北京で太極拳

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カテゴリ:気功:五禽戯・八段錦他( 173 )

太極拳の健康効果。。。

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太極拳。。。
健康、武術、競技~参加者によって目的は様々ですが、
足腰を鍛える~だけではない太極拳の健康効果など。。。

柔軟(放松)状態での運動は、骨質、関節、人体の老化を防止~生命力を培うことが出来る。
高齢になると、骨が脆弱になったり(骨粗鬆症)、関節の可動域が狭くなったり、筋肉や靭帯の弾力性が衰えることで血管も脆くなる(栄養が行き届かない)などの問題が発生する。
健康、強壮、不衰であるには、筋肉、骨、皮等に柔軟性があるかどうかが重要。

筋肉が硬くなって伸縮性が失われると、疲労物質が蓄積されやすくなる⇒血液によって運ばれ排泄される疲労物質~筋肉が萎縮(硬)してくると通り道が狭くなり、慢性的な筋肉疲労(肩凝りや腰痛)の原因となる。

筋肉の衰えによって姿勢が悪くなると、内臓が圧迫され、呼吸が浅くなったりで機能が低下⇒免疫力の低下にもつながる。

太極拳の動作~指、腕、型、腰、股関節等を活動させることで、筋肉や骨をストレッチしている。
捻じり(回転)や屈伸、腹式呼吸を繰り返しながら行っている套路は、内臓器官にも同様の効果を与える。

骨粗鬆症も、筋力の衰えによる運動力の低下と共に加速⇒骨に付加(刺激)を与える運動が必要。


★骨粗鬆症改善体操。。。


by takeichi-3 | 2017-08-16 23:58 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

乾隆帝健康法。。。十常四勿

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清の乾隆帝(1711年~1799年)
1735年24歳の時に皇帝となり~在位期間も寿命も一番長かった皇帝。

皇帝自身、健康養生にも非常に気を使っていて、、、
その秘訣を十六字でまとめています。
「十常四勿、适時進補、吐納肺腑、活動筋骨」

★十常:常に行っていた、最も主要となる養生的規則。
・歯をかみ合わせてカチカチ音をさせる⇒歯が丈夫なら咀嚼に問題ない=消化吸収に有益。
・唾液を飲む(舌先を回して歯茎をマッサージ~唾液が湧く)⇒ ≪唾液効果≫
・耳を引っ張ったり弾いたり。
・両手の指で左右の鼻梁をマッサージ。
・眼球を回転させる。顔を擦る。
・髪を梳かす。
・湧泉マッサージ。
・腹を回す。
・両腕・両脚のストレッチ。
・肛門を引き上げる。

※以上には按摩効果がある。。。
健康と防病治病の保健療法。神経調節。大脳皮質の興奮などを制御。血液循環を促進。消化吸収と新陳代謝を改善。筋肉が柔軟になると、経絡の通りがよくなり防病抗病能力が増す。





★四勿:
・食事中には喋らない。
・睡眠時、精神を休める~早く眠れるようにするため、会話はしない。
・酒は適量。
・色に迷わない。

★适時進補:時に応じて。。。
乾隆帝は、中医師たちに、季節の変化や自身の年齢を考慮した薬や食事を研究させた。

★吐納肺腑:
朝、だらだらと眠りをむさぼらず、早くに起きて新鮮な空気を深呼吸して体に送り込む。

★活動筋骨:
積極的に運動をして身体を鍛える。抵抗力が高まる。
by takeichi-3 | 2017-08-10 23:54 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

湿邪に侵される。。。((((((/-_-)/

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今年、気温が上がっても、体調不良を感じることなく過ごしてきましたが、、、
昨日の午後から食欲が落ち~口にする物全てが不味くて箸が進まなくなっていて。


今朝、起きたら、無性にダルく~あ・湿邪に侵されている!!!
台風による、気圧&高湿度により自立神経の働きが乱れて血流が悪化~細胞に溜まった余分な水分が排出されなくなったようです。

湿邪は外から入ってくる「外湿」と体内から生じる「内湿」に分かれ、いずれも身体にさまざまな不調を引き起こす原因。その特徴は、重くて粘り気があり停滞しやすいこと。身体のだるさや鈍い痛み、水分の停滞によるむくみ、胃の不調といった症状が出現。

体内の余分な水分を排出するには、、、
運動で汗をかく、利尿作用のある飲料(はと麦茶等)や食物(胡瓜、西瓜、トマト、豆類、トウモロコシ、牛蒡、生姜、柚子、紫蘇、葱、唐辛子、ニンニク)を摂取。

★夏季の湿邪~ツボを叩いて改善⇒左右を各1分程度。
・極泉穴(心経)⇒腋窩の中央。
・尺沢穴(肺経)⇒肘の真ん中。
・内関穴(心包経)⇒手首の皴から指三本下。
・委中穴(膀胱経)⇒膝裏の真ん中。
・陰陵泉穴(脾経)⇒膝内側の骨の下の窪み。
・足三里穴(胃経)⇒膝の外側お皿の下。
・承山穴(膀胱経)⇒脹脛の真ん中。

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by takeichi-3 | 2017-08-08 23:59 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

気功ウォーミングアップ。。。乾隆養生術

f0007580_01936.gif懐かしい。。。
北京体育大学留学生気功班で学び始めた時の担任だった胡暁飛老師。
北京朝陽区で行われた気功普及講習~老師オリジナルの≪乾隆養生術≫


★授業の初めに、ウォーミングアップ代わり行っていた気功です。




またの名は《熱身練習十八式》
胡暁老師が、乾隆帝(歴代皇帝の中で最も長生きだった)の“十常四勿”を研究~《老子按摩法》《養生十六宜》《八段錦》《六字訣》《易筋経》《導引養生功》等~古代、現代の養生術を基礎として、中医理論、現代医学と運動生理学原理と自身の十数年に及ぶ養生体育教学の経験を基礎にして創り出した気功。
by takeichi-3 | 2017-08-07 23:58 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

生姜と脾胃~夏の養生。。。

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今季、既に三回目となる刻み生姜作り。

北京中医薬大学・曲黎敏授の夏季養生動画を見ていたら~
「夏の生姜は~昇発陽気」だそうで。。。

夏の朝に生姜を食べるのは保健養生的効果に適している。
生姜は陽明経の陽気を宣発させる。早朝は気血が陽明胃経に注がれる時、この時に生姜を食べると胃気を活発にさせ~消化促進⇒生姜は「性辛温」なので、血液循環速度が速まり、脳への血の巡りがよくなり~頭を活発にさせる。


夏。高い気温&多くの汗をかくので~冷たい飲み物で解暑去熱してしまいがちですが、冷飲料を摂りすぎると陽虚(冷え)を嫌う脾を痛め~胃にも影響が出る(脾胃空虚)⇒寒涼敗胃、陽気不能内收。

夏の養生は、消耗した血肉にエネルギーを送る「脾」(胃腸)の養生が大切⇒脾は、後天精の本。
貝原益軒によると、「夏は、陰気が腹中に隠れているので消化が遅い。ので、食べ過ぎ飲み過ぎは避けるように。暖かい物を食べ胃腸を温め、冷水は飲まないように。虚弱な人は、下痢に注意~四季のうち、夏は最も養生すべき季節」

生姜の入った常温の飲料なら、胃の陽気を保護(陽気内守)出来る。、
夏に生姜を摂取する長所⇒開胃健脾。

≪生姜~注意事項≫
夜の生姜は控えめに⇒夜は陽が陰へと移行していく時。人は安静に~休息の準備を始めなけらばならない。夜に生姜を摂ると、陽気を高ぶらせてしまうので安眠の妨げになる。

秋の生姜は控えめに⇒乾燥期に入って肺が傷つきやすい時期に辛辣な生姜は、身体から水分を奪うので、乾燥が強まり肺を痛める。

一度に多くを摂らないように⇒辛味が、腎蔵の働き=排泄~の過程で腎臓を刺激⇒口が渇いて喉が痛んだり、便秘等の上火症状の原因になる。

高血圧の人は、摂り過ぎに注意。


★中華圏では、酢漬け生姜が主流のようです。




★脾の生理。。。
・ 運化を主る
「脾」は飲食物を消化吸収して全身に運搬しているということを意味しています。
「脾」の機能が正常であれば、「気」「血」「津液」を生成して、体の隅々まで栄養を行き渡らせることが出来るのです。逆にその失調は軟便や食欲不振、倦怠感などの症状を引き起こすことになります。

・血を統す
「脾」は「血」の流出を防ぐ、ということを意味しています。
「脾」が「血」を統血するというメカニズムは「気」の「固摂」機能に関係します。「固摂」とは漏れを防ぐ力であり、その作用を持つ「気」を作り出す主要な器官である「脾」が「血」の統率に重要な役割を担うことになるのです。「脾不統血」という言葉があり、これは脾の力が衰えたことにより引き起こされる出血症状を指します。

・昇提を主る
臓器や器官の位置を維持する働きを持つことを示しています。
いわゆる上に上げる力がないと重力に逆らえず、各臓器は下方に落ちてしまいます。そうならないためには「昇提」の力が必要であり、足りない場合には内臓下垂などの症状を引き起こしてしまいます。

・口に開竅する
「脾」は口や唇と関係が深く、またその異常が表れる場所とされます。
よって「脾」のバランスが崩れると、口に粘り気が出たり、周辺に炎症を起こすこととなります。

脾胃は気血が生まれる源「後天の本」とされます。
先天的な要素である「先天の本」を有する腎と対比され、生命活動の維持に欠かせない重要な器官です。胃腸が悪かったり食生活が不規則だと体調が悪化することは自明の理。このことを中医学も理論的に示しているのです。
by takeichi-3 | 2017-08-01 23:55 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

暑い日には、心肺機能調整。。。

f0007580_23332653.jpg夏の養生は「心」
心肺機能&内臓機能の調整効果があるというツボ≪挟脊=第一胸椎から第五腰椎の両側≫

★八段錦の「左右开弓似射雕」の動作が心肺機能調整適しています⇒上体の動きだけでも効果が有るので座ったままでもOK。肩凝り予防にも。



★いつでも簡単~心臓保養効果のあるツボマッサージ。。。




★夏、食欲を出させる効果のある、胡瓜を使った超簡単料理。
⇒性涼、苦、無毒、入脾、胃、大腸。除熱、利水利尿、清熱解毒等




★ゴーヤと卵。干しエビが入っています。
苦瓜⇒清熱消暑、養血益気、補腎健脾、滋肝明目、中暑発熱、汗疹、結膜炎等  
干蝦⇒心臓活動調節、心血管系統保護、血中コレステロール減少、動脈硬化、高血圧等。




★茄子の冷菜。。。
⇒性凉、入脾・胃・大腸経。清熱解暑、保護心血管、高血圧、冠心病、動脈硬化等。




★冬瓜。。。
⇒性寒、消熱、利水、消腫、動脈硬化、冠心病、高血圧、腎炎、清熱解暑等。


by takeichi-3 | 2017-07-13 23:59 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

梅雨期~身体の除湿。。。

湿度が高く、会う人、会う人~「蒸し暑くて、身体がダルい~」が挨拶の言葉となっていました。
高温多湿期、冷たい物を食べたり、飲料の摂取が多くなったり~が原因で脾胃が負担過多となり易い時期。脾胃の保養が大切になります。

★中国語表示があるので分かり易いかと。。。脾胃を健やかにする野菜。



中国養生サイト。。。
身体の除湿に欠かせない食品のナンバーワンになっているのはヨクイニン(ハトムギ)。
その主な効能は、身体機能の代謝を促進させること~水分代謝が活発になり、尿の出が良くなり、むくみが解消⇒体内の老廃物を排出~解毒効果も。。。


★脾胃保養効果のある動作ナンバーワンは、八段錦の第三式≪調理脾胃須単挙≫
簡単な動作ですので、これからの季節~毎日お試しください。



動作自体は簡単ですが、劲道を正しくするのは大変です。
片方の手を上に挙げる⇒撑天(陰)、下の手は陽手⇒地を按(推す)⇒左右を繰り返すことで陰陽交換している。撑天按手=天を支え、地を推す。どちらの手も力は掌根に⇒指に力は入らない。

脾胃の説明:「気の生産工場」ともいえる臓腑で、飲食物から吸収した栄養分を気に変えて、体中に巡らせている。脾胃の機能が低下すると気を十分に生産できず、また余分な水が体内に停滞してしまう⇒中焦(両股骨軸)

脾胃の病を治すには、両体側(胸の脇)を引き延ばす。
両体側⇒肝胆系経⇒肝胆と脾胃の関係は、五行相生相克では≪木克土=肝肝が悪いと脾胃にも悪影響を及ぼす≫

悩みがあったり、腹を立てたりすると胃潰瘍や胃炎を引き起こし欠血となる⇒胃血不足となる⇒滞りが生じる。

脾胃を開きたい(直したい)時、中医では直接的に脾胃を治療せずに、先ず肝の気を通す⇒肝に病がある時は両腋に滞りが生じている⇒調理脾胃須単挙で大切なのは両体側(胸の脇)から腋を伸ばすこと。⇒“木克土”肝臓は脾胃に病を招く。

精神的なストレスが肝気を弱める⇒肝気に欝滞があると胃に影響⇒「気滞=ガスが溜ったり膨満感が生じる=胃気の下降⇒調理脾胃須単挙に上昇と下降の動作が取り込まれているのは、これを解消するため⇒最後定式では左右の掌根に力を入れ停止がある(連環の中の定)。

動作に慣れてくると、中焦の意識が強くなってくる。

脾胃の病は抜け毛にも影響している。
頭頂には肝経が通っている。前方は胃経。悩み事があると前面の頭髪が薄くなる原因になる⇒思則気結=過度な思慮は気の鬱結を生む⇒思は脾が貯蔵する精気の運動変化で生まれるものなので過度な思慮は脾を損傷するというのが漢方の考え。

脾の衰えに原因があるという現代病ニューロン病(筋肉の病)などに言及していますが、、、省略。
脾の重要性などを改めて。。。

脾は生血・統血を主る:
生血を司るとは、脾が血を生じる機能を持っていることを指します。
統血とは脾が血液をコントロールし、経脉(血管)の中に流れ、漏れないようにする機能を持っていることを指します。

脾は昇清を主る:
昇は上昇、配布の意味で、清は精微物質のことです。
脾は水穀精微などの栄養物質を吸収し気血に変え~肺に送り~心肺の働きにより全身に送り出す。
この運化機能の特徴は上昇であるため、「脾気主昇」といいます。
また上昇したのは精微物質なので⇒脾は昇清を司る。 

脾と肢体官竅の関係:
脾は筋肉、四肢を主る:脾の水穀精微を運化する機能による。
唇は脾の華である:唇は脾の余り。唇の筋肉は脾に主られます。
脾は口に開竅する:口には唇、舌、歯、顎が含まれ、消化道の最上端です。
脾は口に開竅するというのは、飲食・味覚などは脾の運化する機能に関係があり、脾気は健康であれば、食欲があり味覚は正常。

脾と五志五液の関係:
思は脾の志:思とは思慮、思考の意味で、人間の精神意識活動の一種です。思は脾の志であるが、心主神明とも関係があります。なので、「思は脾から発し、心に成る」といわれます

涎は脾の液:
涎とは唾液の中のうすいもので、口腔を保護、清潔にする機能があります。また食事の時たくさん分泌して、食べ物を消化しやすいように溶解する機能もあります。正常なら、口一杯になっても溢れることはないです。
by takeichi-3 | 2017-06-26 23:56 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

八段錦要領ダイジェスト。。。

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動画を真似て~気功も可能ですが、、、
下記の説明と、昨日の五臓経絡情報を知った上で行えば効果倍増。





★八段錦=身体を健康に保つ基礎として練られた八つの貴重な動き。
腰脊椎(中心軸)を伸ばす、捩る、ことで身体の強壮を図る。

※準備勢
上体は中正を保つ。頭は上に、顎を引き、舌先は上顎に、唇は軽く閉じ、沈肩墜肘、脇の下に空間、胸は寛展、腹は松沈、収跨(kua)敛臀。呼吸は緩やかに、気沈丹田。抱球⇒親指は上、その他四指は斜め下に向く。左右の足は平行に、キチンと座る。

精神を落ち着かせて集中できるようになるので、身体全体も落ち着き気功を行う態勢が整う。

①両手托天理三焦
両手を上に上げた時、シッカリと体を引き伸ばしきる(伸ばしたきった時は、掌根に力が入る。
同時に、手の甲を見る⇒三焦を伸展させる効果が増す)⇒僅かだが、一瞬の緊張(停止)がある。
手を下す時、松腰沈跨(kua)、沈肩墜肘、松腕舒指。上体中正。見上げる時、下顎を意識して使う。

三焦(みぞおちより上の胸部にある上焦=呼吸、その下に続く臍辺りまでにある中焦=消化、臍から下の下腹部にある下焦=排泄からなる)の通りを良くして、気血の調和を図る。関節周辺の筋肉、靭帯を収縮させることによって頸部や肩の疾患を防ぐ効果がある。

②左右開弓似射雕
間歩(弓を射るような形になっている)の時、肩は平ら。後ろの手指は力を入れて曲げる。
前の手指は八(中国式指折り数字)、沈肩墜肘。間歩の高さは、体力に応じて調整。両足は平行にして爪先が開かないように。

肩と胸を開くことで督脈と俞穴を刺激。肺機能を高める。
手指に力が入ることで手三陽三陰経を刺激する。下に沈むことで、足腰を強く同時にバランス能力も高める。肩肘関節を活性化する。

③調理脾胃須単挙
掌の下(掌根)に力を入れる⇒上下に押す(ひじ関節が伸び切ってはいけない)ことにより腰、背骨を引き伸ばす⇒手指の方向に気をつける。引き伸ばしたあと、緩ませる。

緊張(推す)と緩和(緩める)を繰り返すしことで腹腔部のマッサージができるので、脾臓、胃のバランスを整え内臓経絡の通りをよくすると同時に脊椎の鍛錬ともなる。

④五劳七傷往后瞧
頭は上に吊り上げて、沈肩。腕は、肩(肩甲骨)を後ろに引くようにして動かす。
頭(首)の回転角度はできるだけ大きく、後ろを見る⇒体は回さない。速度は均一に。

五労⇒心、肝、脾、肺、腎の疲れ。
七傷⇒喜、怒、悲、憂、恐、驚、思といった感情によって引き起こされる害。
頭を回転させ、大椎穴を刺激することで“五労七傷”を防ぐ。
首及び肩関節周辺の筋肉を収縮運動させるので、頸部・脳部への血の廻りがよくなり中枢神経の疲労を緩和する。

⑤揺頭擺尾去心火
間歩⇒お尻が出たり腰が反ったりしないように⇒立身中正。
上体を回す時、頸部(強張らせない、俯き過ぎない)と尾闾(円を意識して動かす)が互いに引っ張り合うように伸ばしたままとう感覚を維持する。呼吸に合わせた速度でゆっくりと、大きく円滑な動作を行う。体力に応じた高さを。

精神の不安定を鎮める。
尾闾を回すことで脊椎、督脈を刺激。頭を揺らすことで大椎穴を刺激⇒熱排泄作用が生まれる。

⑥両手攀足固腎腰
背中マサージ時には力を用いる。頭は下げない。
手が足後ろに至った時には松腰沈肩、両膝は真っ直ぐに。起き上がる時、上体を少し前に向かわせるようしてから手が主導して上体を立てる。

前屈により脊髄が伸びるので、筋肉を鍛えながら、督脈、命門、陰関、委中などが刺激される⇒泌尿器系、腎、腰を良くする。

⑦賛拳怒目増気力
間歩の高さは自身の脚力に応じて。。。
拳を前に突き出す時には目に力(怒)をこめて見る。同時に足指で地面を掴む。腰の捩じりに押し出されるように突き出す。五指を伸ばしから腕を捩じり、再び五指に力をこめて掴むように握る。

睨むことによって肝臓経を刺激する⇒肝機能が上がるので、強健筋骨をよくする。
足指で地を掴む、両手の拳、腕の捩じり、手指に力を込める~といった動作が手足の陰陽三経脈を刺激する。全身の筋肉を使っているので気力も増加する。

⑧背後七顛百病消
上がる時、足指でしっかり地面を掴んで踵を上げる。両腿は合わせ、百会穴は上に.
上がりきった時に少し停止があある。踵を落とす時、歯をかみ合わせ軽い震脚。急がず、全身放松。

足指で地面を掴むことで足の陰陽三経を刺激⇒内臓のバランスを整える。
震動が背骨と督脈を刺激、全身経絡の通りを良くして陰陽バランスを整える。
ふくらはぎの筋肉を増加させる。足裏の筋肉・靱帯を伸ばすことでバランス能力が上がる。
上げる時の緊張と下げる時の放松により、筋肉の疲労を緩和する。

※収勢
自然呼吸、全身放松。
最後、男性は左手、女性は右手を下にして掌の労宮を合わせるように下丹田に置く。
by takeichi-3 | 2017-06-16 23:53 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

五臓六腑。。。

f0007580_2347658.gif今日、ワード内の文章を整理していたら、、、
コピーしたのか、自分で中国資料を翻訳したのか~記憶にない文章が。
これは、きちんと把握し直した方がよい内容だと思えたので、、、

五臓六腑とは、、、
伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられた言葉。
五臓とは、肝・心・脾・肺・腎を指す。心包を加え六臓とすることもある。
六腑とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦を指す。
関係臓器がない三焦を外し五腑とすることもある⇒現代医学における解剖学の知見とは異なる概念。
陰陽五行説による解釈では、五臓も六腑も共に五行に配当され、各々の役割等について説明される。

「肝」
魂を臓する。
五行は木、陰中の陽(少陰)に属する。
三焦では下焦に属する。
判断力や計画性などの精神活動を支配。「罷極の本」「将軍の官」
蔵血を司る。筋肉を司る。爪を司る。目に開竅している。疏泄(気血をスムーズに流す作用)を司る。液は涙。志は怒。外邪を防ぐ。
★経は足の厥陰肝経。

「心」
神を臓する。
五行は火、陽中の陽。
三焦では上焦に属する。
五臓六腑を統括し、知覚・記憶・思考・意識・判断などの精神活動の支配、五臓六腑の調和を保ったりしている。「生の本」「君主の官」「五臓六腑の大主」
血脈を司る。脈を介して血を全身にくまなく運行させる。身体諸器官の活動を支える。
面舌に開竅している。ここが悪くなると心の機能が低下する。液は汗。志は喜。
★経は手の少陰心経。

「脾」
営を臓する。
五行は土、陰中の至陰に属する。
三焦では中焦に属する。
運化(水穀を消化し、後天の精や津液、血・営衛などを吸収して全身に送る作用)を主る。
消化・吸収を行う。昇清(運化で吸収したものを上の肺に送る作用)を主る。統血(営気を脈中へ送り、血が脈外に漏れるずに順調にめぐるようにする作用)を主る。「後天の本」「創稟の官」。
肌肉を司る。口に開竅している。ここが悪くなると脾の機能が低下する。津液の生成を主る。液は涎。意・知を舎す。
★経は足の太陰脾経。

「肺」
気を主る。呼吸を主る。
五行は金、陽中の陰(少陽)に属する。
三焦では上焦に属する。
宗気を生成し、昇降、出入りを調節する。
宣発(昇発と発散のことで、呼吸により濁気を吐き出したり、津液と気を全身に散布したり腠理を調節する作用)を主る。粛降(粛浄と下降のことで、呼吸により清気を吸い込んだり、津液を腎・膀胱に下輸したり、気道を清潔にしたりする作用)を主る。通調水道(水の上源(脾の働きによって胃から上部に運ばれた津液を全身に散布する作用))を主る。「気の本」「相傅の官」と呼ばれる。
皮毛を司る。汗腺を調節する。鼻に開竅している。ここが悪くなると肺の機能が低下する。
華は毛、液は涕、魄を舎す。
★経は手の太陰肺経。

「腎」
精を蔵する。
五行は水、陰中の陰(老陰、太陰)に属する。
三焦では下焦に属する。
成長・発育・生殖・老化などを主る。水を主る。水分代謝を支配する。「作強の官」。
骨を主る。納気を主る。吸気を行っている。華は髪。志を舎す。耳・二陰に開竅している。
液は唾。志は恐。腰・膝は胃の府。
★経は足の少陰腎経。

「心包」
心の外衛で心を保護する。心に代わって心の働きをする。
「臣使の官」。
五行は火(臣火、相火)
★経は手の厥陰心包経。
by takeichi-3 | 2017-06-15 23:54 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

北京で太極拳。。。隣の易筋経

f0007580_23152660.jpg今日は、、、
北京体育大学気功班/楊慧老師の易筋経講習を横目で見ながら太極拳。気功普及活動の一環~定年退職者をメインにした無料講習会。100人前後が参加しています。

気功の由来、基本概念の説明。各式毎に参加者の体感(体の、どの部分が引き伸ばされたか)等を質問~そこを通る経絡は~を確認した上で、導引養生効果を詳しく説明しながら進めていくという指導法。参考になりました。。。m( _ _ )m


★易筋経の概要
筋肉を改変(易)する事で、血流(経絡)も改変が出来る⇒易筋経(経=方法という説もある)。
身体の調子を整える&強化を目的としている易筋経を行う上で大切なことは、≪抜骨≫

≪抜骨≫
関節を一つ一つ引き伸ばす⇒特に脊椎⇒虚領頂頚、立身中正(命門が開くので~腎に関わる⇒膀胱にも)⇒脊髄の一つ一つを上下に引き伸ばした状態で、ありとあらゆる方向に捻じりを加えると筋肉に弾力性と柔靭性がつく⇒関節の間隔が伸びる=筋肉も自然に伸びる⇒筋肉が放松(柔らかい=筋肉の鍛錬は肝臓にも良い影響を与える)していると、筋肉の内側を通っている気血の通りがスムーズになる=経絡の通りが良い(心臓に関わる⇒小腸にも影響)⇒滞りがなくなるので健康になる。
※脊髄⇒内側に神経系統が通るトンネルでもある。

この捻じりと腹式呼吸は内臓にも良い刺激を与えます⇒6腑のマッサージ⇒5臓を養う。

この運動を続けていると、脊椎のズレなどが取れて正常な形(位置)を保てるようになるので、身体の歪みが矯正されて健康になる。

呼吸~吸う時は提肛。吐く時は放肛⇒督脈を活性化。


★今日が最終日となった北京で太極拳。
当初、三日間の練習では物足りないような気がしていましたが、集中が途切れることなく~体力的にも限界を超えるか超えないかという状態で修了~なかなか快適です。
by takeichi-3 | 2017-06-04 23:46 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)