宿舎の手配も完了。。。
今日も、又、映画鑑賞しています。
昨日と同様、田中裕子、岸部一徳、渡辺美佐子という出演者の名前で選んでしまった作品、
“いつか読書する日”
とある地方の町。中学の頃には交際していた同級生の二人。ある出来事により疎遠となり、50歳となった現在は、それぞれの人生を歩んでいる。
大場美奈子、独身。朝、牛乳配達をこなし、スーパーで働く。かつての恋を秘めたまま。
高梨槐多、末期ガンの妻を抱えた公務員。平凡であることを決意して生きている。
接点がないままに過ぎていた二人の日常が、ふとしたきっかけにより、重なり始める。
そんな恋の顛末を、亡き美奈子の母の友人という作家(渡辺美佐子)が語ります。
何よりも、何よりも、出演者の演技力が際立つ映画です。
本屋のシーン。書棚の前に立つ田中裕子。空気のように背景に溶け込んで、違和感が全く無いのです。全編において自然体。
煙草の煙を吐き出すという時にさえ、間の取り方が絶妙な渡辺美佐子。その演技は、セリフの無い時に一層輝きを増します。
岸部一徳は、岸部一徳。役自体がイメージそのままと錯覚してしまう。。。
昨日に引き続き、年を重ねた人たちに薦めたいと思える映画でした。