北京で太極拳

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呉天明遺作。。。百鳥朝鳳

先日紹介した映画「変面=この櫂に手をそえて」を監督した「呉天明」
2014年3月に逝去。その遺作「百鳥朝鳳」が、5月6日より中国全土で公開されることになり、彼の庇護の下で育った張芸謀(呉天明が監督した古井戸に出演)やマーチン・スコセッシ、陳凱歌、徐克などが賛辞を寄せています。




★「百鳥朝鳳」は、嗩吶(チャルメラ=イランより中国に伝わった)の名曲。
無双村に古くから伝わっている民間楽器嗩吶。娯楽で演奏されるだけはなく、亡くなった人を送る儀式に演奏され重要な楽器~徳のある死者は「百鳥朝鳳」の演奏で送られ~それを演奏できる者は、ただ一人。

現在、その務めを担っているのは焦三爺。。。
そろそろ跡継ぎを育てなければならなくなり~二人の若者が候補に挙がるが~というストーリだそうです。

主役の焦三爺を演じる「陶澤如」は、南京芸術学院映像学院院長、江蘇省映画協会主席等の肩書をもつベテラン。




★古代伝説の中、鳳凰は鳥の王。
 旧時代では君主を指すこともあった。以来、徳が高い者のことを表す。

★古くから民間に伝わる「百鳥朝鳳」の故事。
その昔、鳳凰は誰の目を惹くことも無い小さな鳥だった。
羽色なども平凡で、輝きを放ってはいなかった。

その長所は勤勉。他の鳥たちのように、お腹がいっぱいになったら満足して遊ぶということはなかった。朝から夜遅くまで停まることなく働き、他の鳥が落としていった木の実をチェックしては、洞の中に蔵っていた。

ある年、森林は大旱魃に見舞われ~餌を見つけることができなくなった鳥たちは、飢えで目まいがして飛ぶことさえままならなくなった。この時、鳳凰は洞を開放して、長期に亘って蓄えた木の実を皆に分け与えた。

災害が去ると、鳥たちは、命を救ってくれた鳳凰に感謝。自身の体から一番綺麗な羽を抜き取って鮮やかな百鳥衣を作ってプレゼント⇒全員一致で鳥王とした。

その後、鳳凰の誕生日には、四方八方から鳥たちが飛来して祝辞を述べるようになった。
⇒「百鳥朝(向)鳳」


★嗩吶演奏の「百鳥朝鳳」


by takeichi-3 | 2016-05-05 23:57 | 中国映画音楽 | Comments(0)