近所の商店街で買い物して、三角クジを引いたら三等~豆菓子を二袋貰いました。
様々な果実、穀類が収穫される実りの秋。
その中、長寿果とも呼ばれている落花生。
その実の26%前後は、人体に吸収し易いタイプのタンパク質(小麦の二倍)。脂肪分は40~50%あるが、そのうちの80%が不飽和脂肪酸。
落花生の栄養価は穀類の中でも高く、卵、牛乳に匹敵。
★中医での落花生⇒性平、味甘、入脾、肺経⇒醒脾和胃、潤肺化痰、滋養調気、清咽止咳。
栄養不良、食少体弱、燥咳少痰、喀血、皮膚紫斑等に効果がある。
調理方法⇒新鮮な落花生を皮ごと茹でる~消化吸収を良くする。
落花生の薄皮の赤にはポリフェノールの一種「レスベラトロール」が含まれていて⇒抗酸化効果、生活習慣病予防、アンチエイジング効果、美容効果、悪玉コレステロールを攻撃してガンや生活習慣病を予防、紫斑病の改善、繊維蛋白の溶解を防ぐ、血小板生成促進、毛細血管伸縮効能を高める、血小板減少&出血性疾病の防治、血圧を下げる、コレステロールの調整などの作用がある。
古籍によると、落花生は補中益気、塩水で煮て食べると養肺効果が得られる。
★中国では、殻付きのままで調理されてます。。。
★大好物~法蓮草と落花生の冷菜。。。
《空気が乾燥し始め、上火し易い季節~秋、食べ物で身体を調整》
★飲料として最適なのは、白湯。
体内の水分不足によって血液が粘って~上火等により疾病になるのを防ぐ。
朝、昼、晩それぞれに、一回50ml以上の白湯を飲む⇒一日の摂取量は300mlを下回らないように⇒白湯は“百薬之王”~沸騰後に自然冷却させた状態が最適。
★又、粥、茶等の飲料や豆乳などでの水分補給。
★その他、乾燥期(秋)に適した食物。。。
空気が乾燥している秋~人々は煩躁不安に陥り易い。そんな時には、清心潤燥な食物を摂取すると秋燥を解消してくれる~例えば、大根、山芋、南瓜、白菜、カリフラワー、セロリ、法蓮草、キクラゲ、サツマイモ、モヤシ、豆乳、落花生、ゴマ、菊花、蜂蜜、梨、鴨肉等。
★特筆すべきは蓮根⇒開胃清熱、潤燥止渇、清心安神、益血益気効果があり、免疫力を増強。
鉄分豊富、ミネラルやビタミン、食物蛋白、繊維、デンプンが含まれていて、生食&加熱のいずれもOK。
★果物類⇒清涼入肺の効果がある。
★料理では、排骨(骨付き肉)を使ったスープ類⇒健脾開胃効果がある~栄養も豊富で、脾胃虚弱の滋補養生となる⇒寒涼体質の人には向かない。
★水分を奪う~ 唐辛子、山椒、生姜、葱などは控えめに。