太極拳の基本となる八つの手法。
掤、捋、挤、按、采、挒、肘、靠=「太極八法」
八法は武術の根本。力無くして相手を打つことはできない。
太极拳には八種の劲力がある。
★掤(化解と発力)=手腕。
掤劲は八劲の基本(いつでも存在している)、上外へと向かう力。
相手からの胸攻撃をずらして、発力。
★捋
身体の外(後ろ)へと向かう横力。三分は下向き~七分は後向き。
★挤
手の甲を使って前を押していく力。要点は、両手の力の合。
両足はしっかりと地を掴む⇒下半身の力による外掤劲。
★按
腰の力(腰を後ろに張り出す力)を使う⇒上半身の外掤劲。
前に推す、上へと押し付ける。
虚領頂頸必須。含胸抜背~腰より発する。
★采
相手の腕や肘を掴んで、下後ろ方向へと沈ませる。
★挒
両肘の力(回転)によって、腕を左右上下へ動かして相手を躱す⇒相手のバランスを崩す。
★肘
曲げた肘て、相手を打つ。
相手と接近している時に使う。
★靠
相手の身体に接触~肩、胸、背など身体で打つ⇒寸劲。