今日の練習。。。
以前のブログ記事でいうなら~下記の体現の基礎となる身法理解。
荷叶滾球⇒蓮の葉の上を転がる露。
八卦掌の名家「郭古民」が言及していた例え。
荷叶(蓮葉)滾球の動きは、太極拳の内功の特長を体現。
蓮葉を人体の外形に例え⇒上下起伏、左右回旋と絶え間なく変化しながら動いている。
蓮葉の上の水珠(露)を内気、内劲に例え⇒身体の変化に伴って円転し運化。
水球は、圓潤、膨満、水晶のように透明⇒太極拳の内気、内功も又、充満、純浄、清明。
蓮葉の上の露の様子は、拙力がなく、まるで接触していないかのようで、滞らず、自在に滑らかに動いている⇒省力な運転方式⇒その動きは、自身を捨てて~蓮葉の拳勢の変化に随っている=随曲就伸⇒太極拳内気の体内での運転も、水球と同じように自然であるように。
荷叶滾球は、一種の方立体化した運動形態⇒四面八方~柔らかくても“張力(八面支撑)”で充満していて、一つとして“掤”が失われている箇所がない。
張力(八面支撑)⇒「背似無功確有功、不講背形不能通」
背中に功力は無いように感じるが、背中に身弓が無ければ劲力は発生しない。
≪身弓≫
命門を張り出す(提肛、収小腹、収臀の完成で出現)、気貼背(肩甲骨の真ん中が張り出される=抜背)、沈肩墜肘の条件が整う⇒背中での発劲により打つことが可能となる。
★追記。。。
含胸(空胸)と抜背(弓背)は手腕の根。
胸が空となることで、背が弓となって肩甲骨は放松~墜肘、腕に掤が生じ、掌心は虚になり、掌根が固となり、掌指は舒展となる⇒これらの動きを正しく導き出すには、頭懸、首竪は欠かせません。
★含胸抜背の完成度(外形ではなく運用精度)が上がると、含胸抜背、尾閭中正、湧泉の合作で気沈丹田が形成され~その劲は、命門~背へと運用されていく。