週末の自粛二回目~外出は一度。先月より通い始めた近所の銭湯でストレス発散。30年以上、銭湯を利用したことはなかったのですが、サウナ、ジェットバス、薬湯、水風呂と設備が豊富になっていることを知って、週一、二のペースで通っています。利用者、少ないですし。。。
《銭湯効果》
湯温40~42度で保たれた銭湯に入った後は、いつまでも手足がポカポカ~体温が1度上がると免疫力は5~6倍UPすると言われています。これは、熱を与えることで増加するヒートショックプロテイン(疲労やストレスで、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質)のお陰。入浴により体温が38度に高まると免疫細胞の働きが強化され、疲労回復、老化防止、低体温症を改善。 代謝がアップ、ダイエットや美肌づくりにも最適です。
ジェットバスの気泡は破裂するときに超音波を発生させます。超音波にはマッサージ効果があるので、大量の気泡が肌にあたって破裂することで、高いマッサージ効果を得られます。また、ジェットバスが生み出す激しい気泡や水流は、フラッター効果と呼ばれる振動を生み出し血流を促します。認知症の予防・改善に役立つともいわれています。
温浴と水風呂を交互に行う入浴法⇒温冷交代浴。温浴は副交感神経、冷浴は交感神経をそれぞれ刺激するため、交互に行うことで自律神経の切り替えのバランスが整うと考えられています。 又、温冷刺激により、末梢血管が開き、筋肉痛を引き起こす疲労物質の乳酸などが体外に排泄されやすくなるので、疲労予防や疲労回復効果があります。
★外出できずに運動不足気味な時、室内で簡単にできる健康法といえば~甩手(シュワイショウ)でしょうか。
2017年、台湾に行った時~公園の朝活動以外、街を歩く人、商店の人等が腕を振っていて~生活に密着している感じがありました。
上の動画は、スクワットも加えていますが、腕の動作だけでも十分に効果が得られます。
甩手は香港生まれ。古代の「達磨易筋経」を基とした強身運動。
★要領
両脚は肩幅に開いて自然に立つ。目線は前方向。心静~とはいえ、テレビを見ながら、お喋りをしながらでも大丈夫です。
両腕は同時に前後同じ方向に甩。後ろ方向に向かう時には少し力を加え~前方向に向かう時には力は使わない⇒反動を利用。腕が前に向かう時には、重心は爪先寄りに。腕が後ろに向かう時には、重心は踵寄りに。脚部関節も腕の動きに自然に応じた弾力により微屈伸。
手部には人体各臓器に影響を与えるツボがあるので、甩手運動により各ツボが刺激されて、臓腑機能を調整する⇒手三陰経:手太陰肺経、手少陰心経、手厥陰心包経の気血循環を促す=経絡の通りをよくする⇒心肺の健康に有益。手は、軽く握ったり、開いたりをリズミカルに繰り返すと、血液を心臓に送り戻すポンプ効果が。
足裏にある湧泉&足部にある臓器投影区もマッサージ。湧泉ツボは足少陰経が始まる処~足部の重心移動に注意して行えば、臓腑機能を強化&免疫機能を高めるので、疾病の予防&回復が可能。
肩関節と腰腿関節の活動&手腕の振動⇒筋骨と関節を活性化させる。
★こちらは、「達磨易筋甩手功」