に固定されたまま。施設を訪問する度、爪先・足裏・脹脛と、固まった身体をマッサージ~筋肉が柔らかくなるにつれ、施設の人も驚くほど脳が活性~で、筋肉・脳・血液循環に興味が湧き~資料漁ってます。


★血管は筋肉(平滑筋)で出来ていて~動脈においてよく発達している。
その周りには更に外膜という結合組織層があり筋肉層に繋がる神経がある。

血管は体の隅々まで栄養と酸素を供給して老廃物を取り除く重要な器官~成人の血管を全て繋げると10万km(赤道の2.5倍)にも及ぶ。

血管は能動的に血液輸送はしないが、動脈は自律神経による筋層収縮によってその内径を調節して下流臓器への血量を変えることができる。血管拡張と血管狭窄は体温調節のように互いに拮抗的に働く。

血管の太さは自律神経が調節している。
自律神経には2系統ある⇒交感神経と副交感神経⇒交感神経が優位になると血管が収縮し細くなる~副交感神経が優位になると血管は拡張し太くなる⇒強いストレスが働くと交感神経が優位になる⇒血管が細くなる~リラックスすると副交感神経が優位になる⇒血管は太くなる。

血管が細くなる⇒血圧が上昇する⇒ストレスを抱えている人は血圧が高くなる。

★筋肉の種類と運動
人体には、大小含めて約600を越える筋肉が存在するといわれている。
大別すると。。。
①格筋(手足等の骨格を動かす筋肉)
②平滑筋(筋節のない筋肉=血管、気管、腸管、胃、膀胱、子宮などの臓器壁を構成している筋肉)
③心筋(心臓を構成する筋肉)
以上に区別されるが~意識して動かすことができるかどうかという点で、随意筋(骨格筋のみ)と不随意筋(心筋・平滑筋)に分けられる。

★筋肉の働き
筋肉の働きで一番大事ことは、主として不随意筋の心筋・平滑筋で行なわれる体温調節。
筋肉を常に動かし続けることによって、体温が平均的に保たれている⇒筋肉を動かすことで、体温が上がると共に血液の流れがよくなる⇒筋肉を鍛えることで、骨密度も高くなり身体が健康になる。

★散歩は「海馬」を刺激する⇒全身の筋肉が脳に信号を送っている。
脚には太い筋肉がついている⇒筋肉の中には感覚器があり、その感覚器からの信号が脳を活性化する=筋肉は脳への刺激器官。

特に、爪先には感覚器が集中しているので、歩くことで大脳辺縁系の「海馬」を刺激~活性化する。
海馬の隣には、「扁桃核」という情報の「好き嫌い」を判断する部分があり、これが海馬と連携している。

海馬の短期記憶、扁桃核が「好き嫌い」を判断して必要な情報だけを大脳新皮質の側頭葉に送り込んで、記憶として定着させる⇒扁桃核も歩くと活性化する⇒ドーパミンという活動的で楽しくなる化学物質を脳内に放出する。

足の筋肉からの信号で、脳の後ろ半分も活性化する⇒記憶力・発想力・想像力が10%増大~大脳前頭葉の活性化による13%と合わせると、散歩よって23%も脳の能力が上がる。

★顎の筋肉も感覚器を持っていて脳に信号を送って、脳を活性化する。
良く噛むと唾液が出るが、唾液の中にはコレストキニンという化学物質が含まれている。
今までは、腸の運動に関係すると考えられていた化学物質だが、これも体内を循環して記憶中枢の「海馬」を活性化している⇒じっくり、よく噛むは大切。

このあたりのメカニズム、古代西洋人は本能的に知っていたのか。。。
ソクラテスやプラトンなどのギリシャ哲学は、歩きながら問答~講義していたという⇒プラトンの弟子のアリストテレスの時代~回廊を歩きながら講義できることが選ばれた哲学者のステータスとなった。
by takeichi-3 | 2016-02-18 23:57 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)