朝起きたら、かなりな冷え込みよう。。。
今日の練習会場は、暖房設備など無い小学校の体育館。が、皆、汗びっしょり・・・この汗は、身体が温まったからのものではなく、練習のキツさによる“油汗”と“冷汗”です。
師走の慌しさもあってか、午前中の参加者は15名。おかげで、宗維潔老師からは、とても行き届いたアドバイスをドッサリと頂きました。最近になって、「あと少し・・・ネ」という指摘に変わってきていたので、ちょっと、油断していました、、、谷底につき落とされ、“又、最初からヤリ直しだぁ~”と、猛反省しながら帰って参りました。
そういえば、「太極拳には、○と×しかない!」と聞いたことがあります。
100%でなければ、999.999・・・%でも意味がないのです。
ので、“あと少し・・・”は、“全然出来ていない”に、等しいのです。
以前、劉慶洲老師は、「例え1mmのズレであっても、私には分かります。」とおっしゃっていました。推手講習会の時、劉老師が相手をして下さったことがあります。私がちょっと推した次の瞬間(5cmも動いていない)、バランスを崩され、これ以上進むと倒れるという状態を身体を通して体験しました。実際に相手を倒さずとも、相対している人同士の内側で勝敗が明確に理解出来るものなのです。凄いっ!
《今日の主だった注意事項》
①lou膝拗歩で下がる時⇒前後の引っ張りが有る。
② 〃 の払う手⇒先ず払い、その後、押さえるという力の変化を。
③全般⇒首を吊っていれば(=立身中正が出来ていれば)上半身は勝手な動きをしない。
④deng脚⇒両手は等しく押している。
⑤転身⇒後ろの股関節を緩ませると前傾し易いが、立身中正を維持する。
他にも色々な注意を頂いたせいで、いっぱい、いっぱいになってしまいました。