北京で太極拳

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2013年 01月 18日 ( 1 )

太極拳の圓弧運動。。。

動画の途中までですが、、、太極拳の圓弧運動についてを説明しています。



太極正功解の中に、「太極者也 無論内外 上下 左右 不離此圓也」とあります。
太極拳の特徴でもある圓弧を描きながらの運動路線は、実戦においての技撃秘訣の一つです。

世の中で最も基本的な運動形式は圓周運動。
宇宙から原子に至るまで~古代の人たちは、数千年前から、「天圓地方=天は丸く(天時~60年の輪)、地は方形(方位を表す「四面八方」)⇒中国古代科学の宇宙への認識⇒陰陽学の体現⇒中国伝統文化の核心・精髄~説明が長くなるので、後日に~」と認識していました。

圓=完全=満ち満ちている=バランスが取れている。
圓は、太極拳を分かりやすく説明しています。

太極拳理から太極拳の動作を体現~太極拳は圓運動による連貫性という風格をもっています。形のある圓と無形の圓~平圓と立圓。。。圓でないところは存在しません。

私たちは、どのように太極拳の圓を理解したらよいのでしょうか。。。

理論を拠り所として練習を積み重ねる太極拳。
その太極を最も直感的な形で表現しているのが太極図。太極図には圓が描かれています。

例えば~太極拳の動作の中~圓が出現します。
両手の間に、はっきりとした圓がありますね。
それから、立圓と、平圓、斜圓⇒それらによって、太極拳が要求する混元状態が形成されます。

太極拳は圓運動。圓は太極拳がもつ運動規律。
太極拳練習に際して~手法、歩法、身法は、圓運動を体現しなければなりません。

身体は、腰、背骨を中心として~上肢は、肩、肘、手首の関節を中心として~立圓、平圓、斜圓を描きます⇒様々な弧を象りながら連貫して動く。

様々な圓は、攻防ではどのように用いるのでしょうか?

立圓、平圓、斜圓って?
各種攻防の角度によって使い分けられます。相手が正面から攻めてきたら、弧線はこんな風に~後ろから攻めてきたら~左から来たら~右ならこう~相手の攻撃の角度によって変化させる必要があります。

太極拳の歩法は、両足が交互に体重を支えています。重心移動の過程では、立圓、平圓という弧形軌跡によって動いています。

和式(趙堡)太極拳の進歩~野馬分鬣の前方歩行の過程では弧を描きます。ダオジェンゴン(和式太極拳独特の漢字を使っているようです⇒ピンイン基準で、各派ごとに漢字を選んで各式名称をつけることが多々あります)で後ろに下がる時にも、弧線となります。

この弧線の攻防に際しての作用は⇒実演付き~相手の脚を制御して、更に力を加えてバランスを崩し~推す⇒三節を理解して相手を制御します。

太極拳での攻防の特徴は、自分のバランスを保持し続けて、相手のバランスを崩す⇒省力&借力。

太極拳は圓運動、あらゆるところに圓が出現します。
体全体、各関節~相手が打ってきたら、圓運動で処理します。処理=相手のバランスを崩す⇒借力によって相手を倒すのが目的。

圓弧動作は、松静、軽柔、沈穏、緩慢となることによって自然に行われるようになります。
自然なものとするには、軽松が必要です。活(自由自在)に動けるようになるためには、気勢も圓満でなければなりません。圓であってこそ活となれるのです⇒圓は活の基礎です⇒圓は活、方(四角、直線)は滞。

太極拳運動の規律を理解することによって、圓活連貫~行雲流水となります。

太極拳の動作は緩慢、柔軟~ということから、実戦的ではないと思う人もいますが、柔軟は目的ではなく手段。極柔軟となると、極堅剛となれるのです⇒これが、太極拳技撃の精髄です。

多くの人たちが太極拳を好きだという理由は、柔美に見えるから。
ですが、ある人は、これで人を倒せるのかと、、、綺麗なだけで使えない。では、太極拳の柔とは?


動画の続き~太極拳の≪柔≫については、2012年12月17日に紹介しています。
http://takeichi3.exblog.jp/18267570/
by takeichi-3 | 2013-01-18 23:55 | 太極拳秘境 | Comments(0)