中国、今日は国慶節。恒例となっている天安門周辺のパフォーマンス。

今日も、横隔膜&提肛呼吸を利用しての尾閭、肋骨、鎖骨稼働による四肢稼働~を試してもらいました。体幹が安定、肩腕は放松してラクに~な感覚は得られたようです。初めてだったので、理解しづらい部分もあったかとは思いますが、日々の継続により習慣化(自然化)していくようになると思いますので、頑張ってくださいませ。
中国の「内家拳(太極拳、形意拳、八卦掌等)」の“内”は、インナーマッスルを稼働させていいる“拳”だから~で、「体幹のインナーマッスル」についてを…
現代では、体幹トレーニングという言葉をほとんどの方が聞いたことがあるのでではないでしょうか?体幹を鍛えると良いイメージを持っている方は多いと思います。しかし、体幹を鍛えることは、姿勢を良くしたりカラダの軸を作るために大切ですが、強い負荷ばかりのエクササイズでは腰痛につながったり逆にカラダを固くしてしまう恐れもあります。
体幹には、インナーマッスルとアウターマッスルと言われる大きく分けて2種類の筋肉があります。この2種類の筋肉をバランス良くトレーニングすることが、効果的に体幹を強化するポイントです。
【インナーマッスルとは】
インナーマッスルは、カラダの深部にある小さな筋肉たちのことを指します。体幹では、背骨の安定性を高め呼吸にも関わるなど、大きな力を発揮することはできないものの重要な働きをします。体幹では、「横隔膜」「腹横筋」「多裂筋」「骨盤底筋」の4つがインナーマッスルと言われています。
これら4つの筋肉があり、お腹に膨らんだゴム風船があるような構造になっています。そのため、上下・前後・左右あらゆる方向からの衝撃を吸収してくれています。
【アウターマッスルとは】
逆に、カラダの表層にある比較的大きな筋肉たちのことをアウターマッスルと呼びます。力を発揮するのが得意なために、重い荷物を持ち上げるときやスポーツのあらゆる場面で使われる筋肉です。カラダの深部にあるインナーマッスルの働きを良くした上で、アウターマッスルを鍛えることが体幹を強化する上で大切なポイントです。体幹のアウターマッスルは、「腹直筋ふくちょくきん」「外腹斜筋がいふくしゃきん」「広背筋こうはいきん」が含まれます。
★インナーマッスルのうちの「骨盤底筋」~提肛によって稼働~尾閭中正、収臀、丹田(腹圧)強化に役立ちます。
骨盤底筋は、肛門周囲にあり下から内臓などを支えていると言われています。姿勢を保つ際にも重要な筋肉です。骨盤底筋のトラブルは、妊娠・出産後・肥満・加齢などです。意識するのが難しい筋肉ですが、これも呼吸と連動させましょう。息を吸った際に、肛門を緩めて吐くときに肛門を軽く締める(おしっこを我慢するように)イメージが大切。肛門のイメージしづらい方は、息を吸った空気の流れが下に落ちていき、吐いた際に上に挙がっていくように意識してみて下さい。