日曜の夜にNHKで放送している≪蒼穹の昴≫を見ていて、、、
突然思い出した、≪瑾妃≫
光緒帝の妃として、西太后の姪、隆裕と瑾妃・珍妃姉妹は同時期に入宮。
当初、西太后は、若くて美しく頭も良い珍妃に喜び、隆裕よりも重んじていましたが、次第に光緒帝主権の政治に加担するようになっていく様子に、疎んじ~ついには身籠ったまま井戸に沈めてしまうことになります。
写真、向かって左端が瑾妃、左端が隆裕。
珍妃の姉瑾妃。。。
朝から豚腿醤油煮を食べるなど、相当の食いしん坊。胸囲、胴囲、腰囲のサイズは同じ。顔はまん丸で、「まんじゅう」という綽名を付けられていたという外見の悪さから、寵愛を受けることも無く、光緒帝が西太后により毒殺された後(その20時間後に西太后も死去)も宮廷内に留まり、溥儀の庇護を受けながら、高い位を維持したまま天寿を全うしました。
そんな瑾妃の嫁入り時の持参品が台湾故宮博物院の中でも一、二を争う名品、翡翠で作られた「白菜とキリギリス&イナゴ」だと言われています。