体調は徐々に復活しています。
中国語学習のクラス、老師を始め、半数近くが風邪をひいています。
授業が終わる時間が退社時間と重なるせいもあって、バスは半端じゃなく混雑。
私を気遣って、中国人の友人が、こんなに沢山のバナナと冬棗を持ってお見舞いに来てくれました。
乾燥した棗はよく見かけるのですが、生棗は初めて。林檎を素朴にしたような優しい味。咳に効果があるそうです。
練習開始から二週間が経過した競技用推手套路。
ゴール間近になってきました。
このところ一緒に組んでいるのは、韓国伝統舞踊の踊り手だというH小姐。中国に来てから10ヶ月余り、こちらに来てから太極拳を始めたというのに、流石に良い動きをしています。
で、毎日の基本練習の中で行う、単掌、双掌の各動作と四正掌については、老師からより正しい形と意識の方法を要求されるようになりました。
攻撃と防御。
自分は今、どちらの側なのかを正しく把握した上で、攻撃側なら、相手に分かり易くする為に必ず軽い力を加えて動作を行う。防御側は、その力を感じ(听劲)ながら一早くその力の方向を察知利用、回転を加えながら相手の力を化して攻撃へと転じていく。
「意識と動作が一致すると、舒展(伸びやかに広がって、気持ちが良い)な感覚が生じてくるはず。」という老師の言葉通り、相手の力を利用して動けた時には、とても気持ちが良いのです。
といっても、その確率は1%程度。でも、でも、今までには体験したことがない感覚。
留学生班での推手学習。
来週辺りで終わってしまいそう(次の課題は、陳式剣)なので、何とか、舒展の確率を高めていきたいと思います。( -- )!