北京で太極拳

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2017年 03月 10日 ( 1 )

老師の言葉、色々。。。

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「北京で太極拳」を始めて二年が過ぎた辺りから中国語が不自由でなくなり、
中国人老師たちとも何とか会話が出来るようになって、当時のブログを読み返すと~良い財産を沢山貰っていました。


★推手高手老師。。。
「よく、“我会~(私は出来ている)”と言う人がいるけど、それは偽モノ。太極拳を練習して五十年になる私でも放松の感覚はいまだに変化し続けている。きっと、これは永遠に完成することがないものなのだろう。それゆえに、永遠に楽しめるものだと思える」

★張広徳老師。。。
新易筋経第二勢、“摑星盼望”の理論及び動作を説明して下さった時。
「この星とは北斗七星のこと。北斗七星は北方の空に輝いているので旅人たちの導き星とも言われていた。その柄は四季を示している。冬至の頃には真下(北の方角)を指し真っ直ぐに。春分の頃は真横(東の方角)、夏至には真上(南の方角)、秋には真横(西の方角)を指すので、折々の季節が良く分かる。そして、習い事をする時には“北斗七星のような老師”を求めよ~という言葉もある」
「あ。。。北斗七星のような老師に随いていれば、生徒は迷子にはならないってことですね」
「そう」

★宗維潔老師。。。
「子供の頃からず~っと、老師に言われるまま何の知識も疑問も持たずに当り前のように練習を続けてきたのね。で、大学に入って太極拳理論を学ぶようになって、ようやく、自分が習ってきたことが文章上ではどう表現されているのかを知ったの」
「先ずは、練習をしろと~」
「そう。練習に時間をかけなければ上達はできないのね」

★そんな老師に、十三勢を学びたい~と告げたところ。。。
「套路の中に含まれていることばかりだから、きちんと各動作の用法を理解しさえすれば改めて学ぶこともないでしょう」

★留学生班担当だった黄康輝老師。。。
「正しい姿勢がとれるようになると、丹田が使えるようになる。丹田が使えるようになると自由自在に手足を動かせるようになる。ある人は、“どうしたら丹田が使えるようになるのか?”と秘訣を聞きたがるけれど、正しい練習の中から自然に出現してくるもの。秘訣なんて無い」

★冒頭の推手高手老師。。。
「このところようやく分かるようになってきたのですが、基本功の意味を正しく理解かつ実践していないと、太極拳の上達はありえませんね」
「そうです。基本功を通じて太極拳理論を体得(特に内功)していかなければ、どんなに練習を積んでも運動員(体操選手のような)としての動きにしかならない。そして、どんなに優秀な身体を備えた人であっても、老師のレベルが高くなければ真の太極拳を理解するには至りません。老師自身が理解出来ていないことを生徒には教えられないからです。太極拳の特徴って、何だか知っていますか?頭で考えなければならないところです。長拳なら身体を鍛えれば大丈夫。でも、太極拳の力の出し方は、内側に相手の力を引き込んできてどのように躱すかを考えます。相手に合わせて、自分自身の対応を変化させていくのです。そして、太極拳が上達すると人間関係においての衝突も躱せるようなります。なぜなら、上達すればするほど自分の足りないところへの自覚が増えてくるので、どんどん頭が低くなってくるからです。私は出来ているんだ!と威張っている人ほど未熟です」

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by takeichi-3 | 2017-03-10 23:53 | 太極拳 | Comments(0)