北京で太極拳

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安琥。。。長大(成長)


f0007580_23462862.gif太極拳班。今日から、形意拳が始まりました。
f0007580_2350429.gif伝統陳式剣と並行して(推手や呉式の練習も続いています)、新しい套路を覚えています。“大丈夫か、私の頭~!”な日々です。



f0007580_23332643.jpg今回、新しく購入したCDの一枚です。
この笑顔に惹かれました。

名前は“安琥”
香港や台湾のテレビで大活躍しているそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=fo6NwYDERPw

で、このアルバムの中に、“長大=成長”という曲があって、その曲を調べていた時に見つけた彼の記事が、中国中央テレビでも番組が作られるほどの内容だったので、、、


安琥は、大連の海辺の町で育ちました。
その頃の情景で思い浮かぶものといえば、西陽の海辺に長く伸びた彼と犬の影。
子供時代は痩せて弱かった彼は、近所や学校の子供たち、そして兄弟にも苛められていました。父親から受ける教育といえば殴られること。
その頃の彼を慰めてくれていたのは、母の愛と一匹の犬。

ところが、或る日、犬は父によって殺されてしまったのです。たかが食用の犬の死に大泣きをしている彼の気持ちを父親は理解することが出来ませんでした。この時から、彼は父親を憎むようになりました。

高校の時、学校の催しで劇に主演して好評を得た彼は18歳になると、演劇学校に入るために家を離れました。外の世界は楽しく、卒業後は、あちこちで歌を歌ったりしていましたが、やはり故郷へと戻っていきました。

安琥が家を離れていた数年の間に、父親は寡黙になり、それに従って酒量は増えていました。故郷へ戻った日。彼は父親と一緒になって一晩中、大量のお酒を飲み続けました。お酒を飲みながら、大人の男と男という対等の関係で、苦しいこと、辛いこと、父親への恨みを話し続ける彼に、父親は一言も発せずに飲み続けるばかり。でも、その目の中に涙が光るのを見つけた瞬間に、彼は悟ったのです、「父さん、歳をとったなぁ~」
この時から、父親に対する恨みが消え、ようやく本当の意味での成長を遂げることができたのです。

これがきっかけとなり、理想を追求するために北京へと向かう汽車に飛び乗りました。
明日、どんな生活が待っているのか分からなくても、財布の中に70元しか残っていなくても、向かう先が見知らぬ街であったとしても、彼の中には、愛が、そこに戻りさえすれば暖かく迎え入れてくれる場所があるということが分かっていたので、何一つ怖いものはありませんでした。

その後、北京から湖南へと移り、厦门に至って突破口を見出します。
現在では、30もの番組に出演するほどの超売れっ子になっているそうです。
by takeichi-3 | 2007-12-19 23:46 | 中国映画音楽 | Comments(0)