中国、江南地域に残る船拳。
赤壁の戦いに敗れた、水戦に秀でていた東呉国水軍兵たちが長江沿岸に流散。
彼らが船上で練習していた拳と民間拳とが結合したという船拳。
毎年、立夏、端午節、中秋節などに、船上での武術表演が繰り広げられるそうです。
これは、≪烏鎮地区≫の表演。。。
南拳のようであって南拳ではないという独特の風格。
船上=狭い場所での戦いに適合するよう~短、速、小、、、手、前腕の変化が多用かつ速い。
安定性の無い船での戦い⇒腰の回転と下半身の発力が要⇒梅花桩よりも脚力が必要。
≪朱家角地区≫の表演。。。
≪朱家角船拳≫を特集したテレビ番組、、、
周星馳の映画≪功夫≫のなかで、斧を振りかざす敵と戦うシーンに登場する、攻防のいずれにも使える鉄輪を利用した鉄線拳は南派の武術。倭寇などとも戦った民間拳は、今でも朱家角に残っている。
清朝初年に、朱家角の村に逃げてきた一人の少林僧が、面倒を見てくれたことに感謝して、少林梅花桩の腿法を村人たちに教えたことにより、他の地区とは異なる風格が備わった。