北京で太極拳

takeichi3.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

パルクール&軽功。。。

パルクール、少し見ない間に~進化している。。。



日本パルクール協会は設立されていて~そこに寄せられた意外なQ&A。。。
Q.パルクールの大会はありますか?
A.パルクールは競技ではありませんので、大会・選手権・その他競技形式のイベントは開催しておりません。海外においても公式な大会は開催されておりませんが、パルクールの移動性やパフォーマンス性から派生したパフォーマンス大会や障害物競走などが一部開催されております。


★パルクール愛好者から注目されている軽功高手~武当山陳師行道長。




★陳師行道長の≪武当龍華拳≫


# by takeichi-3 | 2017-07-19 23:58 | いろいろ | Comments(0)

木心。。。从前慢

f0007580_23555243.gif
昨晩10時から、今日の午後6時までブログ運営会社のメンテナンス。
久しぶりに更新ナシとなりました。。。


大好きな≪中国新歌声第二期≫が始まりました。
第一回、話題になったのは、審査員をウルウルさせた浙江省出身19歳の女子大生≪叶炫清≫




同じ浙江省出身の詩人&画家≪木心≫の詩による≪从前慢≫を歌っています。
木心が亡くなった後に見つかったという詩。

創作年代等の詳しい状況が分からず、、、
政策の変化につれ、大きく変わり、失われてしまった生活を懐かしんでいる~烏鎮に戻った際、生家が荒れ放題になっていて、「もう、二度と戻ることは無い」と言った時期なのか~終の棲家として帰郷した時なのか~その解釈は中国人でも様々。。。
状況に興味があって、木心を追ってしまいました。。。(((((^^;

≪从前慢≫
记得早先少年时 大家诚诚恳恳 说一句是一句
清早上火车站 长街黑暗无行人 卖豆浆的小店冒着热气
从前的日色变得慢  车、马、邮件都慢 一生只够爱一个人
从前的锁也好看  钥匙精美有样子 你锁了,人家就懂了

少年だった頃 人々は誠実に暮らし 心から言葉を発していた
早朝の駅 暗い通りに人影は無く 豆乳を売る店の蒸気が上がっていた
以前は 移り変わりはユックリで 車も、馬も、郵便もユックリ 生涯に愛する人は一人
以前への錠は美しく 鍵も精美
あなたは錠を下し 皆は直ぐにそれを理解した


作詞家の≪木心=1927~2011年≫
浙江省烏鎮東柵の富裕家庭出身。14歳の時、上海に求学~故郷を離れる。
南京美術学校で学んでいた時、左翼活動のリーダーとなり、上海市長より除籍&国民党より追われ~台湾に移る。

1949年中華人民共和国成立前に大陸に戻り、美術教師などを務めていたが、文化大革命中に、その言動により三回、収監・労働改造所などの処罰を受けている。
 
1982年に、自費でニューヨークに留学。
アルバイトで生活を維持しながら、絵画と文学の創作に励む。アメリカで話題になっている中国人芸術家がいると注目した台湾の雑誌社により、自作が出版される。

2005年。烏鎮出身で世界的に活躍している芸術家がいる~と知った故郷の要請で帰郷。
2006年になって、ようやく中国大陸で書籍が出版される。
2011年、生涯独身のまま、烏鎮で逝去⇒落葉帰根。


# by takeichi-3 | 2017-07-18 23:57 | 中国映画音楽 | Comments(0)

一路走好。。。劉慶洲老師の推手

f0007580_23275427.jpg北京から、知り合いの老師の訃報が届きました。
劉慶洲老師(左から二番目)~推手高手。

20年位前~初めて訪中訓練に参加した時の写真。
この時は、24式太極拳を習いましたが、その後、幾度か推手を学ぶ機会もありました。

鉄のように重い(綿裏鉄)かと思うと、羽のように軽くなる~変幻自在な推手の感覚。体が覚えています。

f0007580_23484420.gif
北京留学中にも、度々、老師の指導を受けていて。
その想い出を探してみました。。。


★2005年。。。
今日も朝早くから、太極拳の練習に行って来ました。
午前七時前に出発、目指すは故宮の東側にある“労働人民文化宮”。毎週日曜日に“劉慶洲老師”が、ここで北京の人たちに太極拳を教えています。

まだ暗い中を学校前からバスに乗り込み、それから30分、乗り換えの西単に着く頃にはすっかり明るくなっていました。 天安門東で地下鉄を下り、8時前に練習場所に到着。皆、推手の準備運動をしていました。それを見た瞬間、思わず“ラッキー!”と思ってしまいました。だって、劉老師の推手は最高なんです。

今日は、はるばる日本からやって来たお客さま待遇~長い時間、相手をして頂きました。(^^)v
内容は、“単掌平円”と“双掌”。とても疲れました。それも脚ではなく腕が。。。
日本で推手を習う時、一般的には「力を抜いて~」と言われます。それなのに、今日の練習中、劉老師はず~っと、推す時に重さを出して来るのです。(⇒力が入って硬いのとは違う)そのせいで、私に余裕が無くなってしまったようです。

それにしても、推して来る相手の力が感じられる練習は、自分で自分のモロイ部分が直ぐに分かるので、とても勉強になります。相手が動いた瞬間には対応していないと遅い、というのが明確に理解出来ます。


★2007年。。。
先日、学校で習った私の四正推手をジッと見ていた劉老師が、
「この推手は楊式じゃなくて陳式だから~用法が違う。」と言っていました。
ちなみに、陳式推手は拿掌を多用。楊式は棚と発がメイン。呉式は柔らかい力で化すが特徴。
※北京体育大学太極拳班では、黄康輝老師(陳式)の指導を受けていました。

で、で、、、“単掌平円”
円の外側から胸を目がけて推してくる相手の手が胸前に至った時に、“含胸”となるのですが、相手をしてくれた中国人生徒さんが、胸前になると一瞬力を入れてくれるので、とてもタイミングが分かり易く勉強になりました。

ひたすら力を抜いてしまって、軽くて柔らかい方が良いと考えられがちな推手。
適度な力を加えることによって、理解が早まるようです。


★2008年。。。
以前、劉慶洲老師は、「例え1mmのズレであっても、私には分かります。」と言っていました。

推手講習会の時、劉老師が相手をしてくれたことがあります。
私がちょっと推した次の瞬間(5cmも動いていない)~バランスを崩され、これ以上進むと倒れるので動けないという~まるで、崖の際に立っているような感覚を味あわされました。

実際に相手を倒さずとも、相対している同士の内側では勝敗が明確~が理解出来ました。


★おまけ。。。宗維潔老師との推手。
推そうとすると、老師は本気になって抵抗したり~するので、少しも推すことができません。
「私が力を入れたほうが、柔克剛の練習になるでしょ?」
だそうです。(T_T)...
# by takeichi-3 | 2017-07-17 00:22 | Comments(0)

(再)太極拳秘境~各派各種攻防。。。

f0007580_23552229.gif
用法(技の使い方)を説明している動画ですが、、、
これに、身法によって生み出される劲力を加味~が中級以降の学習には必須ではないかという推測が、実感に変わった~今回の香港でした。

映像は、≪和式太極拳の靠≫の途中から始まっていますが、、、



この動作を攻防で使うには、相手の力の方向を聴かなければならない。
二人が手を合わせる~相手が突然に力を加えてくる~(実演=順靠)~相手の力を引き寄せた時に、背中で靠~相手を引きこめなかった時には、迎門靠を利用~(実演)~相手の力を聴いた後に、その力を失わせ(化)て処理する⇒相手がバランスを崩したら、靠。

とても分かりやすいですね。
その上、実用的です。

≪孫式太極拳の金鶏独立≫
まず、重心を安定させて座って~立ち上がる。そして~下に沈み、立ち上がる~
相手が攻撃してきたら~(実演)~手で顔を守ると同時に攻撃を加える=攻撃力が高まる⇒膀胱を破壊~孫式太極拳の動作は穏やかな感じに見えても、いつでも攻撃が出来るような敏捷性を備えている。

≪陳式太極拳の掩手肱拳≫
掩手~合による遮断(拳を隠す)~分けながら(開)、打(出)拳~拳は遠くの敵を、肱は近くの敵を、密着している敵には靠~(実演)~相手の動きに合わせて、拳、肱、肩(靠)で攻撃する。

この三種類の発劲は同じ~相手との距離によって使い分ける⇒遠用拳、近用肘、貼用靠。

≪武式太極拳の単鞭≫
相手を引きずりこむ⇒松沈座腿して相手を動かす~右手で相手を後方に引き込み(空にする)、左手は前方に、発力~陰陽同時、同時進攻~(実演)~化してから攻撃~腰によって動く。

見栄えが良いだけでなく実用的ですね。
武式太極拳の動作は小さいが、攻撃は短く(相手との距離=路線)早い(発力)。

≪楊式太極拳の単鞭≫
(実演)~重心の移動~右手は刁手(掴む、引っ張る~蟷螂拳の手技名称に使われる)、左手は腹前に~左手は腰間から上がり立掌で相手を打っていく~刁手の働きは?~体を回しながら攻撃を防いでいる~同時に、左側からも敵が~前に踏み出して攻撃⇒単鞭は、両側を顧みることが出来る分身打法。迎面掌と刁掌(勾手)で両手を分け広げる⇒拉(引っ張る=開展式)単鞭。

≪陳式太極拳の勾手≫
套路の中でよく出現する勾手。
例えば単鞭は、右手が勾。斜行は、左手が勾。閃通背は左手が勾。
その用法は、擒拿を防ぐ。この形だと擒拿されにくい。手を開いていると簡単に擒拿されてしまう。

また、擒拿を解くこともできる~(実演)~勾手でなくても使えるが、時間がかかる~(実演)~勾手で擒拿を解かれそうになった時の対策&その後の対策も実演~
# by takeichi-3 | 2017-07-16 00:06 | Comments(0)

週末は中国映画。。。唐卡(チベット仏画)

唐卡(チベット仏画)を題材にした中国映画。。。



唐卡画家の頓珠。
厳しく伝統を守っている~女性の弟子入りは、希望があっても受け入れない。
周囲には隠していたが、自身の目が間もなく見えなくなることを自覚していた。
父を尊敬、後継者となることを望んでいる息子の巴桑。その作品は西洋画を取り込んだ斬新な風格。息子の絵に価値を認められず~近々開催される唐卡展に二作の参加を請われて~祖先に祈りをあげていた時、祭壇に置かれた上質の赤砂(絵の具)を見つけ~代々伝えられた技術を後継するに値する者を探しに行けという先祖の意思と判断。旅に出る。

モンゴルの高原で出会った男は、母親と盲目の娘の面倒を見なけらばならない情況から家を離れることはできず~代わりに、両腕を失った弟嘎嘎を連れ帰る。

キャンバスに絵は描けず、塑像に励む嘎嘎。
巴桑のアトリエで見つけた女性のスケッチ。そこに描かれていたのは、盲目の娘の手術代を稼ぐ為に家を離れた兄嫁~義姉さんが、この街にいる。。。

嘎嘎がモデルを気に入ってスケッチを盗んだと誤解した巴桑は悪戯をしかけ~傷ついた嘎嘎が家に帰ろうとした時、師匠が弟子たちに話している故事を聞く。

仏が、寺院の梁に巣を張っていた千年に亘り香に焚かれたことで仏性が芽生えた蜘蛛に尋ねた。
「この世の中で、一番価値のある物は?」
「手に入れようとしても手に入れられない物。失われてしまった物」

その数日後、風が一滴の露を蜘蛛の巣に運んできて~蜘蛛は露に恋をした。
暫くして、再び大風が吹き、露は吹き飛ばされて~蜘蛛は悲しんだ。

仏が再び現れ、千年前と同じ質問をしたが、蜘蛛の答えは同じだった。
「お前は、一度、世間を見てきた方がいい」と仏に言われ、蜘蛛は投胎。
官僚の家の娘珠児として生まれ~新科状元の露に一目惚れするが、皇帝の命により草太子に嫁ぐことになる。同時期、状元露は風王女と婚姻することになり、絶望した珠児は、薬を飲んで命を絶つ。

仏が蜘蛛に言うには、状元はあの時の、風によって運ばれ~去って行った露。
元々が風に属している。草太子は?寺院に生えていた草。永い間、黙々と、お前を見続けていた。
お前は、一度として、下を向いて彼に目をやったことなどないだろうが。。。

「この世の中で、一番価値のある物とは?」
「今、私の、この手の中にある物です」

その話を聞いた嘎嘎の手には、師匠より託された朱砂と印。
「師匠、私は絵を描こうと思います」
「どうして?」
「空白を埋め尽くしたいのです」
その言葉は、師匠が自身の師匠に告げたのと同じ言葉。

作品を描き始めた嘎嘎だが、いつまで経っても菩薩の目を書き込むことが出来ない。
師匠の息子が嘎嘎の姪の目の手術を助け、家を離れている時に展覧会に出品する絵を早く送るようにという催促が。

三年かけた、師匠最期の大作~を期待する弟子たち。が、目を悪くしている師匠に描けた物は~それを事前に見ていた嘎嘎は、「師匠の絵が素晴らし過ぎて~」という手紙を残し、絵を持ち去る。

「嘎嘎が絵を盗んだ」と騒ぐ弟子たちに、「私に代わって絵を運んでくれたんだ」という師匠。
# by takeichi-3 | 2017-07-14 23:58 | 中国映画音楽 | Comments(0)