北京で太極拳

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太極拳って???

中国のテコンドー系パフォーマンスチーム「龍拳組合」、メンバー成長しています。「忍者」というタイトルのパフォーマンス。




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明日から6月。徐々にスポーツ系復活。4月初旬から、自分なりに日々鍛錬を行っていましたが、以前と比べて、動きやすい身体になったor体力が落ちている~ようやく確認できます。

2007年に中国武術サイトで見つけた「初心者向太極拳説明」を訳していますが、下記を実現するには拳理の理解が欠かせません。

「太極拳って何だろう?」
“拳”は抽象的に中国伝統武術を示す言葉です。現在、“拳”は健康と武術的攻防の二つの面を所有しています。過去においては武術的攻防を第一としていました。

中国伝統武術の種類は多く、その数は数百から千に及びます。それらに付けられ名称は、★動物から⇒黒虎拳、蛇拳、鴨拳。★歴史上人物⇒大祖拳、燕青拳。★動きの特徴⇒戳拳、地趟拳、酔拳。

では、太極拳は?⇒中国道教の教え“太極”からきています。
何が“太極”か?⇒“太極は陰陽の母”、中国伝統道教思想哲学は、この世の中の全ては陰陽によって組成されていると考え、その二つは必ず協調していなければならず、お互いが滞ることなく求め合うことによって宇宙は進化、発展をしていると考えています。

“太極”という名を冠せられた“拳”は、「協調を捜し求める」という拳理の下において、その練習の中から、自分自身の内側の感覚を通して「協調」を体得していく“拳”です。そして、実際の戦いにおいては、対戦者と協調することによって相手を制して勝利を勝ち取っていく“拳”でもあります。この思想は、「人と自然との協調」、「人と天(神)との協調」にもあてはめることが出来るものとなっていきます。

太極拳学習に必要なのは、根気と良い老師。有名な老師ということではなく、太極拳の拳理を理解して研鑽を積んでいる老師を指します。太極拳は“知の拳”なので、拳理を学ばずに外見だけの学習ばかりしていると上達が難しくなってしまいます。

上達を目指す為の太極拳練習には5つの段階があります。

①学拳:現在、数多くの套路が存在していますが、一つずつを確実に取得する。

②修拳:一つの套路の動作を覚えた後、老師から一つ一つの動作を正確なものに修正してもらいながら規定の要求通りにしていきます。現在、多くの人たちが軽視しやすい点ですが、動作を覚えた後には、自分自身で深めていかねばなりません。動作を一通り覚えただけで、直ぐに新しい套路へと移行してしまうと癖がついたままになり、劲も理解しにくくなってしまいます⇒“学拳容易改拳難=拳を覚えるのは簡単でも改善するのは難しい=悪い癖がついてから直すのは大変”は、このことを指しています。

③練拳:前の二つを基に、一つの套路の動作要求を正しく把握した上で、“功夫不是教出来的而是练出来的=功夫は老師の教えの中からではな自分自身の練習の中から現れてくる”、“拳打万遍自然精=多く練習すれば自然に習熟してくる”を実践します。

④内外合一:「手本を真似てヘチマの絵を描く」というのは太極拳初心者が行う学習方法です。そこから上を目指すには、内外合一することによって生じる劲を求めなければなりません。自分自身の練拳を通して呼吸と動作が一致してくるようになり、劲を感じ取れるようになって初めて中級レベルになります。この段階では、動作の中の開合を把握し伸縮・起落と呼吸を合わせることによって丹田を通して腰からの発気が身体の隅々まで行きわたるようになります。

⑤神明:意識のレベルは神と同じ高さとなります。その拳の動きは大きく伸びやかで美しいというだけではなく、劲の流れも呼吸も滞ることなく協調して一気呵成となり、見ている人たちには、「春風にそよぐ柳の枝」や「流れる雲」を連想させます。

以上の5段階の分解は曖昧なものですし、表れを感じるまでに費やす時間も人によって異なります。焦らずにユックリと時間をかけて取得していくというのが理想的な太極拳学習の方法でもあります。

# by takeichi-3 | 2020-05-31 23:51 | 太極拳 | Comments(0)

太極拳、腰脊による四肢運動。。。

ずっと気になっていたアクション俳優の名前が分かりました⇒喻亢(yu kang)。悪役担当で、ドニー・イェンとのアクションは見ごたえがあって~と思っていたら、先日のドニー班の動画の中にもいて。名前が分かってスッキリ110.png






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ここ最近、身体の使い方(用法)を説明する機会が多かったのですが、基本的に、身法によるアライメント精度がある程度のレベルまで整わないと使えないので、規律大切です。

骨格が正しいポジションになる&呼吸と協調した深層筋&筋膜稼働による腹腔部調整=丹田形成⇒腹圧コントロールによって発生させた下肢の劲力を上肢に伝えての活用は、站桩時に行っている内功の基本。外見的には静(停)でも内側では動(活)⇒劲を巡らせながら(マッサージ効果あり)単式や全套を内側だけで行う~慣れてくると楽しい時間になります。

身法の第一歩は虚領頂頸⇒脊柱の中正を保つ要。太極拳の力の特徴は、腰脊による四肢運動。身法の主となる要求は腰脊中正不偏⇒前後左右に傾いている状態では内劲運転が正しく行われないので、練習時には、「保持中正不偏」「不俯不仰」「放松」「松沈直堅(正直中正)」「脊柱脊椎節々放松」を心がける。

有頂劲(虚霊頂頸⇒脊椎は頂頸により吊るされている)な状態だと、腰は車軸のように真っ直ぐになるので、穏定、円転、不揺摆、不軟塌となり、「身躯四肢」「内気如車輪旋転」⇒拳論でいう、「腰為大旗」「腰為車軸」「気如車輪」⇒腰脊は上方向に軽く持ち上げられ~垂直に伸ばされている=真っ直ぐ⇒中正⇒左旋右転と回る時に中軸がブレず、ふらつかずに転動⇒内劲は支撑八面な活動が出来る。


★北京で、宗維潔老師から太極拳を学び始めた時、「太極拳理論と照らし合わせながら、正誤や修正方法の根拠(この規律が掌握できていないから…)が理解できるようになりたいんです」とリクエスト⇒当時、日本に戻っている時には、規定拳で全国大会参加&太極拳インストラクターをしている人たち数人に指導していたので、自分自身にも生徒たちにも財産となるような知識を得たかったという気持ちがあったのですが…拳理、同じ言葉であっても、学べば学ぶほど深く複雑になるので、興味が尽きることがないモノだと実感し始めています。太極拳、腰脊による四肢運動。。。_f0007580_00051850.gif
# by takeichi-3 | 2020-05-30 23:56 | 太極拳理論 | Comments(0)

沈肩墜肘と肩隅。。。

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ブルーインパルスが都心部で医療関係者に敬意&感謝の飛行をするというので、新宿都庁まで。一般の飛行機感覚で待っていたら、音速飛行~想定外のスピード。あっと言う間に通り過ぎ、思い通りの映像とはならずに終わりました~163.png

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北京体育大学武術班で太極拳を専攻していた生徒の懐かしい写真が出てきたので、早速、本人に送信したら~「2021年也能这样压腿」な返事が~当時、「蹬脚が高く上がらなくて、毎日30分(片足)ずつの圧腿で、三か月かけて顔前まで上がるようになった」と言っていました。

私が前後開脚できるようになったきっかけは、北京航空航天大学の刑登江老師が日本に滞在して太極拳指導していた時、「お前なら一週間で出来るようになる」と言われ、一週間だけの努力~♪…なら楽勝~必死になった一週間後、老師の前で鼻高々に前後開脚を披露したら、誉め言葉もなく「じゃ、今度は前足を階段の下の段に乗せて~」と言われ、詐欺にあったような気になりました。いずれにしても、努力すれば、身体は変わります105.png


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2011年9月、久〜しぶりの老師監督の下での練習⇒最後の練習となった日の老師の映像。以降、私の体調不良&老師の発病により、練習が出来なくなりました。

昨日、一緒に練習している学生が事前に老師に連絡。「老師、朝8時に来いと言ってましたよ」と、実際には7時半には来ていたそうですが…私が到着した時には煙草を吸っていて、ケホ、ケホ咳込んでいて、思わず「老師不要吸煙!」と…

練習場所には太極拳グループの姿も。公園内の場所割り当ては、グループ同士で暗黙の掟があったのですが、それが崩れ始めています。老師が体調不良で来なかったり〜来なかったり〜が続いていたので仕方ないのですが、残念。

2時間ほどの練習で老師からのアドバイスは一つ。言葉もなく「劈拳の劈」を座りながら一度〜(−−)?な顔をしていたら、もう一度見せてくれました。(^^)vと返事したものの、その動作は複雑。

肩を沈めた力が肘に落ちていき、胸と腕の付根が開くと〜上腕後ろ部分が肘から先を前に押し出し〜前腕には肘からの捻りが加わり〜劈は弧を描きながら、翻りながら相手を打ちに行く。精密機械のように、身体の各部が連関しながら一気呵成に完整。色々な方向の力を力を組み合わせることによって、相手の力をかわしながら(化)の攻撃を可能にしている。

上記、最近のブログにもコピーしていますが、胸と腕の付根が開く⇒鎖骨(雲門、中府)を作動⇒開腰が出来、その劲が股関節に伝わると、不思議なことに鎖骨が自然に連動して開くようになっています\(^_^)/

で、沈肩墜肘の要は「肩隅ツボ」。ここを墜とすようにすると、腕が強張っていたとしても自然に解除され~劲は、萎えることも力むこともなく肩から肘、手へと流れていくようになります。

後ろから羽交い絞めにされた時、肩全体を落した状態で腕を開こうとしても無理でも、肩隅を墜とすと自然に両脇が開いて、相手の腕を解くことが可能⇒肩隅を下げると劲は下方向に⇒相手との接点(力を入れている部分)を化する(力を失する)ことが出来るように。

鋏を例にとるなら、動きの元となる部分(持ち手)が肩甲骨。ここから発せられる力を手に正しく到達させるためには、固定された部分=要(支点)が必要。その役割を担うのが肩隅。

実践⇒軽い弓歩で立ち、誰かに掌を合わせた状態で力を入れて押してもらい~その力を、「肩隅を下げ、肩甲骨を開く(含胸~中府作動)」という状態で受け止めると、筋肉負担が無い状態で押し返すことが可能。実際、太極拳練習時に武術班の男子学生(圧腿写真の)を相手にしても負けませんでした(^^)d


# by takeichi-3 | 2020-05-29 23:57 | 太極拳理論 | Comments(0)

その後の形意拳&北京胡同の自由市場。。。

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王世祥老師、お酒も煙草も大好き。公園での圧腿(ストレッチ)も煙草を吸いながら。

2009年12月から本格的に始めた形意拳。行く度に、多くの内側(攻防、劲の通し方等)のアドバイスをもらっています。

久し振りの老師。とても元気そう。練習不足を悟られないように歩行練習をしていたら~「脚の用法が出ていない~」と、「?~脚の用法って?」「一歩目、摆脚になる時には膝や脛を使って相手の脚を崩している。二歩目も同じように相手の脚に攻撃をしかけている。同時に手も活用して~体勢を崩したり打ち込んだり」「あら~一歩目は二歩目で相手の中に割り込んでいく為のものかと思っていました」⇒相手が打ち出してきたら、その腕を抑えるor払う&同時に踏み込んだ脚で相手の前脚に攻撃をしかけてバランスを崩し~間髪を入れず、更に一歩踏み込み&手腕でも攻撃⇒試されましたが、破壊力、半端ないです149.png


老師の体調不良や、東北地震の影響もあって半年近く経ってからの再会。3月には憔悴した感じだった老師でしたが、今日は良い笑顔。少し、お喋りをしてから練習開始。

ここ最近、練習量が減っていたこともあって、どの動きをとってもバラバラな感じ。頭、背なか、肩、肘、腰、尾骶骨、踵~などを首を傾げながら調整。何度も繰り返していたら、老師が隣にきて動作を見せてくれました。老師の劈拳を目にした瞬間、自然に浮かんできた四文字熟語⇒「一気呵成」~「原来是这様!⇒これが本来の様子なんだ!」

今まで、「起勢から収勢まで一気呵成に行う」というような使い方で聞いていたので、動作と動作の連環に関わる言葉だという感覚をもっていましたが、それだけではない!~腕を前に出す時、老師の全身は~内側も外側も~一筋の乱れもなく一つの目標に向かって滑らかに流れるように動き、相手を仕留めている。自分の内側の感覚を研ぎ澄まし、何度も何度も同じ動作を繰り返して自然なものにしていく~70年の時間をかけて熟成させた技。目にすることが出来ただけでもシアワセです。


その後の形意拳&北京胡同の自由市場。。。_f0007580_23202471.gif当初は五行拳をヒタスラ極める~を希望していたのですが、老師からの強制もあり、一年半経った頃には、五行連環拳、八式 、鶏形四把も学ばされていました。


練習帰りには、老師を家まで送っていくことも~老師の家は、取り壊しが始まった胡同の一角。大きな樹が目印だと。
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家までの経路。王府井や西単に近い北京の中心地付近なのに、昔の面影が多く残っている地域。外国人としては、通り過ぎるだけでワクワクします。
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ヒマワリの種は常備食みたいな~肉屋さんの隣は中国風クレープ屋さん。麺も打ちたてを売っています。
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旬の野菜は?並んでいるものを見れば直ぐに分かります。インゲン、トマト、大きな青唐辛子~名前の分からない、外側が赤い大根のような野菜。
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行けども、行けども~お店は尽きず。人が多すぎて、あろうことか渋滞も発生。煙草。グラム単位で売っているのでしょうか?…知り合いではないのに~カメラ目線の女性が映っていました。
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ピータンや塩卵など、卵の加工品だけのお店や布団店。お店は、胡同のず~っと深くまで続いていました。
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庶民の台所ともいえるこの道、今は、無くなっているかもしれません。

# by takeichi-3 | 2020-05-28 23:57 | 北京 | Comments(2)

北京、形意拳師姐のアドバイス。。。

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日用品買い出しついでに散歩。今日は徒歩圏内三時間を目安に~早稲田周辺で緑地を検索。甘泉園公園に。周辺は高層マンション。なのに、園内に一歩足を踏み入れると別世界。池では、亀が重なって甲羅干。
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形意拳の師姐から、私も自筆の書を貰っていたのですが、ようやく見つけました。

「咬定青山不放松 立根原在破岩中 千磨万撃還堅勁 任尓東西南北風」⇒青山にしっかりと根を張り緩めることなく、岩の裂け目に堅固な根を張って立てば、千磨万撃は還って己を強劲にし、東西南北どんな風にも倒れることはなくなる。

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宣武芸公園で形意拳を本格的に学び始めた頃、無口な王世師老師を補うかのように師姐から「ココが悪い!」と色々なアドバイスをもらっていました。

初対面⇒昨日は休みだった師姐が参加。専業は八卦掌だそうで、既に60歳を過ぎていて、「以前は少林拳をやっていたけど難しい動作が多いので、年もとったし、身体のためにも動作が簡単な形意拳を習い始めたの~」。とはいえ、半端じゃない脚力をしています。

「タントウならバスでも地下鉄でも練習は何処でもできるでしょ。場所とか時間と言っていると練習なんかなかなかできない。家でテレビを見ながら、料理を作りながら~それを習慣にしていかないと。形意拳が上達したいならタントウが一番!」

又、「座りが足りない!」とか「足運びが太極拳してる!」とか、的確に間違いをアドバイスしてくれるので謙虚にならざるおえません。

例えば足運び。後ろ足で蹴りだして前に進むのかと思っていましたが、後ろ足で前足を送りだし~前足を踏み込む力で後ろ足が寄るのだそうです。「蹴り出し=蹬脚根=太極拳」と「送り出し=送脚=形意拳」~二通りの動きを見せてくれましたが、その違いは明らか。送脚で足を出す時、太極拳のように膝は上がりません。


後日~練習は相変わらず、太極拳風味の形意拳⇒脚力の利用の仕方が陳式や楊式になっているそうです。師姐が言うには、「ね。ね。あの青年の動きを見て勉強するとイイわよ」「私のレベルが低すぎて、どう違うか見分けられません~」「確かにそうねぇ~。ま、そのうち分かるようになるから焦らないでね」「は~い…(T_T)」


その日の王老師からのアドバイスは、「掌は虎の手。相手に爪を立てて引きずり倒す位の強さが必要。劈は、墜肩の力を利用して~」


別の日の師姐からの注意事項。オーバーに、爪先をあげながら前足指で相手を掴むように~踏みしめるように歩いていたら~「足裏は自然に送り出す~」と言われ、足裏平らで爪先先行にしていたら~「それは八卦掌の歩き方~」と言われ…その時、どうしようもないと思ったのか王老師が隣に来て一緒に歩行。横目でチラチラ~蠅を叩き落とすというか、熊や虎が相手に掴みかかるような力が見える⇒でも、とても自然で~普通に歩いている感じ。で、今日は二時間ず~っと、手もつけずに歩法練習。日々、原点返りしています。(--)!


2010年1月の北京、60年ぶりの寒冷~朝練時の気温は△10度前後。氷点下であっても多くの人が公園を散歩しています。30分~1時間。ただ、ただ歩き続けているだけですが、これも一種の健康法。師姐がいると、「今の人は下半身不随だったのに~」とか、色々な情報を伝えてくれます。「目的を見据えていれば、歩くだけでも健康になれる~」そうです。


通常、午後からは宗維潔老師からの指導。
「腰を意識して動かそうとしているのはいいのだけれど、身体や意識との協調一致が途切れている」⇒意識が過剰に先行してしまうと、≪乱≫な状態になってしまうようです。又、“提頂=頭を上げる=虚領頂颈”、“含胸抜背”、“沈肩墜肘”、“気沈丹田”、“圓裆斂臀”⇒“立身中正の完成”⇒これが出来ていないと、どんなに脚力を鍛えても腰の力を利用することができないと。


師姐風の表現⇒「熟能生巧(物事に習熟してから、ようやく活かせるようになる)」という四文字熟語も~何の気張りもなく自然に動いている王老師と比較して、用法を出そうとして体を強張らせながら動いている私を見てのアドバイス。「いずれにしても、時間をかけなければ急には手に入らないのだから、丁寧に~」という意味も兼ねているようです。

# by takeichi-3 | 2020-05-27 23:49 | 北京 | Comments(0)