北京で太極拳

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太極拳発展異聞。。。顧留馨

本来は、非常に把握し難かった太極拳法。。。
文化大革命期。「破四旧」と見做されて練拳禁止となった太極拳を、「人々の健康に役立つ運動」と~毛沢東への口添えを江青に頼んだと言われている顧留馨(父の影響で、幼い頃から詩文、武術に親しんでいたので文武双修~宮蔭軒、劉震南、陳微明、武滙川、徐致一、呉鉴泉、陳発科、林済群、孫禄堂等の高手に各種武術を学ぶ~楊式と陳式に造詣が深い)の楊式太極拳。



※顧留馨の太極拳論⇒ http://studentclub.tku.edu.tw/~chta/down5-4.htm


★弟子による当時の様子&太極拳論。。。

それに応えた江青は、毛沢東に進言。
1952年6月に行われた中華全国体育総会第二回代表大会で、「体育運動の発展、人民体質の増強」という毛沢東によるプロパガンダに「体操、球類、ジョギング、山登り、水泳、太極拳」という具体的な言葉~絶対権力者の提案は即座に実行に移され、全中国で太極拳推広運動が繰り広げられたたのだが、指導者が不足していた。

止む無く、高速培養~三カ月単位で指導者養成。
指導を受けた者は、即、地方に赴いて指導~地方では、三カ月~六カ月学んだ者が指導者に~というような感じ。太極拳をこなす人は日を追うごとに増えていったが、本来の太極拳規律などは薄まり、外形重視的なものになってしまった。

「山には形がある。水には形が無い。太極拳は水の如し」
「少林拳は有形の拳、太極拳は無形の拳。少林拳は有力な拳、太極拳は無力な拳」
というように、他の拳とは明確に区別が出来る。

太極拳は、三つの形態(段階)に分けられる⇒水体、固体(氷体)、気体。
初心者は、固体の状態から練習を始める。氷のように正しい(堅固)型・力を学ぶ⇒練習を積み重ねるうちに、氷は解けて液体に⇒この液体は、自由自在~氷に戻ることもできる⇒剛柔并済⇒剛柔同体。

更に練習を積み重ねると、液体は気体へと変化していく⇒「空」
この「空」は、無ではなく「万有」

推手練習が追及しているのは「空」
「氷」から始め⇒「液体=柔らかく流動」となり⇒「空=極松」へと演化していく。
by takeichi-3 | 2016-07-08 23:57 | 太極拳 | Comments(0)