全身の骨をストレッチ出来るという簡単な動作。
全身各部の関節に気血が行き渡るので関節炎の予防に役立つ&肩筋肉のストレッチにもなるので、50肩の予防にもなります。
とても簡単に見える動作ですが、督脈と任脈の通りを良くする効果があります⇒小周天
督脈
督脈の経穴は全て体の正中線上にあります。
督脈は「陽の海」といわれ、全ての陽に属する経絡を統括している。
長強、腰兪、陽関、命門、懸枢、脊中、筋縮、至陽、霊台、神道、身柱、陶道、大椎、アモン、風府、脳戸、強間、後頂、百会、前頂、シンエ、上星、神庭、ソリョウ、水溝、兌端、齦交
奇経に属する体の後正中線を流れる経絡である。
督脈は全身の「陽経」を統率している。6条の「陽経」はすべて脊椎で督脈と交会している。督脈は陽経の血気を調節することを機能しており、“陽脈の海”と称する。頭、面、首、背中、腰、びてい骨部の後部の中央ラインに分布している。主に神経系、呼吸系、消化系、泌尿の生殖系、運動系の病症、および熱性の病症と当経脈が経過している部位の病症を治療する。
任脈
任脈の経穴は全て体の前面正中線上にあります。
任脈は「陰の海」といわれ、全ての陰に属する経絡を統括している
会陰、曲骨、中極、関元、石門、気海、陰交、神闕、水分、ゲカン、建里、チュウカン、ジョウカン、巨闕、鳩尾、中庭、ダンチュウ、玉堂、紫宮、華蓋、センキ、天突、廉泉、承漿
頸、喉、胸腹部の正中線を運行し、足の三本の陰経脈と下腹部で交差し、左右両側の陰経脈を相互に連係させて全身の陰経脈を調整している。このため任脈は「陰脈」の海と呼ばれる。また、月経を調節し、胎児を育成している。三陰経脈・陰維脈・衝脈が皆、任脈につながっている。任は妊なり、陰脈の妊養となす。