北京で太極拳

takeichi3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2014年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

出彩中国人。。。

f0007580_23233176.jpg

f0007580_23263644.jpg

ほぼ満開となった桜。。。
昨日の風雨に洗われた空の青とのコントラストが綺麗でした。

今週の金曜日にもお花見をする予定。
それまで、もってくれるとよいのですが。。。

3月10日に紹介した、四川大地震の孤児たちの武術表演。
準決勝に登場。短期間で大いに上達~今回は、太極拳を取り入れた表演で最終決戦出場を決めました。
開催は、4月中旬~楽しみです。



「この人民大会堂の舞台に立って~更なる夢は?」
「もっと大きな舞台に立ちたい」
「何処の?ここも相当に大きいよ」
「故郷に帰って、親戚たちに北京で幸せに過ごし成長している姿を見せたい」

子供たちの表情、自信と希望に満ちて輝いています。

今回、子供たちが唱えているのは「弟子規聖人訓」
先ず日常生活の中で親孝行をし、兄弟姉妹と仲良くする。
その次に日常生活のすべてに渡って言動を慎み深くする。
人と接するときは思いやりを持ち、仁徳のある人に近づいて学ぶ
「文武兼備、壮我中華」
by takeichi-3 | 2014-03-31 23:44 | いろいろ | Comments(0)

熱海温泉。。。

f0007580_239241.jpg
「明日は、せっかく咲いた桜には気の毒な一日になるでしょう」
という、昨日の天気予報通りの荒天となった今日。
花見を予定していたのですが、主目的を温泉に替えて熱海へ。

f0007580_2311548.jpg
昭和三十年代は新婚旅行のメッカだった熱海。
バブル経済以降、徐々に廃れていったそうですが、
近年になってブーム再燃。シャッターを閉めていたお店が多かったという商店街、観光客で大賑わい。

昼食は、ネットで調べたお店で地魚料理。
味も形も見事な金目の煮つけ~(o^0^o)Ψ
f0007580_232345100.jpgf0007580_23243349.jpg
f0007580_23394696.jpg
晴れていたら、青い海を一望できる露天風呂。
大粒の雨で頭を冷やしながら、長湯を楽しみました。

塩分が強い泉質なので、汗疹などに効きそうです。
小さな子供でも無理なく入れる優しい湯温。

帰り時間近くになって、雨が止んで少しの青空。
櫻祭り開催中の熱海城で花見もできました。
f0007580_924963.jpgf0007580_23412271.jpg
by takeichi-3 | 2014-03-30 23:21 | いろいろ | Comments(0)

美猴王。。。

「美猴王=孫悟空」
京劇でも人気のある、武生(男性武術役者)が活躍する演目です。。。
ドニー・イェンが映画≪Monkey King≫で孫悟空を演じた時に、意識したというのは≪六小≫。

著名な孫悟空役者だった父~その後を継いでいた兄小六の突然の死~そして、その後を継いだ六小。
テレビドラマ西遊記に出演してから、「孫悟空=六小」のイメージが定着しています。

少林寺武術学校の生徒なども出演している、レベルの高い孫悟空表演。。。




アメリカ人のパルクールをこなす華僑の青年が北京で美猴王に挑みます。
練習の合間には、伝統文化~中国レスリングの基本トレーニング「幟」や空竹にもチャレンジ。


by takeichi-3 | 2014-03-29 23:54 | 中国映画音楽 | Comments(0)

プロとアマチュア。。。

バスケットボールには詳しくないのですが、技術の上手い下手の見分けはつきます。
NBAの名プレーヤー、カイリー・アービングやレブロン・ジェームズが老人に扮して、町中のバスケットに参加するドッキリ~ペプシコーラのCM。。。素人とプロの差、大き過ぎます。




第二弾。。。




第三弾。。。女性も参加。


by takeichi-3 | 2014-03-28 23:55 | いろいろ | Comments(0)

身体を動かして肝の養生。。。

f0007580_23482585.gif
春間近になって、気温が不安定。
f0007580_23482585.gif昨日は暖かかったのに、今日は冷え込んで~
我ながら、気分が不安定になっているのが否めません。


イライラしているような時、肝の働きが弱っていると解釈する中医。
また、情緒の不安定は肝を痛めるとも言われています。
春は生長の時期。陽気が生じ始めて木々や草花が芽吹き始めます。
五行の「木」に属している「肝」に影響の出やすい時期。

易筋経の動きを利用した、肝経を養う動作。




図で見る肝経鍛錬法。。。



中医学での肝は、、、
胆・目・筋・爪・怒・酸・青と深い関係があり、疏泄(疏=疎通、泄=発散・昇発⇒気血の通りをよくし、消化活動を促進させる)と蔵血(血液を貯蔵し、血液量の調節すること)を司ると考えられています。肝や胆に異常が生じると、疲れやすくなったり、眼精疲労、爪の軟化、肩こり、足の攣り、精神不安定等が起こります。

春に摂りたい食品
青物系⇒韮、蓬、山葵、緑豆、法蓮草、小松菜、シソ、胡瓜、鰯、鯖、秋刀魚等。
タンニンを多く含む食物⇒しじみ、あさり、牡蠣等
酸味のある果物。
by takeichi-3 | 2014-03-27 23:50 | 気功:五禽戯・八段錦他 | Comments(0)

太極剣の剣指。。。

f0007580_23392321.gif太極剣。。。
剣指についての質問を受けたので~改めて、調べ始めたら、
f0007580_8581310.jpg剣の用法については詳細に説明されているのに、剣指は、その形の説明ばかりで、用法についての記載は僅かしか見つけることができませんでした。


かつては、「剣訣」とも「戟指」とも呼ばれていた「剣指」
ひんぱんに使用されている用法は、「架指」、「捧指」、「附指」、「前指」、「側指」の五種。

剣指の働きは四種類に分けることができる。

①剣指が剣を誘導する。
「架指」
仆歩横掃(三十二・四十二)、左弓歩平帯(三十二・四十二)、左弓歩撩剣(三十二・四十二)、左弓歩攔剣(三十二・四十二)、左弓歩雲模剣(四十二)、絞剣(四十二)など。。。
★剣指が上がりながら、剣を誘導していく。

②剣指が剣を補佐する。
「捧指」⇒独立上刺(三十二・四十二)、并歩平刺(三十二)など⇒下から補佐する。
「附指」⇒右弓歩平帯(三十二・四十二)、右弓歩雲模剣(四十二式)など⇒側面から補佐する。
★剣を持つ手と剣指の合力によって、攻撃力を大きくしている。

③剣指で直接相手を攻撃する。
「前指」
弓歩前指(三十二剣・四十二剣)、転身回抽(三十二)、蹬脚架剣(四十二)、摆脚架剣(四十二)など。
★相手のツボや顔を攻撃。目くらまし効果。

④剣と協調一致して動き、バランスをとる。
「側指」
独立輪臂(三十二式・四十二式)、虚歩下截(三十二・四十二)、分脚后点(四十二)など。
★剣指(虚)と剣(実)がバランスを取り合い協調一致して動く⇒重心が安定し易くなり攻撃力が増大する。
f0007580_09070.gif

剣指、上記のいずれに属しているのかを理解して動かすことができるようになると、
動きに深みが出てきます。。。
by takeichi-3 | 2014-03-26 23:55 | 太極拳理論 | Comments(1)

話題の修道女。。。

イタリアのオーディション番組。。。
3月19日に放映されてから、動画サイトへのUPがひっきりなしの映像。

審査員たちは、挑戦者に背を向ける形で座り~声だけで判断するようですが、、、
場内の盛り上がりが、最初から半端じゃないのに「???」な感じ。
「合格!」を出してから振り向いて~ビックリ!!!



パワフルに歌っている曲≪No One≫の詞の内容は、、、
No one, no one, no one
Can get in the way of what I'm feeling
No one, no one, no one
Can get in the way of what I feel for you, you, you
誰にも、誰にも、誰にも、あなたへの思いを邪魔することはできない。
誰にも、誰にも、誰にも、あなたへの思いを止めることはできない。

When the rain is pouring down
And my heart is hurting
You will always be around
This I know for certain
雨が降っても、心が傷ついても、
いつだってあなたは側にいてくれる、これは確かなこと。

「You=キリスト」
修道女が歌っても違和感がない内容です~(^^)v


同じように、イギリスのオーディション番組で話題になった≪ポール・ポッツ≫の映画≪ワンチャンス≫が上映中なので、見に行こうかと思っていたところ。。。




あ。。。これで、全ストーリーが分かってしまった。(((((^^;






by takeichi-3 | 2014-03-25 23:45 | いろいろ | Comments(0)

真功夫論。。。

f0007580_045087.gifある太極拳伝承師傅による、真功夫論。。。

真功夫。。。
一般的に人々が思い込んでいるのは、相手を打ち倒す、刀や槍の名手、空を舞って蹴り上げる、発気で人を飛ばす~など小説や映像などによる影響が大きい。

真功夫、様々な状況や立場を鑑みた、それぞれの基準があってもよいものではないだろうか。

国際競技大会などで優勝を手にした選手たち。
厳しい訓練を経た後に栄光を手にしたその技術も、ある意味、真功夫と称されてもよいものだと思う。散打大会の優勝者たちも、又。。。

しかし、それらは、身体条件が良い(若い)という条件の下で得られる功夫でもある。

太極拳高手たちの中には、高齢で車椅子を利用している者もいる。
競技大会では栄光を手にすることは無理であろうと思われる人たちに真功夫は無いのだろうか?

太極拳における真功夫。。。
太極拳理、武術文化理解の深さ~長きに亘る訓練を経て太極拳理念が生活の知恵となり、日々の暮らしの中に融合されている。

太極拳は、練拳時間が長くなるほど功力が増してくる。
内劲が満ちて運転~節節貫通~意の操作により劲は全身を巡る。手足や筋肉の力が頼りの運動ではない。

私自身が価値を見いだせる真功夫。。。
誇れるものは、どれほど多くの人に勝ったかということではなく、その徳、技芸、修養により人々から得られる尊崇~優れた後継者をどれだけ輩出したか~それこそが、高次な真功夫。。。
by takeichi-3 | 2014-03-24 23:57 | 太極拳理論 | Comments(0)

白鶴拳。。。

鳥の少林拳トレーニング。。。何となく納得。




鳥といえば、、、白鶴拳とかあったなぁ~と、探してみたら台湾の食鶴拳が。。。
肩肘の使い方が凄い、一撃で相手を倒す~超実戦的な拳。沖縄空手にも影響を与えています。
福建で流行っていた鶴拳、早くに台湾に伝わり~大陸では失われた凶暴な鶴拳が今も受け継がれている。




白鶴拳は、太祖、羅漢、、達尊、行者などと並ぶ少林五祖拳。
福建省永春県から、德化、大田、永安、福州、福清、泉州、同安、厦门、漳州より台湾等へと伝わって行ったことから、“永春白鶴拳”と呼ばれることもある。

f0007580_23492090.jpg女性によって創られた白鶴拳。
清朝初年順治年間(1644年~1662年)、福建省福宁州北門外の少林拳師「方種」の一人娘「方七娘」による。

反清運動に失敗して、浙江省処州府麗水県から福建省福宁州北門外へと逃れてきた方種。家は豊かで侠気のある性格をしていた。武芸好きで、多くの豪傑たちとの交流があった。自身も高名な武術家だったので、多くの人が学びにやってきた。

十六歳で少林拳をマスターしていた七娘は絶世の美女。多くの求婚者が現れ~方種は、娘の婿となる「陳」に拳を伝えようと思っていたが、人柄が悪く~婚姻が失われた七娘は、仏に心の安らぎを求めて白蓮寺へと赴いた。

日がな一日、寺で機織りを続けていた七娘の前に一羽の白鶴が舞い降りてきて~翼を動かしながら踊るような足取りで動き~食物を捜して首伸ばしたり、奇妙な姿で動いていたので~手元にあった箱を投げたところ、さっと一飛びで避けられてしまった。さらに、尺棒を投げつけると~広げた羽で弾き落とし、飛び去って行った。

鶴の動きに触発され、少林拳の動きと白鶴の舞を融合させ、“似剛非剛、似柔非柔”な拳法≪白鶴拳≫を創り、寺で拳を教えるようになる。

武術修行の旅をしていた永春県の「顔起誕(棍に秀でていた)」と弟子の「曾四」が、暴風雨を避けて雨宿りしている時、方種が寺へと招き入れた。起誕と七娘は、武術談義をしているうちに言い争いとなり~高手とはいえ小娘、大の男に勝てるわけなどないと~起誕は勝負を挑んだが、一撃を加えようと手を出した途端に倒されてしまった。

敗れた起誕は曾四に、
「私の功夫は未熟で、まだまだ精微神化に至っていない。お前はここで拳を教わるがよい」
と言い、七娘に曾四に拳を授けてくれるように頼んだ。

若く、朴訥誠実で沈着~見栄えも良かった曾四を弟子として受け入れた七娘は、後に彼と結婚。
二児をもうけ~二人で曾四の故郷永春に帰って、白鶴拳を広めた。

★方種、方七娘、曾四~の存在は確かなのですが、創拳の経過には「白鶴仙人伝授」など諸説あります。
  ((((((^^;
by takeichi-3 | 2014-03-23 23:41 | 武術各派 | Comments(0)

王培生。。。呉式太極拳

f0007580_0175715.gif
10月開催の≪中華武術大学堂名家講堂≫
今年は何を習おうか~と迷っています。
最近、色々な老師たちから、それぞれの太極拳理論解釈を聞くのが好きになっているので~あえて、昨年とは異なる老師を。。。


候補の一人。。。
張全亮班(著名な呉式太極拳伝承者、名家王培生老師の高弟)
内容:王培生伝呉式太極拳37式。動作の詳しい説明と健身作用解析。

で、張全亮老師の老師による、今回学ぶことになる套路。。。
37式を通すのに、18分かけています。




≪王培生:原名王力泉≫
1919年河北省武清県生まれ。
五~六歳の頃に父母と共に北京に。
父親は共和医院の工員をしていて、東四演楽胡同に住居を構えた。

胡同の中には大きな縁日を催す場所があり、そこに、滄州呉橋からやってきた雑技団が常住していて。
槍や棒で遊ぶのが好きだった王力泉は、よく雑技団の練習を見に行っていた。中でも、朱師傅のとんぼ返りが見事で。王力泉も雑技団の子供たちが練習する傍らで、その動きを真似て、時には着地に失敗して鼻を打つことも~そんな彼を見た朱師傅がコツを教えてくれた。師傅が棍棒を彼の腰に当てて一掬いすると楽々と返ることが出来~以来、要領を掴むことができた。

朱師傅の指導もあって、一気に上達~
一メートル四方のテーブルの上で、連続36回の宙返りが出来るようになり、観客たちを沸かせた。

f0007580_23541196.jpg
最初の武術の師となるのは八卦掌名師の馬貴。別名“螃蟹馬”。
木材工場を営んでいたので、“木馬”とも呼ばれていた。
八卦掌の祖師董海川より学び、後に尹福を師として~尹氏八卦掌の第二代伝承者となった。

学武の為、親から受け継いだ木材工場を売ってしまい、晚年は蟹(螃蟹)を売って生計を立てていたのでこの呼び名がついたという説と、彼独特の歩型(蟹の足のような~)からという説もある。

当時70歳を超えていて。。。
武芸に秀でてはいたが、弟子をとってはいなかった。

いつも、東四甘雨胡同にある親戚の家に立ち寄っていた。
王培生一家が引っ越してきた先は、この親戚と同じ院子。

ある日、王培生が院子内で夢中になって槍を弄び、入口に向かって一突きしたその時に馬貴が入って来て~王培生には勢いよく馬貴の喉を目がけて伸びていく槍を止める術がなかったが~老人は身を翻すと同時に槍を掴み、通りを隔てた壁の上へと飛ばした。

「誰の家の子だ。こんな悪戯をして。人を傷つけたいのか!?」と怒鳴った。
王培生の父母が駆けつけて謝り、馬貴の親戚のとりなしもあって、怒りが収まった馬貴~しげしげと王培生を眺め、“なかなか見込みがある子供ではないか”と、八卦掌を教えることにした。

王培生は、12歳の時に張玉蓮に弾腿を~同年末に、楊禹廷に太極拳を~同時に三門の武術を学んだ。

毎朝、日が昇る前に起き出し~歩いて天安門広場まで向かい、硬功。
それから十路査拳、十路弾腿、八卦掌を練功~労働民文化宮が開門すると、そこで太極拳の練習。

f0007580_049788.jpg
当時、北京に成立された太極拳研究会は、王茂斋(師爺)と楊禹廷が責任者だった。推手が盛んで、中でも張柏久と楊玉琦の二人の技術が秀でていた。

1934年陰暦6月の早朝、この二人の高手を王培生が倒し~北京の武術界で“推手神童”と評判になり、孫弟子の身分ではあったが、王茂斋(師の師)より直接指導を受けるようになった。

18歳の時に、楊禹廷より独立開館の許しが出る。

≪楊禹廷≫
閉鎖的ではなく~教えを請う者があれば、分け隔てなく丁寧に指導。
他派の拳に興味を示す優秀な弟子がいると、弟子を伴って先方へ挨拶に赴いたとか。。。
f0007580_0154854.gif≪先輩たちの残した拳を正しく受け継ぎ、正しく伝え残していく≫
感動的な逸話が多く残る、武術をこよなく愛した師傅です。
by takeichi-3 | 2014-03-22 23:56 | 偉人たち | Comments(0)