そういえば、今年の中国中央電視台の「春节联欢晚会」内での武術演出は、「功夫世家」(kungfu family)というタイトルがつけられたユニークなものでした。
「腹式呼吸の効果」という文章を見つけました。
腹式呼吸で協調されるのは、息を長く吐くこと⇒前後・左右・上下の3方向からの胸隔の拡大と縮小運動によって肺呼吸量が調節される⇒上下運動は横隔膜(筋肉)の上方への拡張ストレッチによって息が吐き出される。
腹式呼吸は胸式呼吸と異なって横隔膜の静的なストレッチ運動⇒胸式呼吸より多くの息が吐き出され、肺内の残気量(約1リットル)も新しい空気と入れ替えられる。
腹式呼吸の効果とは???
呼吸筋、特に横隔膜の筋紡錘が引き伸ばされて、視床下部に信号が伝達され、脳内ホルモン(β-エンドルフィンなど)が分泌されて鎮静化された精神状態となる。
吐くことが長時間持続するとプロスタグランジンI2 (酵素)が分泌され、血圧が降下⇒NK細胞(免疫体)が活性化され、疾病予防効果が得られる。
朝・夕2回(約10分)の腹式呼吸運動実施によって、自律神経バランス(CVRR)が高まる⇒副交感神経の働きも活性化される⇒内臓諸器官の動き(ぜん動運動など)が活発になり、消化・吸収・排泄機能も高まる。
腹式呼吸を取り入れると脳波のα波含有率が増加⇒副交感神経と落ち着いた高次脳神経
活動を促す。