北京で太極拳

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2017年 06月 08日 ( 1 )

師匠の剣。。。制定拳、伝統拳

北京、今までは~「太極拳理論に則った指導が出来るように~」をリクエストしていたのですが、
今回は~「表演をメインにした42式剣を~」とリクエストしたら、筋肉稼働100%超え。

剣の用法&身法は言うに及ばず。。。
その他、独立時の膝~通常は胸位まで上がっているのですが、「もっと高く」という要求。
動いて見せてくれる老師の膝を確認すると~腋近くまで引き上がっている。。。
定式では、前後上下~あらゆる方向に勁力(掤)が働いて亮相(見得を切る~みたいな)に等々。


★42式剣とは風格(リズムや見せ方)が異なりますが、師匠の16式剣。。。





★以前のブログから。。。≪制定拳、伝統拳≫

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とある伝統拳老師の書籍の中で見つけた、二十四式太極拳の功績。。。
簡化二十四式太極拳。初めての制定拳~
伝統(民間)拳系からの批判の言葉も数多くありますが、、、

私自身も、以前は、、、
制定拳=表演、競技用套路⇒中身がない。
伝統拳=武術本来の味わい(攻防)がある。
というような概念を持っていたので、、、

「規定拳よりも実践的な伝統(民間)拳のほうが面白そう~」
というようなことを、北京の宗維潔老師に向かって発言したら、、、
「規定拳は伝統拳の中から生まれたもの。根は同じ~どこに違いがあるっていうの(-"-)!」
と、不機嫌な答えが返ってきました。

老師は、小学校の頃に興武武術社で形意拳を始め~
その後、北京で開催された武術大会で李秉慈(呉式)老師に才能を見出され、劉偉老師とともにスカウトされて太極拳も学ぶようなったのですが~李老師は楊禹延の高弟。なので、全中国大会で幾度かの優勝経験があるとはいえ、伝統的な実践武術訓練も受けて育っています。

そんな老師に長く習っていた結果、、、
ようやく、規定拳は体操にも武術にもなりうる~ということが理解できるようになってきました。

10月の中華武術主催の講習会で遭遇した北京武術隊コーチの呉彬老師も、
「四十二式が競技用套路として作られたとはいえ、武術なんだから攻防が表現されていなければ。。。」と、曾乃梁老師と語っていました。

で、主題となる~伝統楊式老師が述べている簡化二十四式太極拳。
簡化二十四式は、太極拳の発展に大きく貢献した。
伝統太極拳を基礎として、繰り返しや難度動作を削り~型も少なく、短い時間でこなせるようにしたので、一般の人たちからも受け入れられる健身運動となった。

「簡化=低レベル」と思っている人もいるが、、、
二十四の動作の中には伝統拳の精華が保留されている。簡化だからといって、労力を惜しまないように。武術本来の要領をきちんと守って練習しなければならない。

太極拳を始める=仕事を始めるのと同じ。
規律(格)を覚えることから始めなければ、いつまで経っても優秀な作業員にはなれない。
より良い技術を身につける為には、日々、より厳格に要求(理論)を追求し続けることが大切⇒規定、伝統~本質に差はないはず。
by takeichi-3 | 2017-06-08 23:56 | 太極拳 | Comments(0)