北京体育大学内で導引養生気功主催の競技会開催中。
4月7日~8日は、事前講習会。
4月9日~10日が競技大会。
知り合いも参加しているということなので、、、
太極拳練習のついでに覗いてみました。
ま。それはさておき~形意拳や太極拳での肩の使い方、、、
肩を沈める⇒肩隅(両肩先端の窪み)を沈める~は間違いではないと思えるのですが~
なぜなら、
後ろから羽交い絞めにされた時、肩全体を落した状態で腕を開こうとしても無理ですが、肩隅を落すと自然に両脇が開いて、相手の腕を解くことが可能⇒使える=理論を正しく把握している。
※肩隅を下げると劲力は下方向に⇒相手との接点(力を入れている部分)を化する(力を失する)。
楊式の老師に、
「肩隅を使うんだ」
というアドバイスをもらってから、相手への攻撃時に肩隅を意識して使うようにしていたのですが、
普通には、肩甲骨の開閉を利用する~という意見が、、、
形意拳老師からは、日替わりで~肩隅と肩甲骨の開きを注意されていて、、、
前回の北京滞在時から、スッキリしない日々を過ごしていましたが、、、
ここにきて、ようやく分かりかけてきたような。
鋏を例にとるなら、動きの元となる部分(持ち手)が肩甲骨。ここから発せられる力を手に正しく到達させるためには、固定された部分=要(支点)が必要になるのです。その役割を担うのが肩隅。
軽い弓歩で立ち、誰かに掌を合わせた状態で力を入れて押してもらい~その力を、「肩隅を下げ、肩甲骨を開く」という状態で受け止めると、筋肉負担が無い状態で押し返すことが可能です。
実際、太極拳練習時に武術班の男子学生を相手にしても負けませんでした。(^^)v
肩甲骨を動かす⇒マッサージ効果⇒肩コリ解消、血液やリンパ液の通りを良くして新陳代謝を促す。
※形意拳に健康効果があると認められている点の一つです。