自身が主演&監督した新作「我的特工爺爺」を前に、、、
サモハン・キンポー&七小福のメンバー「元華」「元庭」が語る武行。。。
《補足》
初期の香港映画の中、武術を演じる俳優は「龍虎武師」と呼ばれていたが、後に「武術演員」「武行」と呼ばれるようになった⇒武術訓練を受けた、アクションに携わる映画人。
私は、劇曲(京・昆劇)の出身。
龍虎武師を経て、アクション映画を撮影してきた。拳脚(拳打脚踢=武術)の中で、いつの間にか人生の大半を過ごしていた。
武術魂は、今でも存在している。カメラの前でもそれ以外でも、一つ一つの動作に習武者の気風が失われないよう~維持し続けてきた。
始まりは7人での舞台表演⇒七小福という名になった。
小さい頃、病気になったからって師匠には言えなかった。もし、病気だと言ったら、師匠から二倍の練習を命じられた⇒汗をかけば、すぐに良くなるから。。。
倒立~一時間が経つと、顔は赤く浮腫んで、目の玉が飛び出ているような感覚になった。
弟弟子が間違えると、先ず兄弟子を探し出して叩いた~体中に藤の鞭で打たれた無数の筋が。。。
厳しい師匠からは優秀な弟子が生まれる~だから、私が師兄弟に教える時には厳しく指導した。
そして、七小福が形成された。
私は14歳の時には武行を始めていた。
1日~2日撮影して戻ってくると、直ぐに数人の師兄弟たちに映画でのカンフーを教えた。
ユン・ピョウもジャッキー・チェンも金宝が連れてきた。
私たちを連れて撮影に参加させた。スタントをやったり、アクションをやったり。
五階から落ちる~八階から落ちる。。。
当時は、科学的な技術なんてなかった~全部、自分たちの体でこなしたんだ。
金宝は、後空翻(バク転)でテーブルの上に落ちて壊すアクションを要求した~振り向いて位置を確認するのはダメだという~結果、テーブルの半分が壊れる程度。そしたら~映りがよくない、粉々に壊さなければ~と、新しいテーブルを運ばせた。
今に至るまで、香港のアクション映画は一流。多くのアクション指導者や監督がいる。彼らは全世界に影響を与えている。
七小福は、私たちの信念になっている~「吃苦耐労=困苦を厭わない」
今では、疲れるから監督を務めたいとは思わないが、この「我的特工爺爺」には惹きつけられるものがあって~やってみた。
★アンディ・ラウの娘を演じている少女と主題歌を歌っていますが、、、かなり上手!
★共演しているアンディ・ラウによる主題歌。。。