北京や上海といった大都市から、少林寺による“易筋経”普及活動が始まるそうです。
易筋経は、既に広く普及している気功です。
学習するにあたって重要なのは呼吸法の掌握。それを動作と一致させることによって、脆弱な体を強壮なものに作り変えることが可能です。最近のヨガブームもあって、“中国式ヨガ”と呼ばれることもあります。これを受けて、少林寺易筋経洗髄経研究所がその普及活動を開始することになったそうです。
少林寺に伝わる由来によると、「東方のものではなく、西方から伝わった妙義」と記されています。見方を変えると、最近流行しているヨガと源流を一にしているといえるのですが、動作と呼吸法の要求は異なります。本来は、達磨大師によってもたらされた大乗功法の一つ。禅、武術、医学が一体となった“経典”。
易⇒変化。筋⇒骨、筋、筋肉、経絡。経⇒運用方法。
古来から伝わる保健体操である易筋経は、経脉、筋絡の通りを良くすることにより人々の健康を増強維持する効果があります。これを規範化することにより、多くの人々が日常生活の中で取り入れやすくしていこうという計画です。
※DVDやテキストも完成しているとか、、、どんなものなのでしょう?(--)???
北京体育大学では、この動作よりも簡単な套路(12式)を習ったのでが、その時には動作を覚えるのがやっと。授業中に聞いた「脊髄を鍛えるが目的」という老師の言葉が、今での気になっています。次回には、シッカリ、理論も学んで帰ってきたいと思っています。
この映像は少林寺高僧による高級な動作。
なるほど、、、確かにヨガ的です。(((((^^;