北京で太極拳

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カテゴリ:太極拳理論( 371 )

太極拳アライメント。。。肩部

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昨日に引き続き~今日は、「肩」
肩関節は上肢の中で最も重要な関節。なぜなら、その可動域が大きいから。
肩関節の松開旋転により、腕手の動きも順じて転圏となる。

上体の力の伝達により腕手が動く(身領手)になるには、先ず、松開肩関節が要求される。

肩関節の松開は意識の先導によって行われる⇒鍛錬を積むことにより少しずつ進化していく。
先ずは、動作に習熟~それから、肩関節の松開&下沈肩垂肱などの太極拳の法則を、ゆっくりと意識を用いて身体に染み込ませ~それが自然に行える状態へと昇華させる。

初心者は、先ずは、全身放松の過程で、肩関節の松開を意識~練習時間が長くなるに従って、松開により体内を松柔に貫く劲が感じられるようになる⇒この劲を利用することが出来るようになると、手腕は「軽霊圓活」「柔軟沈重」な動きが可能になる。


★立身中正形成時のポイントともなる「肩井(足少陽胆経)」のツボには、肩凝り、頭痛、自律神経調整、血行改良などの効果があります~加えて、腎経のツボも同時にマッサージ。。。




★時間が無くても肩マッサージ~「胡蝶開肩」可愛い名称です。。。(#^_^#)




簡単な動作ですが、多くのツボを刺激しています。。。

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by takeichi-3 | 2017-11-21 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

太極拳アライメント。。。頭部

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太極拳練習では、正确な動作は不可欠。
初心者は、「先重形」「后重意」⇒先ずは、しっかりと正しい姿勢を追求⇒連環している動作の中でも処々、正確な姿態(姿勢)を保持し続けなければ、劲力の生産&運用は実現しない~そうですので。


★先ずは、頭部について。。。

①頭。
端正、平直⇒俯いたり左右に傾いたりしないように。
面部筋肉も自然放松。
頭は脊柱に連なっている⇒正中線と自然に連動⇒眼線は、手の動きを管理~前方を瞠る(眼神)⇒左右の耳で、均一に後ろの音を聴くようにすると、顧左右&心平気静が得られる。

②首と項。
太極拳で、特別に強調されている虚領頂劲。
頂劲の要求は、頭頂(百会穴)が軽く上に引っ張られるような~頭頂が縄で吊られているような~感じで頭が引き上げられている⇒かといって、項が力んで硬くなっているのは間違い~項は松展して「虚虚領起」となっている。

首項は端正に真っ直ぐ⇒松直~硬とはならないように⇒左右転動がスムーズに行われるようになる。
力みによって形成されている頂頚項だと頂劲が発生しない⇒頂劲が正しく行えると、沈肩などの下松沈劲が自然に生じ~湧泉、含胸抜背、尾閭中正(提肛)の連動によって気沈丹田が形成される。


★五臓排毒マッサージ~湧泉も含まれています。


by takeichi-3 | 2017-11-20 23:51 | 太極拳理論 | Comments(0)

肩沈効果。。。

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「体幹トレーニングを積んでも、肩が下がらなければ効果は変わらない」
太極拳以外のスポーツでも沈肩や墜肘は重要な要素になっているようです。

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乱雑に。。。色々な資料を拾ってみました。

★ボクシング系。。。
体幹力を上げるにはまず背骨が正しく伸びて、肋骨が歪んでいない状態であることが必須。
背骨と肋骨を理想的な状態(位置)にするには、先ず肩が落ちていなければならない。
肩が脱力=適正な位置に墜とすには、腕(鎖骨・肩甲骨・上腕骨)に力みがあってはならない。
腕の力を抜くには、肘周りを柔らかくするのが効果的。

ボクシングの世界では常識的な、肩甲骨を使ってパンチを打つ。。。
パンチを打つ際、腰に回転運動がかかるとその回転に引っ張られる形で胴体が回転運動を始めます。次にその回転運動に引っ張られるように肩まわり(胸や肩甲骨あたり)が回転運動を始め、それから、肩周りの回転速度が増した時に肩甲骨が前方に振られる感じになります。続いて上腕(肩から肘あたり)が引っ張られて振られ、前腕(肘から手首あたり)が前方へ振り出されて拳が伸びます。

あらゆるスポーツ技術向上に共通することは、「姿勢を正す」こと。
姿勢の崩れ=背骨や関節における「歪み」
体軸を作る⇒首を長く伸ばす(顎を引く)ことで、肩が下がる&脊椎が伸びる。
肩を下げるための筋肉は、主に広背筋と僧帽筋下部⇒広背筋は腕を下げる筋肉でもあります。

股関節で地面を捉える。。。
運動を行う時、腰が安定した構え(立ち方)をしていると、プラスになります。その理由は、腰が安定することで体幹部を使った動きをしやすくなるから。何も考えないまま普通に立っている場合、誰かに押されると、殆どの人は姿勢が崩れます。上半身を下半身にしっかり乗せ、ふくらはぎや足に力みがない姿勢を構築⇒股関節で地面をとらえた姿勢。

股関節で地面を捉えるには⇒「首を伸ばし、肩を落とす」こと。
首を伸ばすことで、頭部、胸郭の位置が上方にあがります。これによって、腹部と背中の筋肉を無駄な力みやたるみなく、伸ばすことができます。

ボクシングの動き~股関節の捉えを応用
ボクシングの動きにも応用が可能⇒ボクシングで相手にジャブをかけるとき、腕や肩甲骨を使って動かします。すると、腕が疲れてきます。「素早くジャブを打ってください」と言われると、腕や肩甲骨に力がはいりやすくなります。そこで、首の後ろを伸ばし、両肩を墜とすと、骨盤から肋骨下部にかけての筋肉に重さが乗るようになり~腕や肩の力みが少なくなります。その状態で、腕を全く意識せず、背中を意識して腕を動かすようにすると、腕自体が放り投げられるように前方に飛びます。

★野球。バッティングは腰ではなく脇の下を使う
大部分の人は体全体を使うためには腰が重要であると言い、その為の(腰の回転を速くする)ドリルやトレーニングがあります。しかし、回転力を更に高めるには、腰を意識するのではなく、脇の下を使います。この筋肉を使うために使うためには、上半身の力みを取る必要があります。上半身の力みを取るために、自分の首を真上に伸ばし、両肩を墜とす必要があります

★弓道の世界で実践されている「首」と「肩」の使い方。
「首」の後ろを上に伸ばすと背中周りをリラックスできる。弓道の世界で、上半身の姿勢を整える「胴づくり」という動作があります。この動作によって弓を引くための姿勢を整え、矢を放つ準備を行います⇒胴づくりでは、「首」を使います。具体的には、首の後ろ側の筋肉を伸ばします。これにより、背中周りの筋肉が伸びやすくなります。

以降、胴体との関係など丁寧に説明しています⇒ http://rkyudo-sports.com/cate11/en166.html
by takeichi-3 | 2017-11-18 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

半端に、動態含胸抜背。。。

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太極拳述語の一つ「含胸抜背」
ここ最近、その運用が面白くて~色々と情報集めなどしていますが、
使える(?)含胸抜背を「動態含胸抜背」と表現している愛好家もいます。


★自分の為の覚え書き~まだ、メモのレベルですが、、、色々。

一般的な外形姿態⇒静態含胸抜背。
椅子に座って、身体放松、両手を腿の上に~この時、胸部は凹になっている=「含胸」
同時に、背部は自然に凸(円弧状)になる=「抜背」
力まず自然に~頭と尾椎により上下は一直線となっている。

太極拳における含胸抜背は動態。
整体性松沈による内面の技術~気沈丹田、気貼背形成に欠かせない要求。

含胸抜背、気貼于背による主要な作用は⇒腰(命門)⇒主宰于腰
自然生理状態だと、腰は湾曲している。
腰一堅⇒曲を直に~曲短直長~骨力内劲上下延伸~上下相随。

練意の結果現れる形=練形⇒形が現れ(アライメントが整う)、練気(運用)が可能となる。
練気方面でいうと~「気存命門、当腰一挺,内気从命門出発」

「能含胸自然能抜背」⇒「能抜背自然能含胸」も成立する。

内気は脊背より両腕に伝わる~その時、主要になるのは、肩、肘、腕⇒沈肩、墜肘、松腕、緩伸指により内気は掌、指、拳へと~これが発劲の過程。劲は気の外在表現⇒気と劲は一体の両面。

含胸は相手の力を「化=解」する為の基本条件。
化劲(走劲)運用の為の手法は含胸の補助を要する。
「両腕相系」、「要全在胸中腰間運化」
抜背と脊発は密接な関係~動態抜背は、脚より起こる劲力を整体劲として脊背~腕~手(拳)へと通し放つことが出来る。

(--)。。。
来月初めに北京に行く予定。その時、少しは上達のきっかけを学べると良いのですが。。。


★気分転換に~「タイの広告の面白さを超えた、中国の広告」



※アイフォン、振動させると~削除とかが出来るそうですが~この振り振りの意味は???
(--)。。。
by takeichi-3 | 2017-11-15 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

体幹について。。。

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f0007580_22502166.jpg週二回、体幹トレに通っている新宿。
最近、ゴジラヘッドが、ガードの向こうに見えることに気づきました。周辺にはゴジラバスも走っているし~ちなみに、中国語では「哥斯拉」


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太極拳も~
体幹を活用しています。今日は、西洋的な体幹の重要性を色々。。。


★体幹の構造。
体幹とは人間の体のどの部分を指すのでしょうか?それには、いくつかの説があります。

①骨盤、背骨、肋骨(胸郭)、肩甲骨。
これらの骨格を基礎とした胴体部分のこと。
人間の手足と頭を除いた胴体部分を、大まかに「体幹」と言っています。

②腹腔を囲む部分。
腹腔というのは、人間の骨格の中でお腹の部分をいいます。
肋骨と骨盤の間で、がらんどうになっていて~胃腸など腹部臓器を収めている部分です。
骨がないので、体壁や筋肉が内臓や体を支えています。
腹腔は4つの筋肉に囲まれています⇒◆腹横筋、◆多裂筋、◆横隔膜、◆骨盤底筋群。
これらの筋肉はいわゆる「体幹深層筋(インナーマッスル)」と言われ、腹腔を上下左右から囲んで内臓を支え、また腹圧を高めることで背骨を支えています。

③胸郭と骨盤と背骨、その中の臓器とその周囲を取り巻く表層、深層の筋肉を含む空間全体。
これは、ピラティスの考える体幹の定義です。心臓や肺、胃腸などの臓器は、私たちが生きていくためには健康で正常な働きをすることが第一。その為には臓器は所定の位置になくてはなりません。 臓器を所定の位置に収めるには、その周囲の骨格や筋肉が正しい位置関係(アライメント)を保つ必要があります。

★腹圧を高めて内側から背骨を支える。
脊柱を支えているのは背筋や腹筋だけでなく腹圧も大きな働きをしている~ということが分かったのは比較的近年の研究によります。そして腹圧を高める筋肉の働きも分かってきました。

昔から、力をしっかり入れる時に「腹に力を入れろ」とか「丹田に力を入れろ」とか言いますが、それはこの腹圧を高めることを指しています。中間層の筋肉を使って腹圧を高める力の入れ方は、お臍の下を引っ込める感覚です。ワンサイズ小さいズボンやスカートを履くときに下っ腹をひっこめますよね?あのイメージです。この時に腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群が一緒に働いて腹圧が高まり、内側から背骨を支える力を強化するのです。いわゆる“体幹のインナーマッスル”という場合、この中間層の筋群に横隔膜と骨盤底筋群を加えた、腹圧を高める筋肉を指していることが多いようです。これらの機能が低下すると姿勢が悪くなり、腰痛になるリスクが高まり、スポーツなどのパフォーマンスは落ち、身体機能全体が低下していきます。

深層:脊椎可動域の制御 / 神経-筋伝達( 背骨の動きを脳に伝達)。
深層に分類されるのは、背骨とそこに付随する椎間板や靭帯、また背骨から背骨にまたがってついている小さい筋肉等⇒◇ 椎骨、◇ 椎間板、◇ 靭帯、◇ 深部筋群(横突間筋・棘間筋・回旋筋)。

深層の働きは、主に次の二つです。

①背骨をつなぎとめる。
背骨はブロック状の椎骨で構成されますが、椎骨と椎骨の間には絶えず前後、左右、捻じれなどの負荷がかかっています。これを剪断力といいます。この剪断力に対抗して背骨を物理的につなぎとめているのが、靭帯や小さな深部筋群などです。つまり背骨というブロックがバラバラになったり、ちぎれたりしないように滑り止めの役割をしているのです。

②背骨の位置や動きを感知し、姿勢や体の動きを調整する。
また、靭帯や小さな筋群には、背骨の動きや位置を感知する固有受容器という器官があり、センサーのような働きをしています。 受容器(センサー)が感知した情報は脳(小脳・大脳)に送られ、姿勢を調整したり、身体全体の動きを調整したりしています。


★体幹トレーニング⇒胴体のトレーニング。
腹筋トレーニングではありません⇒胴体をトレーニングするとはどういうことか。。。
例えばクレーン車やショベルカーなどのアームが自由に動かせるのは、本体がどっしりと安定しているからです。そして人間や動物に言い換えると、クレーン車の本体が胴体=体幹にあたります。この
胴体=体幹が安定しているからこそ、クレーン車のアームにあたる四肢=手脚を自由自在にコントロールできるのです。しかし人間が運動する時はクレーン車のように常に静止しているわけではありません。体幹トレーニングとは「動きの中で安定した体幹を維持するためのトレーニング」なのです。 激しい動きの中でも体幹の安定を維持できれば動きにムダがなくなりスピード、パワーも向上します。

★柔軟性と体幹
四肢を動かした時に体幹の安定性をキープするには、二本の腕と体幹をつなぐ肩関節・肩甲骨と、二本の脚と体幹をつなぐ股関節、これら四つの関節周辺の筋肉の柔軟性が重要になってきます。
例えば肩・肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性がないと、腕を動かした時に体幹がぶれたり傾いたりしてしまい安定性が崩れます。同様に股関節周辺の筋肉の柔軟性が低いとやはり体幹がぶれたり傾いたりしてしまいます。つまり、肩関節・肩甲骨周辺と股関節周辺の柔軟性が安定した体幹を生むのです。これらの柔軟性がなければ、軽快でパワフルな動きはできません。

さらに、体幹には「力を伝える」という役割があります。
例えば、体幹=胴体の諸筋肉、特に腹筋群、背筋群、そして肩・肩甲骨周辺をコントロールする大胸筋・広背筋・僧帽筋、股関節をコントロールする大殿筋・中殿筋、腸腰筋などの"体幹筋"の筋力が弱いと、体幹が歪んでしまい力を伝えることができません。
by takeichi-3 | 2017-11-13 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

観の目・見の目&太極拳。。。

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先日、宮本武蔵に憧れているブラジルの少女が九州を訪れて、その足跡を追うというテレビ番組の中、剣道場の師範が少女に伝えた「“観の目”と“見の目”」という言葉を聞いて~咄嗟に、太極拳も同じだなぁ~と。。。

例えば。。。站桩(タントウ)
以前は、身型を整える&脚力強化を目的とした筋トレ系鍛錬だと思っていましたが、レベルが上がるに従って劲力運用という要素も加わってくると。。。


★混元桩とも混圓桩とも~抱雲桩、雲門桩、養気桩等と称されている基本的な形の要領など。

足幅は肩幅より幾分広め、手の高さ~高い場合、肩を越えない~低い場合、臍より下がらない。手指の間は煙草を挟んでいるような~口は軽く閉じ、鼻呼吸、気持ちを落ち着けてから、虚領頂頸、含胸抜背、沈肩墜肘、気沈丹田、尾閭中正等(放松の要素)を意を用いて実現(放松状態の出現)⇒ポジションが整い始めた初期段階では、多くの人が、肩から腕~手へと~膨張、痺れ、熱等の感覚が手腕に生じるように~この感覚が捉えられるようになったら、肢体に対しても同じような感覚を追求~全身が呼応するように。

(見)先ずは、外形を規格通りに整える。
(観)規格の精度が上がることにより生まれた(放松)劲を体内で運用⇒「静中有動」

≪アドバイス≫
・両膝の放松⇒身形安定、膝を痛めない。
・腰を寛がせたい⇒尾閭を思う。
・松腹⇒臍を思う。
・座股⇒環跳を思う。
・含胸⇒意在膻中穴。
・抜背⇒大椎を襟に貼りつかせるように。
・形が整った後、脊椎を上に向かわせる⇒頭正頸直目平視、百会接天虚霊頂、眉間が広がり顔つきも穏やかに。

★先ずは、3~5分から始め~20分位を目指す。沈む深さは脚力に応じて。
by takeichi-3 | 2017-11-02 23:56 | 太極拳理論 | Comments(0)

太極拳の身法って。。。

董英傑の楊氏快拳。。。
★董英傑:河北邢台任県人。幼い頃、劉瀛洲から武術を学んだ。後に李香遠に太極拳を学び~
その後、北京での楊氏太極拳の名声を聞くに及び、憧れ~1926年、楊澄甫に弟子入りを願いでる。その誠実で必死な態度により入門を許され~精進する姿に、楊澄甫の信頼も厚く、楊氏を代表する弟子の一人となった。





f0007580_035011.gifこの週末、大雨の中で行われた埼玉県大会も無事終了。
今日の太極拳練習は基礎返り~虚領頂頸、沈肩墜肘、含胸抜背、尾閭中正、節節貫穿~などの太極拳用語の実践により作り出された太极劲の体感&実用。地味で細かい作業(?)ですが、レベルアップの近道。初めて参加の方もいましたが~喜んでもらえました~(^^)v

身法。。。《楊澄甫式太極拳》では~
楊式太極拳の身法は、動作(套路)を作り出す要因。
身法は、人体中部(肩部から胯部)への要求。
人体中部~五臓六腑を始め、肩、背、胸、腹、脊、腰、胯等重要な部位。
伝統理論が提言している、尾閭中正、含胸抜背、気沈丹田、松腰胯、収臀、吊裆は中部に対する要求=規範⇒その決まりは、きっちりと守られなければならない。

アライメントを整えることで松(緩)下沈~足裏からの太極劲が発生~これを意識により運用。
 太極劲~筋肉から作り出される力とは異質な実態のある力⇒その運用の基本が十三勢。

拳論によると。。。
「身必以端正為本、以周身自然為」「太極拳講究立身須中正安舒」
太極拳では「立身中正」⇒身法の第一要素。套路であっても推手であっても立身中正を保ちながら鍛錬しなければならない⇒相手のバランスを崩す為に必須。立身中正不偏により支撑八面、静如山岳、動若江河が可能になる⇒立身中正は身法の根本。
by takeichi-3 | 2017-10-31 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

十年前から~北京で太極拳規律。。。

今日は、崔仲三老師の伝統楊式太極拳講習に参加させて頂きました。。。m( _ _ )m
初めて指導を受けてから二十年以上~ようやく「良い動きが出来るようになった」と言われ。。。
「最近は、身法で動く~を重視して練習しているのですが、それが見てとれますか?」と質問。
「有!北京で過ごした時間が効いているんだね~(^^)v」
という返事をもらい、ホッとしています。。。(#^_^#)




f0007580_23474488.gif規律が自然運用されるようになるには、まだまだ時間をかけなければなりませんが、、、
ここまでになるまで十年以上。
飽くことなく、同じ注意を与え続けてくれた宗維潔老師に感謝!



★2007年4月。。。
起勢の動作を始めた途端に、
「肩と腰が一致していない。」
「何故、真っ直ぐに座らないの?」
「頭を吊っていないから、押す力が出て来ない。」
等々、次から次へとクレームが、、、
でも、でも、キッチリと原因を教えてくれるので、とても勉強になります。


★三カ月後。。。
午後3時からは太極拳。
内容は、呉式の基本功(前歩練習)と42式総合拳だったのですが、どちらに関しても注意される事柄は“節節貫通”
「全ての関節が動くべきときに、一つでも動いていないものがあると勁が滞ってしまう。」
で、関節に思いを馳せながら動いていると、
「でも、主導権を握っているのは腰だから、それに従わないと、、、」
厳しい要求は辛くはないけど、自分では、それなりにやっているつもりだったのに~ 


★その三カ月後。。。
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昨日の練習時、今まで覚えた各套路の崩れに危惧を覚えたので、
今日は、32式剣のチェックをしてもらいました。


とりあえず、一段=“起勢”から“独立上刺”に至るまでを。。。
かなり軽い気持ちで始めたら、動くと同時に、「腰が横に突き出ている」、「お尻が後ろに出っ張っている」、「左右の肩が平行じゃない」、「腰が反っている」などなど、用法以外のところでクレーム殺到。

そして、それらの原因等解決方法も、、、
「見て、見て、“収臀=尾閭中間”が出来ていないせいで、こ~んな形になっている!」
“ふむ。。。確かに、それは酷過ぎる!!! ( - - )***
「あなたに一番必要なのは“站功(タントウ)”ね。家の中でも時間があったら、即、“站功”。先ず、身体に正しい形を覚えこませなければ!」

ん。。。“収臀=尾閭中間”の効果って???
“収臀=尾閭中間”が出来ると、小腹は少し上を向いたような感じ(収腹)になり~股関節が円筒となると同時に気は自然に丹田へと落ちていきます(呼吸時、“胸空腹実”になる)。そして、背骨の腰部湾曲(反り)は自然に外側へと張り出し(腰弓)、これによって強度が増加します。
経過動作で脚を寄せる時、先ず下半身関節の緊張を解き“収臀=尾閭中間”を意識すると、腰の歪みや左右の肩の不均衡を解消することが出来ますし、身体が上下することも無くなる上、回転角度も増すので、身体全体から自然に活気が溢れてきます。

効果絶大!というより、基本中の基本なのでしょう、、、ρ( . . )
明日から、又、出直しです。( -"- )!


★その二週間後。。。(((^^;
“さ~て、気合を入れて42式総合剣でも~!”と、一段を動き始めた途端にクレーム。
「腰がまわっていない」、「もっとお尻を入れて」、「腰が左右に飛び出している」、「頭を上げて」「肩、左右が平らじゃない」、「弓歩になる時も、虚歩になる時も、平に移動して」、「腰を立てて」「頭」、「首」、「背中」、「腰」。。。一時間半の練習中ズ~ッと、こんなでした。

結果、いつもは穏やかな老師が、(`へ´)になりながら、
「上達したいなら“站功”以外には手立てがないの。長い間の間違った練習でついた癖を取るためには、頭がコントロールしなくても自分自身の身体が自然に正しい形になるような訓練をしないと~家の中でも外でも、ほんの少しでもいいから、気が付いたらタントウ!」

蛸(T_T)蛸


★2007年末。。。
老師の言葉。
“放松”といっても、筋肉は緊張して(使って)います。
下半身の筋肉が強ければ強いほど支える力が増して、上半身は放松が可能になります。
上半身にしても、筋肉で軸を支えるようにしないと、クニャクニャになってしまいます。
常に、尾閭中間(⇒後ろ脚踵に座ることが可能)を考えて動作を行うように。これが出来ていないと、後ろ足の劲を利用することが出来ませんし、立身中正が保てません。
数多くの練習を重ねて、自分の内側の感覚を研ぎ澄ませる(自分の身体との対話)。

文章にすると、コレだけなのに、短時間では改善できないのです。(T_T)...
by takeichi-3 | 2017-10-23 23:52 | 太極拳理論 | Comments(0)

太極拳と経絡学習。。。

f0007580_2345464.gif空気が乾燥し始める秋。
乾燥に弱い肺を養う効果のあるツボ「雲門」「中府」
今日は、秋の養生に効果があるという雲手&野馬分鬣を利用~含胸と協調させながら雲門&中府を操作して太極拳劲力の運用⇒健康管理をしながら、太極拳特有の化劲も体感~みたいな練習。皆さん、楽しく過ごせたようです。


太極拳と経絡の関係を説明している資料を見つけたものの、、、
忙しくて、訳している時間がありません~な、一日でした。。。((((((/-_-)/

≪太极拳与经络学习笔记≫
经络是经和络的总称。经络系统包括经、络、穴位。
经有十二经脉(手足十二经),十二经别,十二经筋和奇经八脉。
络包括十五络脉,横络(别络)孙络,横向网络全身,散走三百余支脉。
穴位在宋代大医学家制的铜人图上绘出经穴354个穴位,另外还有若干经外奇穴。
穴位是人体与外界相通的门户,穴位与经络相通,以调解人体各部机能,穴位受到刺激,能使脏腑等器官受到相应的影响。

中医在长期实践中总结出经脉、穴位对人体健康的影响,并以刺激穴位的方法治疗疾病。
祖国医学认为:人体健康则精气神旺盛、气血平衡即无病;气血失调而产生疾病。

1.太极拳的身法有利于任、督、冲、带四脉的活动。
《拳谱》云:“尾闾中正神贯顶,满身轻利顶头悬”、“含胸拨背气沉丹田”。太极拳这个身法的关键是尾闾中正,尾闾处的长强穴是督脉的络穴,别走任脉。太极拳整套拳路不断运转挤压长强穴,能够起到通调任督的作用。

在这种身法下,腰部微微旋转以带动四肢动作,既促进任、督两脉不断活动,又使腰间的带脉膨胀、肾部充实。锻炼日久带脉一圈会肌内丰满,小腹之冲脉会有气势旺盛之感。任脉为诸阴脉之海,络全身之阴气,督脉为诸阳脉之总纲,有统帅全身阳脉之作用。通调任督无疑会促进人体健康。

2.太极拳的四肢运动有利于畅通手、足十二正经脉及跷、维四奇经。
太极拳是一种独特的运动形式。
上肢运动要求松肩坠肘气到指尖,其运动方式的特点可概括为:
运转走弧形,螺旋劲不停。
往返有折叠,指、掌、拳分明。
下肢运动由腰部旋转带动,胯膝足与上肢肩、肘、手相配合,其运动形式的特点可概括为:
运劲如抽丝、迈步如猫行。
进退需转换、虚实要分清。
这种螺旋走弧的圆活运动,使四肢的肌肉、韧带、关节在均匀连贯的反复活动中,得到无微不至的运动,做到“行气如九曲珠,无微不至”,气血畅通,使其流转贯注于四梢(手、足十指尖端)。从而达到本固枝荣。

3.太极拳“心静用意”、“松、柔、匀、缓”的运动方式有利于全身气血运行,通经活络效果显著。

4.太极内功的修炼过程就是打通全身经络的过程。
太极拳套路中一些特定的动作可专门刺激某些穴位,促使部分经络的活动,而调节某些器官的功能。
不少人长期坚持太极拳运动,很多慢性顽症在不知不觉之中消失了,身体由弱变强,其中可能有许多原因,但最重要的原因是太极拳促进了全身的经络运动,从而调节机体功能,增进了健康。

人体相关穴位的冲合产生太极拳技击的各种劲法
太极拳谱有十三势之说,这就是平时所讲的掤、挤、捋、按、采、挒、肘、靠、进、退,顾、盼、定等。前八个字是八种手法,后五个字是五种步法。

太极拳先师们在实践中不断体悟并总结出,由太极十三势不同组合而形成的阴阳变化,可出现太极拳各种劲法。

在太极拳中用十天干对应人体之窍,以应十三势中之五步;用十二地支对应人体之窍;通过六合六冲,以应十三势中之八法。

王培生先生的《太极拳的健身与技击作用》一书对此论述极其精辟。
现将十二地支对应人体穴道之分布情况说明如下:

子在腰(命门或会阴穴),丑在胯(环跳穴),寅在脚(涌泉穴),卯在背部(夹脊穴),辰在肩(肩井穴),巳在手(劳宫穴),午在两眉中间(祖窍穴也叫玄观),未在肩(肩井穴),申在手(劳宫穴),酉在胸(膻中穴),戌在胯(环跳穴),亥在脚(涌泉穴)。

太极功法的八法产生的过程如下:
(1)掤劲。掤劲是通过地支中子与丑相合产生。例如,重心在右,意念就想命门穴与右环跳相合,掤劲就会产生。反之亦然。

(2)捋劲。捋劲是通过地支中午与未相合产生。例如,重心在右,意念就想祖窍穴与左肩井相合,捋劲就会产生。(祖窍在两眼正中鼻根尽处向内一寸的空间)

(3)挤劲。挤劲是通过地支中寅与卯相合产生。例如,重心在右,意念就想夹脊穴与右涌泉相合,挤劲就会产生。

(4)按劲。按劲是通过地支中申与酉相合产生。例如,重心在右,意念就想膻中穴与劳宫穴相合,按劲便会产生。

(5)采劲。采劲是通过地支中戌与亥相合产生。例如,重心在右,意念就想右环跳与右涌泉相合,采劲便会产生。

(6)挒劲。挒劲是通过地支中寅申与巳亥相冲而产生上挒和下挒之劲。例如,右手手心向上时,意念就想左脚的脚心(涌泉穴)向后蹬地,这样就产生了上挒之劲;右手手心朝下时,意念就想右劳宫穴与左涌泉穴相合,这样,下挒便会产生。

(7)肘劲。肘劲是通过地支中辰与巳相合产生。例如,重心在右,意念就想右肩井穴与右劳宫穴相合,肘劲便会产生。反之亦然。

(8)靠劲。靠劲是通过地支中辰戌与丑未相冲产生的。例如,重心在右,意想右肩井穴与左环跳穴相合,这叫辰戌相冲;重心仍在右,意想右环跳穴与左肩井穴相合,这叫丑未相冲,前者为肩靠,后者为背靠。

太极功五步应五行,五行在人体中应五窍,因而五步练在内、形于外,只有内外合,才能灵活奏效。
(1)前进。如欲前进,只要意想会阴穴,眼神朝前上方看,身体便自然前进。
(2)后退。如欲后退,只要意想祖窍穴,眼神朝前下看,身体便会自然后退。
(3)左顾。如欲旋转前进,只要意想夹脊穴往实脚之涌泉穴上落,身体便会自然地旋转着前进。
(4)右盼。如欲旋转后退,只要右手抬至乳平(即以拇指与膻中穴相平),同时左手左抬起至肚脐与心窝之间,而左右两手手心均朝下,意放膻中穴微收,眼神顺左手食指往下看入地三尺,身体便会自然地螺旋后退。上述为左虚右实,反之亦然。
(5)中定。如欲立稳重心,只要意想命门和肚脐,立刻就会身稳如山岳。
by takeichi-3 | 2017-10-13 23:59 | 太極拳理論 | Comments(0)

沈肩。。。松下沈の要素

2010年当時、、、
北京滞在時には、毎日のように一時間以上かけ宣武門公園に形意拳を習いに行っていました。
当時、王世祥老師から注意されていた「沈肩」。
今日の練習では、参加者に連呼していました。時を経て、ようやく、老師の目線に近づき~動きのチェックが出来るようになったようです。


≪2010年、とある一日≫

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公園に着いた時、小花は食事中。
食事後、ベンチに座った私に載ってきて一眠り。

老師が来るまでに30分はあるから~と、小花の頭を撫でていたらいつもより早く老師到着。
“老师您今天早点儿来吗?!”
固まっている小花を下ろして基本功開始。
..............((((((((((/-_-)/

このところ、尾閭中正&収臀が不足しているという自覚症状が~
後ろ足蹴り出しで動くのが必須という形意拳。
尾骶骨の先を前に突き出す=お尻が収まって踵に座る⇒後ろ足で前足を送り出す。
この送り出す時に、前に踏み込もうという気持ちが先走って微妙に飛んでしまう~というところを師姐に指摘されてから、ここ数日は歩法練習ばかりを繰り返していたのですが、、、

「そのまま、肩を沈めるのに気をつけて繰り返していれば力は自然に出てくるから~」
と、老師から五行拳練習の指示が、、、

※「自然に出て来る」⇒身法の精度が高い。


★2015年。。。
≪沈肩≫
左右の肩井を松下沈⇒背中を水が流れるように。
命門~環跳~股関節が緩む⇒膝が内側に入らなくなる。
股関節の緩みが現れない=方法に間違いがある⇒力を入れて行わない~松下沈する時~耳根が上に向かうように意識すると、肋骨(体側)も下沈する⇒耳根だけを先に上方に向かわせると(同時ではないと)、肩の放松下沈は生じない⇒肩松下沈み、肋骨の下沈みも伴う。

・両肩~両環跳~両股を繋げる⇒平行(横軸)が維持される⇒歪みが生じない。
※立身中止(縦軸)。

≪肩井と湧泉を繋げる≫
沈肩の要領を説明している文章の中で、よく見かける「肩井と湧泉を繋げる」
互いの位置関係は、垂直線上にあるわけではないのに~どのように?

・下方向への力が生じる時には、同時に上方向に向かう力が生じている⇒陰陽バランス。

・沈肩力が下方に向かう時、足裏は虚(凹む)に~
「地の気を吸い上げる」「地面を掴む」表現は様々だが、その要求は、上方向に向かう力を発生させている⇒足弓と称して~「手弓と呼応する」という表現がされることも。。。

・一動作、一動作の繋ぎ目で繰り返されている沈肩~緩股、后座は、爪先と膝を一致させて、膝を痛めない身型を出現させる要。


★現在。。。
沈肩(肩を落とす)時には、左右肩井を左右腎兪に落して~とアドバイス。
肩隅は、含胸&墜肘形成時にアドバイス。
解釈、時の経過と共に変化していくかもしれませんが、、、
身法によって動く、興味が尽きません。。。。。((((((/- _-)/
by takeichi-3 | 2017-10-10 23:57 | 太極拳理論 | Comments(0)