北京で太極拳

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カテゴリ:気功:五禽戯・八段錦他( 176 )

養生五法。。。詳細説明

f0007580_2338505.gif一昨日の≪養生五法≫
動作が簡単で効果もありそうに感じたので、今日の気功太極拳講習に採用。
動作要領を守りながら~皆、身体が暖かくなる等の変化を即感していました~♪。


今日は、改めて~動作要領や効果などの詳細を。。。
※経絡やツボは、ネット検索してください⇒より多くの知識が得られます。。。(^^)v

≪養生五法≫
①舒展心胸开経絡:通心宣肺。
②螺旋托按天地寛:疏肝健脾。
③双手攀足固腎腰,補腎固精。
④旋転带脈潤五臓:平調五臓。
⑤敲震九穴通経絡:通経排濁。


①舒展心胸
身体を引き伸ばす時、呼吸と動作を協調させる。
身体の中、蓮華が水面に顔を出して花開いていくようなイメージで~ゆっくり伸びやかに。

両腕を下しながら~肩と平行になった時、両肩放松、掌を立てる(中指の上向きを意識)⇒両腕の中心を通る手厥陰心包経を刺激⇒心包は心臓の動きを司り保護している経路~心臓の周りには外邪から守る膜があると考えられていて、その膜の働きをするものが心包⇒自律神経にも関わっている~体温調節や呼吸、各種ホルモンの分泌等~首、肩のコリや痛みを緩和する経絡。

両腕を伸ばし胸をストレッチ⇒開胸通肺~呼吸と協調させることで排濁気、宣通肺気など肺調整作用がある。


②螺旋托按
調理脾胃気効果がある動き。脾胃は中焦⇒中土⇒その他の臓器への影響大。
この動作は、同時に手三陰経絡と体側を通る肝胆経絡をストレッチ(疏肝利胆)肝胆、脾胃疾を調理保健する。

両脚を開いて立ち、左手掌心は上にして頭の上に~同時に、右手は掌心を下にして臀部後側を下按⇒両手は同時に転旋~上体は右転~目は右側を見る~両腕を戻す時、胸前で抱拳状態に~を、左右対称に繰返す。

又、会陰~百会による中軸線を旋転させることで、百脈の王=中脈を鍛える⇒中脈はチベット医学によると、人体の中で最も重要な脈。人体の軸心を鍛錬することで、五臓六腑、四肢~全身への保健の効果が得られる。


③固腎功
八段錦の中にもある動作。
前屈後伸により、脊柱、腰椎、督脉、命门、腎兪等、人体の重要なツボを刺激。

両脚を閉じて静かに立つ~。
膝は伸ばしたまま、両手を腰に当て、上体を前へと絨毯を巻くような感じで提げていく~同時に、腰に両手を当て~両脚の後ろ~踵へと下降しながら、しっかり推拿。上体が上がる時には、両足の内側に手を当てて起き上ががる⇒臍下三寸(丹田)まで~姿勢を立て直したら、両手を左右にマッサージするように両側に開き腰へと移動~繰り返し。。。

動作はユックリと。
身体を前に倒す時、頸椎、胸椎、腰椎、尾椎が徐々に一つ一つ下へと巻き込まれるように松開。

両脚は伸ばしたまま(膝は曲げない)⇒脊椎を刺激~督脈、命門、腰陽関、委中等のツボを刺激。柔軟性が足りない人は、手は自身が下げられる所までで構わない⇒重要なのは、脚が真っ直ぐ。

※上記の三つの動作をセットにして行う=上焦(心肺)、中焦(脾胃)、下焦(腎、膀胱、肝胆)を調理する内臓運転体操となる。


④旋転带脈
帯脈は人体奇八脈の一つ⇒人体唯一の横向に走る、ベルトと同じように腰を周る経絡。
上下全ての気を束ねる流通の要~帯脈の気が通る=全身の基礎体力や健康状態に大きく影響。

左手掌心は臍に、右手掌心は命門に~左手を後ろ方向に、右手は前方向に~回しながら腰部をマッサージ⇒腰部が暖かくなるまで行う。


⑤敲振九穴
重要な九つのツボ⇒膻中、内関、外関、環跳、足三里、三陰交、血海、神闕、命門~これらを叩くことで、全身経絡の通りをよくする。

★五つの動作を終えたら、三分間の脚踏み⇒収功。
by takeichi-3 | 2017-10-20 23:49 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

養生五法。。。毎日気功

f0007580_23513014.gif気温の変化が急激過ぎる最近の天気~体調不良を訴える人が周囲に多くいます。
簡単な動作でも、その目的(効果)を把握して動けば効果有り~な、以前にも紹介したことがある«養生五法»。広い場所の必要もなく簡単~お試し下さい。




«套路名称と簡単な説明»
①舒展心胸開経絡⇒通心宣肺⇒上(吸)、下(吐)~腕平行時、中指を意識して掌を立て暫し停止。
②螺旋托按天地寛⇒疏肝健脾(胃)⇒百会と会陰による中軸線を維持(中正)~中脈刺激。
③双手攀足固腎腰⇒補腎固精⇒頸椎、胸椎、腰椎、骶椎、尾椎の一節一節を意識して丁寧に。
④旋転帯脈潤五臓⇒平調五臓⇒左手掌心は臍、右手掌心は命門に置きマッサージ(方向注意)。
⑤敲震九穴通経絡⇒通経排濁。
(九穴)膻中、内関、外関、神闕、環跳、足三里、三陰交、血海、命門を叩く。
最後に、三分間の足踏み(震脚)。

※動画では経絡図なども使って、より詳細に説明されています。

★季節毎の養生⇒春(肝)、夏(心)、秋(肺)、冬(腎)。
by takeichi-3 | 2017-10-18 23:57 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

運動気功で促健身~328運動

中国国家体育総局体育科学研究所&国家体育総局健身気功管理中心が、国家体育鍛錬標準を鑑みて創った「328運動⇒周3日(隔日)、一日に2回、簡単な8個の動作」を行う健康法。

そのイメージキャラクターの一人、趙文卓(全中国大会でも優勝経験のあるアクション俳優)。
※色々な気功の動作が取り込まれています。





★ジェット・リーの後を継いで、黄飛鴻役を演じた趙文卓。


by takeichi-3 | 2017-08-23 23:54 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

太極拳の健康効果。。。

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太極拳。。。
健康、武術、競技~参加者によって目的は様々ですが、
足腰を鍛える~だけではない太極拳の健康効果など。。。

柔軟(放松)状態での運動は、骨質、関節、人体の老化を防止~生命力を培うことが出来る。
高齢になると、骨が脆弱になったり(骨粗鬆症)、関節の可動域が狭くなったり、筋肉や靭帯の弾力性が衰えることで血管も脆くなる(栄養が行き届かない)などの問題が発生する。
健康、強壮、不衰であるには、筋肉、骨、皮等に柔軟性があるかどうかが重要。

筋肉が硬くなって伸縮性が失われると、疲労物質が蓄積されやすくなる⇒血液によって運ばれ排泄される疲労物質~筋肉が萎縮(硬)してくると通り道が狭くなり、慢性的な筋肉疲労(肩凝りや腰痛)の原因となる。

筋肉の衰えによって姿勢が悪くなると、内臓が圧迫され、呼吸が浅くなったりで機能が低下⇒免疫力の低下にもつながる。

太極拳の動作~指、腕、型、腰、股関節等を活動させることで、筋肉や骨をストレッチしている。
捻じり(回転)や屈伸、腹式呼吸を繰り返しながら行っている套路は、内臓器官にも同様の効果を与える。

骨粗鬆症も、筋力の衰えによる運動力の低下と共に加速⇒骨に付加(刺激)を与える運動が必要。


★骨粗鬆症改善体操。。。


by takeichi-3 | 2017-08-16 23:58 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

乾隆帝健康法。。。十常四勿

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清の乾隆帝(1711年~1799年)
1735年24歳の時に皇帝となり~在位期間も寿命も一番長かった皇帝。

皇帝自身、健康養生にも非常に気を使っていて、、、
その秘訣を十六字でまとめています。
「十常四勿、适時進補、吐納肺腑、活動筋骨」

★十常:常に行っていた、最も主要となる養生的規則。
・歯をかみ合わせてカチカチ音をさせる⇒歯が丈夫なら咀嚼に問題ない=消化吸収に有益。
・唾液を飲む(舌先を回して歯茎をマッサージ~唾液が湧く)⇒ ≪唾液効果≫
・耳を引っ張ったり弾いたり。
・両手の指で左右の鼻梁をマッサージ。
・眼球を回転させる。顔を擦る。
・髪を梳かす。
・湧泉マッサージ。
・腹を回す。
・両腕・両脚のストレッチ。
・肛門を引き上げる。

※以上には按摩効果がある。。。
健康と防病治病の保健療法。神経調節。大脳皮質の興奮などを制御。血液循環を促進。消化吸収と新陳代謝を改善。筋肉が柔軟になると、経絡の通りがよくなり防病抗病能力が増す。





★四勿:
・食事中には喋らない。
・睡眠時、精神を休める~早く眠れるようにするため、会話はしない。
・酒は適量。
・色に迷わない。

★适時進補:時に応じて。。。
乾隆帝は、中医師たちに、季節の変化や自身の年齢を考慮した薬や食事を研究させた。

★吐納肺腑:
朝、だらだらと眠りをむさぼらず、早くに起きて新鮮な空気を深呼吸して体に送り込む。

★活動筋骨:
積極的に運動をして身体を鍛える。抵抗力が高まる。
by takeichi-3 | 2017-08-10 23:54 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

湿邪に侵される。。。((((((/-_-)/

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今年、気温が上がっても、体調不良を感じることなく過ごしてきましたが、、、
昨日の午後から食欲が落ち~口にする物全てが不味くて箸が進まなくなっていて。


今朝、起きたら、無性にダルく~あ・湿邪に侵されている!!!
台風による、気圧&高湿度により自立神経の働きが乱れて血流が悪化~細胞に溜まった余分な水分が排出されなくなったようです。

湿邪は外から入ってくる「外湿」と体内から生じる「内湿」に分かれ、いずれも身体にさまざまな不調を引き起こす原因。その特徴は、重くて粘り気があり停滞しやすいこと。身体のだるさや鈍い痛み、水分の停滞によるむくみ、胃の不調といった症状が出現。

体内の余分な水分を排出するには、、、
運動で汗をかく、利尿作用のある飲料(はと麦茶等)や食物(胡瓜、西瓜、トマト、豆類、トウモロコシ、牛蒡、生姜、柚子、紫蘇、葱、唐辛子、ニンニク)を摂取。

★夏季の湿邪~ツボを叩いて改善⇒左右を各1分程度。
・極泉穴(心経)⇒腋窩の中央。
・尺沢穴(肺経)⇒肘の真ん中。
・内関穴(心包経)⇒手首の皴から指三本下。
・委中穴(膀胱経)⇒膝裏の真ん中。
・陰陵泉穴(脾経)⇒膝内側の骨の下の窪み。
・足三里穴(胃経)⇒膝の外側お皿の下。
・承山穴(膀胱経)⇒脹脛の真ん中。

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by takeichi-3 | 2017-08-08 23:59 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

気功ウォーミングアップ。。。乾隆養生術

f0007580_01936.gif懐かしい。。。
北京体育大学留学生気功班で学び始めた時の担任だった胡暁飛老師。
北京朝陽区で行われた気功普及講習~老師オリジナルの≪乾隆養生術≫


★授業の初めに、ウォーミングアップ代わり行っていた気功です。




またの名は《熱身練習十八式》
胡暁老師が、乾隆帝(歴代皇帝の中で最も長生きだった)の“十常四勿”を研究~《老子按摩法》《養生十六宜》《八段錦》《六字訣》《易筋経》《導引養生功》等~古代、現代の養生術を基礎として、中医理論、現代医学と運動生理学原理と自身の十数年に及ぶ養生体育教学の経験を基礎にして創り出した気功。
by takeichi-3 | 2017-08-07 23:58 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

生姜と脾胃~夏の養生。。。

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今季、既に三回目となる刻み生姜作り。

北京中医薬大学・曲黎敏授の夏季養生動画を見ていたら~
「夏の生姜は~昇発陽気」だそうで。。。

夏の朝に生姜を食べるのは保健養生的効果に適している。
生姜は陽明経の陽気を宣発させる。早朝は気血が陽明胃経に注がれる時、この時に生姜を食べると胃気を活発にさせ~消化促進⇒生姜は「性辛温」なので、血液循環速度が速まり、脳への血の巡りがよくなり~頭を活発にさせる。


夏。高い気温&多くの汗をかくので~冷たい飲み物で解暑去熱してしまいがちですが、冷飲料を摂りすぎると陽虚(冷え)を嫌う脾を痛め~胃にも影響が出る(脾胃空虚)⇒寒涼敗胃、陽気不能内收。

夏の養生は、消耗した血肉にエネルギーを送る「脾」(胃腸)の養生が大切⇒脾は、後天精の本。
貝原益軒によると、「夏は、陰気が腹中に隠れているので消化が遅い。ので、食べ過ぎ飲み過ぎは避けるように。暖かい物を食べ胃腸を温め、冷水は飲まないように。虚弱な人は、下痢に注意~四季のうち、夏は最も養生すべき季節」

生姜の入った常温の飲料なら、胃の陽気を保護(陽気内守)出来る。、
夏に生姜を摂取する長所⇒開胃健脾。

≪生姜~注意事項≫
夜の生姜は控えめに⇒夜は陽が陰へと移行していく時。人は安静に~休息の準備を始めなけらばならない。夜に生姜を摂ると、陽気を高ぶらせてしまうので安眠の妨げになる。

秋の生姜は控えめに⇒乾燥期に入って肺が傷つきやすい時期に辛辣な生姜は、身体から水分を奪うので、乾燥が強まり肺を痛める。

一度に多くを摂らないように⇒辛味が、腎蔵の働き=排泄~の過程で腎臓を刺激⇒口が渇いて喉が痛んだり、便秘等の上火症状の原因になる。

高血圧の人は、摂り過ぎに注意。


★中華圏では、酢漬け生姜が主流のようです。




★脾の生理。。。
・ 運化を主る
「脾」は飲食物を消化吸収して全身に運搬しているということを意味しています。
「脾」の機能が正常であれば、「気」「血」「津液」を生成して、体の隅々まで栄養を行き渡らせることが出来るのです。逆にその失調は軟便や食欲不振、倦怠感などの症状を引き起こすことになります。

・血を統す
「脾」は「血」の流出を防ぐ、ということを意味しています。
「脾」が「血」を統血するというメカニズムは「気」の「固摂」機能に関係します。「固摂」とは漏れを防ぐ力であり、その作用を持つ「気」を作り出す主要な器官である「脾」が「血」の統率に重要な役割を担うことになるのです。「脾不統血」という言葉があり、これは脾の力が衰えたことにより引き起こされる出血症状を指します。

・昇提を主る
臓器や器官の位置を維持する働きを持つことを示しています。
いわゆる上に上げる力がないと重力に逆らえず、各臓器は下方に落ちてしまいます。そうならないためには「昇提」の力が必要であり、足りない場合には内臓下垂などの症状を引き起こしてしまいます。

・口に開竅する
「脾」は口や唇と関係が深く、またその異常が表れる場所とされます。
よって「脾」のバランスが崩れると、口に粘り気が出たり、周辺に炎症を起こすこととなります。

脾胃は気血が生まれる源「後天の本」とされます。
先天的な要素である「先天の本」を有する腎と対比され、生命活動の維持に欠かせない重要な器官です。胃腸が悪かったり食生活が不規則だと体調が悪化することは自明の理。このことを中医学も理論的に示しているのです。
by takeichi-3 | 2017-08-01 23:55 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

暑い日には、心肺機能調整。。。

f0007580_23332653.jpg夏の養生は「心」
心肺機能&内臓機能の調整効果があるというツボ≪挟脊=第一胸椎から第五腰椎の両側≫

★八段錦の「左右开弓似射雕」の動作が心肺機能調整適しています⇒上体の動きだけでも効果が有るので座ったままでもOK。肩凝り予防にも。



★いつでも簡単~心臓保養効果のあるツボマッサージ。。。




★夏、食欲を出させる効果のある、胡瓜を使った超簡単料理。
⇒性涼、苦、無毒、入脾、胃、大腸。除熱、利水利尿、清熱解毒等




★ゴーヤと卵。干しエビが入っています。
苦瓜⇒清熱消暑、養血益気、補腎健脾、滋肝明目、中暑発熱、汗疹、結膜炎等  
干蝦⇒心臓活動調節、心血管系統保護、血中コレステロール減少、動脈硬化、高血圧等。




★茄子の冷菜。。。
⇒性凉、入脾・胃・大腸経。清熱解暑、保護心血管、高血圧、冠心病、動脈硬化等。




★冬瓜。。。
⇒性寒、消熱、利水、消腫、動脈硬化、冠心病、高血圧、腎炎、清熱解暑等。


by takeichi-3 | 2017-07-13 23:59 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

梅雨期~身体の除湿。。。

湿度が高く、会う人、会う人~「蒸し暑くて、身体がダルい~」が挨拶の言葉となっていました。
高温多湿期、冷たい物を食べたり、飲料の摂取が多くなったり~が原因で脾胃が負担過多となり易い時期。脾胃の保養が大切になります。

★中国語表示があるので分かり易いかと。。。脾胃を健やかにする野菜。



中国養生サイト。。。
身体の除湿に欠かせない食品のナンバーワンになっているのはヨクイニン(ハトムギ)。
その主な効能は、身体機能の代謝を促進させること~水分代謝が活発になり、尿の出が良くなり、むくみが解消⇒体内の老廃物を排出~解毒効果も。。。


★脾胃保養効果のある動作ナンバーワンは、八段錦の第三式≪調理脾胃須単挙≫
簡単な動作ですので、これからの季節~毎日お試しください。



動作自体は簡単ですが、劲道を正しくするのは大変です。
片方の手を上に挙げる⇒撑天(陰)、下の手は陽手⇒地を按(推す)⇒左右を繰り返すことで陰陽交換している。撑天按手=天を支え、地を推す。どちらの手も力は掌根に⇒指に力は入らない。

脾胃の説明:「気の生産工場」ともいえる臓腑で、飲食物から吸収した栄養分を気に変えて、体中に巡らせている。脾胃の機能が低下すると気を十分に生産できず、また余分な水が体内に停滞してしまう⇒中焦(両股骨軸)

脾胃の病を治すには、両体側(胸の脇)を引き延ばす。
両体側⇒肝胆系経⇒肝胆と脾胃の関係は、五行相生相克では≪木克土=肝肝が悪いと脾胃にも悪影響を及ぼす≫

悩みがあったり、腹を立てたりすると胃潰瘍や胃炎を引き起こし欠血となる⇒胃血不足となる⇒滞りが生じる。

脾胃を開きたい(直したい)時、中医では直接的に脾胃を治療せずに、先ず肝の気を通す⇒肝に病がある時は両腋に滞りが生じている⇒調理脾胃須単挙で大切なのは両体側(胸の脇)から腋を伸ばすこと。⇒“木克土”肝臓は脾胃に病を招く。

精神的なストレスが肝気を弱める⇒肝気に欝滞があると胃に影響⇒「気滞=ガスが溜ったり膨満感が生じる=胃気の下降⇒調理脾胃須単挙に上昇と下降の動作が取り込まれているのは、これを解消するため⇒最後定式では左右の掌根に力を入れ停止がある(連環の中の定)。

動作に慣れてくると、中焦の意識が強くなってくる。

脾胃の病は抜け毛にも影響している。
頭頂には肝経が通っている。前方は胃経。悩み事があると前面の頭髪が薄くなる原因になる⇒思則気結=過度な思慮は気の鬱結を生む⇒思は脾が貯蔵する精気の運動変化で生まれるものなので過度な思慮は脾を損傷するというのが漢方の考え。

脾の衰えに原因があるという現代病ニューロン病(筋肉の病)などに言及していますが、、、省略。
脾の重要性などを改めて。。。

脾は生血・統血を主る:
生血を司るとは、脾が血を生じる機能を持っていることを指します。
統血とは脾が血液をコントロールし、経脉(血管)の中に流れ、漏れないようにする機能を持っていることを指します。

脾は昇清を主る:
昇は上昇、配布の意味で、清は精微物質のことです。
脾は水穀精微などの栄養物質を吸収し気血に変え~肺に送り~心肺の働きにより全身に送り出す。
この運化機能の特徴は上昇であるため、「脾気主昇」といいます。
また上昇したのは精微物質なので⇒脾は昇清を司る。 

脾と肢体官竅の関係:
脾は筋肉、四肢を主る:脾の水穀精微を運化する機能による。
唇は脾の華である:唇は脾の余り。唇の筋肉は脾に主られます。
脾は口に開竅する:口には唇、舌、歯、顎が含まれ、消化道の最上端です。
脾は口に開竅するというのは、飲食・味覚などは脾の運化する機能に関係があり、脾気は健康であれば、食欲があり味覚は正常。

脾と五志五液の関係:
思は脾の志:思とは思慮、思考の意味で、人間の精神意識活動の一種です。思は脾の志であるが、心主神明とも関係があります。なので、「思は脾から発し、心に成る」といわれます

涎は脾の液:
涎とは唾液の中のうすいもので、口腔を保護、清潔にする機能があります。また食事の時たくさん分泌して、食べ物を消化しやすいように溶解する機能もあります。正常なら、口一杯になっても溢れることはないです。
by takeichi-3 | 2017-06-26 23:56 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)