北京から、知り合いの伝統楊式老師が来日中。
主催されている方からのご好意をいただき、伝統楊式二十六式の講習を受けることができました。
老師本人の表演画像を見つけることはできませんでしたが、
何故かオランダ人マスターの画像が~
きっと、北京で老師からの指導を受けたのでしょう。
下勢、蹬脚、分脚などの難易動作が少なく、身体に優しい套路です。
そして、
同じ動作の繰り返しがなく(搂膝拗歩を二回とか)、次から次へと動作が変化していきます。
この動作の繋ぎ方~自選套路を作る時に役立ちます。
コツさえつかめば、動作の接続は難しくはありません。
各流派の自選套路を作る時、
野馬分鬣、搂膝拗歩、攬雀尾、雲手、単鞭、白鶴亮翅、穿梭、倒巻肱、手揮琵琶など基本になる動作をキチンと取り込み、各流派の風格(特徴)を表現しなければなりません。それに、下勢、独立、蹬脚、分脚、摆莲などの難易動作をバランスよく加える必要があります。
規定套路のほとんどは、
「先ずは基本を見せてから~中盤前後から身体能力を見せる~⇒ウォーミングアップしてから~身体に負荷をかける~」となっているそうです。