北京で太極拳

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太極拳の発展性。。。


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今年九月末に、雑誌《中华武術》が北京で催した“中华武术大学堂第三期太極拳名家講堂”。この活動には、陳式、楊式、武式、呉式、孫式、和式の太極拳の六大流派の名家が集中全天講義を行った。その際に新浪からインタビューを受けた楊式第五代伝人崔仲三老師が語った“太極拳と武術の発展”


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新浪体育:
現在の中国では、太極拳は中老年人が公園で行う運動だと思っている人が数多くいます。
青少年たちは、武術よりも筋肉を鍛えることやテコンドーのような実戦に即したものを選ぶ傾向にあり、太極拳を選ぼうとする人はほんの一握りにすぎません。こういった現状をどのように考えていますか?

崔仲三:
青少年は太極拳に対し二つの間違った考え方をしていると思います。
一つは時間の間違い。彼らは自分自身が若いと思っています。
そのせいで、「太極拳は老人になってから始めればいい。」と思いがちです。
そして又、太極拳は老年者のものという発想もあります。これらの観念によって青少年の参加がなくなってしまうと、太極拳が広汎に普及発展する際の障害になります。

オリンピック開会式で2008名の学生たちが行った太極拳集体演技は、人々に深い感銘を与えました。これを見た人々は、きっと、「これが太極拳か。なんて綺麗なんだろう。」という気持ちを抱いた人が数多くいたようです。

今回の“名家講堂”には外省や国外からも多くの人が来てくれました。
参加者の殆んどが、太極拳は中国文化の伝承を担っていると認識できたことでしょう。
これをきっかけに、青年たちは太極拳への不正確だった見方を変えることが出来たのではないでしょうか。太極拳を練習することによって自分自身の身体能力を上げることができると同時に心理状態を穏やかに保つ効果があることを実感できたようです。

今までに何度も語ってきましたが、太極拳の根本は協調です。天と人との合一です。
動作の協調一致を追究⇒上下相随の追及⇒自身が心身ともに自然状態となることを目指す。
太極拳は滞ることなく生涯追求し続けることが可能な運動です。

現在、公園をはじめとした町のあちこちで見かける太極拳の練習方法が全てだと思っている人がいるかもしれませんが、決してそればかりではありません。国外のスポーツクラブの中には太極拳のクラスがあります。それは産業効果をも併せもっています。そのような場所で、青少年たちの関心を集めるような努力をすれば、間違いなく太極拳は発展し続けることが可能となるでしょう。

太極拳は有酸素運動です。その動きは柔和でユッタリ、連貫しています。
これは、人々の心理状態を穏やかにする作用があります。
現在社会を生き抜く人々は忙しいので、色々な場面でストレスを感じています。
誰も皆、運動によってストレス解消が可能だということを知っています。
その中でも、太極拳は心が平静な状態で行える身体鍛練という特異性により、広く人々に受け入れられていくことでしょう。

北京オリンピックの開会式で演じられた武術表演の予行練習風景だそうです。
人数の多さに眩暈がしそう~((((((((^^;

by takeichi-3 | 2008-11-29 23:45 | 太極拳 | Comments(0)