気温が20度を超え~木蓮が満開に。。。
12月の北京以来追及していた含胸抜背。
最近は、胸を押してくる相手の力を、その劲力を使って化解できるようになってきましたが~その後の、かつて李秉慈老師が体感させてくれた下へと引き込んでいく劲が生まれなくて~李老師の師匠、楊禹廷老師の動作を見直していました。
含胸抜背の劲はともかく。。。
中心軸への沈みの精度が半端なく~自分はまだまだ足りていないことを発見することができました。
上半身が整い下松沈した結果として生じる「松腰」
松腰~腰を軸として手足を動かすには欠かせない要求。
★太極拳。。。
最初に答えを学び、練習を積み重ねて方程式を見つけ出す作業のような気がします。
初心者~答えは「10」だと教わる⇒套路(身型)を覚える。
次に、5+5=10⇒経過動作等も覚え⇒「2+2...」「6×3-8」⇒身法等をより丁寧に。
「加」「減」「乗」「除」「関数」~徐々に複雑な数式を使いながら答えを導き出していく作業。
★以前に訳していた文章ですが、出自を書いていなかったので誰の言葉か分かりません~(^^;
≪ある伝統楊式老師が述べている簡化二十四式太極拳≫
簡化二十四式は、太極拳の発展に大きく貢献した。伝統太極拳を基礎として、繰り返しや難度動作を削り~型も少なく、短い時間でこなせるようにしたので、一般の人たちからも受け入れられる健身運動となった。
「簡化=低レベル」と思っている人もいるが、二十四の動作の中には伝統拳の精華が保留されている。簡化だからといって、労力を惜しまないように。武術本来の要領をきちんと守って練習しなければならない。
太極拳を始める=仕事を始めるのと同じ。
規律(格)を覚えることから始めなければ、いつまで経っても優秀な作業員にはなれない。より良い技術を身につける為には、日々、より厳格に要求(理論)を追求し続けることが大切⇒規定、伝統~本質に差はないはず。