北京で太極拳

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2017年 08月 14日 ( 1 )

身法~含胸抜背。。。

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中国サイトでの太極拳熟語検索、沢山のデータが現れるので楽しいです~♪
今日は、王培生老師の≪含胸抜背≫と、その他の説明を比較していたのですが、
明解な≪身法の重要性≫説明があったので、それもついでに。。。


≪太極拳の身法≫
太極拳の身法は、一種独特な人体運動。
上肢と下肢を繋げ動かす為の要領と法則⇒身法以外に手法と歩法も身法の範疇といえる。

身法は、歴代太極拳家が実践経験と民間の智慧により練出した外形と内動を結合させた要旨。
太極拳伝承に際して、太極拳名家たちは身法を重視した訓練を行っていた。

郝少如(武式)⇒「太極拳芸は、身法の基礎の上に成り立っている」
身法は、内形を組織して内劲を生産するキーポイントなので、身、手、歩は、太極拳規律を満たしながら行うことによってのみ相互間の協調配合~内形支配(中)による外形出現(正)が可能となる。

太極拳練習、主要三段階。
・第一段階(初級):学習拳架(型)。
・第二段階(中級):学習身法。
・第三段階(高級):学習内劲。
高級に至るには、身法の精度を追及し続けた功夫があってこそ。いきなりのステップアップは無理。
※「劲」は、身法(下松沈)によって生じる実体のある力。筋肉放松なら~自在に行き交います。


≪含胸抜背≫
含胸抜背は太極拳熟語。一種の姿態を指している。
例えば、椅子に腰かけているとして~身体放松、両手は腿の上に⇒この時、胸部は内側に向かって凹となっている=含胸(内含)⇒同時に、背部は自然に外に張り出されて凸となり円弧を形成=抜背。

力まずに、自然に~頭頂と尾閭が上下で一直線上となるように。
含胸抜背の背部の外向き円形(弓)が手腕の外部と結合されて(外撑圏)~太極拳の撑劲を形成。

★含胸。。。
含胸は胸を凹形に力で押し込めるのではなく、胸部(鎖骨・肋骨)がユッタリ自然に含まれながら開いていく感じ⇒両肩先は微かに向き合い~肋骨は緩んで下がる⇒横隔膜による腹式呼吸を誘導⇒横隔膜の伸縮により腹腔の圧力が変化⇒肝臓への輸血を促進~その機能を高める。

初心者には不慣れな含胸~胸を張らないを心がけながら、時間をかけて、座った時の胸の感覚を動作の中で再現~時の経過と共に完成度が高くなってくる⇒含胸≠猫背。

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★抜背。。。
大椎周辺(掌サイズ位の面積)を衣服に貼りつけるような印象で後ろに⇒頭は、虚領頂頸を維持~俯いたり、仰向いたり、左右に歪んでいたりしない⇒背部に円弧(弓)が出現=抜背。

正しい抜背は、脊椎を正しく整え~背中筋肉の緊張(力み)を取り去る。
支柱(背骨)が整い~放松によって血流が良くなる⇒多くの健康効果が得られます。

※脊椎と各器官の繋がり。
by takeichi-3 | 2017-08-14 23:50 | 太極拳理論 | Comments(0)