北京で太極拳

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通臂拳(通背拳)。。。養生効果

通臂拳(通背拳)
武術大会動画などを見て、外家拳系だという印象を持っていましたが、、、
張策五行通臂拳~内家拳的で、技撃だけでなく養生効果もありそうな印象。



あ。。。
王世祥老師の手腕の印象~圓みとか重みとか、こんな感じでした。(#^_^#)


★通臂拳の養生効果。。。色々と捜索~羅列してみました。

戦国時に白猿公が創った~孫膑が創った等、その起源には諸説ある通臂拳。
白猿通臂、通臂猿猴、五行通臂、六合通臂、少林通臂、劈挂通臂、两翼通臂、二十四式通臂、洪洞通臂等、祁家通臂、合一通臂、洪洞通臂、猿仙通臂等、多くの流派がある。

五行通臂には、二つの流派がある。
京津冀に伝わっている張策五行通臂拳と修剣痴が東北に伝播した五行通背拳。
両拳の風格の違いはかなり大きく、張策五行通臂拳は強い技撃性だけではなく、健身的価値もある。

北京で祁門信門派の通臂拳を長く学んだ張策は、それ以前に学んでいた楊健侯太極拳と融合させ~通臂拳の技術を高めて、「臂聖」と呼ばれるようになった。

武当派内家拳法に属している五行通臂拳。
養生にも優れている。
内気血貫通、在外両臂と腰背相通、両臂間相互貫通、全身節節貫通。
猿が身体を機敏に動かして腕を伸ばすような動作は、陰陽五行理論に基づいている。
金、木、水、火、土の五行を五掌に当てはめ⇒摔、拍、穿、劈、鑽の基本手法がある。

通臂拳練習時に強調されているのは放松。
精神、関節、筋肉など全身各部の放松。放松することによって、素早い動作が可能になる。
又、力脊発となる。

放松は、筋肉だけでなく心理の緊張も解く。
緊張していない=精神バランスが整う⇒不眠、頭痛、高血圧を改善。
放松を実現させ、複雑な手腕の動きをコントロール⇒自己コントロール能力が高まる。

腕を鞭のように操る。。。
全身の関節、筋肉、筋膜などをストレッチ。強靭性が増す。

明末黄百家の内家拳法の中に「通臂、長拳也」という記述がある。
通臂拳は、身体を放長する運動。

広く伝わっている養生諺、「筋長一寸、寿延十年」
通臂拳の放長撃遠には、筋を伸ばす効果がある=保健養生作用。

中医によると、「骨正筋柔、気血自流」「痛則不通、通則不痛」
筋肉ストレッチにより人体内の気血の通りが良くなることで、頭痛、頸椎疾患、腰痛等の痛みを伴う症状を改善させる。

補腎、体内毒素排出作用。。。
肩を伸ばす、背や腿部の靭帯を伸ばす⇒督脉、膀胱経の気血の通りをよくする。
又、督脉と脳、腎臓の関係は緊密~通臂によるストレッチは、脳疲労、眩暈、健忘症、耳鳴り、難聴、腰や背骨の痺れや痛みを緩和する。その他、膀胱経は人体内の毒を排泄しているので、その経絡の通りが良い=風邪などの毒素が入り込んだ時の盾となる。

通臂拳で身体を打つ時には経絡が考慮されている。
肩の内側⇒心経、肺経。大腿の内側⇒腎経、脾経、肝経。太腿外側⇒胆経、胃経、膀胱経。

中医によると。。。
経絡を叩く~は、身体に有益な動作⇒経絡の通りが悪い時、刺激を与えることで改善。

通臂拳を行う時には、全身松柔、透空,力由脊発,力源在腰、在脊,以腰等~脊柱を中心として肩肘、股膝が節節貫穿している。

中心軸となり身体を支えている脊柱。
脊椎の状態は人体の健康に大きく関わっている。脊椎神経~上部は大脳に繋がっている。下部は全身器官と連接しているので、脊椎に問題が発生する=全身器官の効能にも問題が起きる。

★人体を家に例えるなら、脊椎は大黒柱。


★趙文卓の通背拳。。。


by takeichi-3 | 2017-05-19 23:58 | 武術各派 | Comments(0)