北京で太極拳

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嫦娥1号。。。


f0007580_23124010.jpgなんとな~く、中国の人工衛星のニュースを眺めていて、その名前に目が留まりました⇒“嫦娥”

中国語学習中、中秋節の風習を学ぶ時には、必ず登場する美女の名前です。

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“嫦娥⇒chang e”
その昔。天上に10個の太陽が昇ってきた年があり、その熱は大地を焼き、海を干上がらせ、人々から生活の糧を奪ってしまいました。

その時、ゲイという勇敢な若者が神の矢をもって、崑崙山に駆け上り、一気に9個の太陽を射落としました。最後に残った太陽は許しを請い、朝に昇り夕方には沈むと約束しました。

その後、彼は優しく美しい妻(嫦娥)を娶り、誰もが羨むほどに仲良く暮らしていました。

そんな或る日、崑崙山に友人を訪ねた時、王母娘娘に出会い、その人柄を見込まれて不老不死となり天に昇って仙人になれるという薬を貰います。

でも、家族や親しい人を残してまで仙人になろうとは思わなかった彼は、家に帰って妻にその薬を保管するように頼みます。

その頃、ゲイの人柄を慕って、数多くの者が押し寄せてきていました。その中に蓬蒙という悪賢い者がいて、薬を盗んで、自分が仙人になろうと考えました。

その年の八月十五日。ゲイは弟子たちを連れて狩に出ました。
一足先に戻った蓬蒙は、嫦娥に薬を渡すように迫りました。思い余った嫦娥は、その薬を一気に飲んでしまいます。すると、彼女の身体は軽くなり、一直線に空へと駆け昇っていきました。
でも、嫦娥の夫を思う気持ちは強く、地球から一番近い月へと留まることにしたのです。

狩から戻ったゲイに、侍女たちが泣きながらことの次第を話しました。
話しを聞き終わり、悲痛な気持ちで空を見上げると、そこには、いつもより輝きを増した月が出ていました。そして、その輝く様子に嫦娥が自分を見守っていると直感したのです。

そこで、召使たちを呼び、大急ぎで妻が日頃好んでいた食べ物を集めて来させ並べました。
近所の人たちもそれに倣い、徐々に習慣化していったのが“中秋節”です。
by takeichi-3 | 2007-10-16 23:49 | いろいろ | Comments(0)