俳優の大滝秀治さんのお別れの会がテレビに映し出されていました。
その演技と人となりが、尊敬され、愛されている様子がそこかしこに窺えました。
改めて、その演技を。。。
仲代達矢VS大滝秀治。共に功夫を感じます。
叔父が亡くなりました。母の兄にあたります。
一昨日、一両日中の命という連絡とともに、「妹に会いたい」と言っていると。。。
昨日は、朝早くから兄と共に母を施設から連れ出して面会に。
娘である私の事さえ分からなくなっている母を連れて行っても~という気持ちもありましたが、
病室に入って車椅子をベッドの近くに寄せると、、、目を閉じて横たわっている叔父に向かい「兄さん」と。。。
眠ったままの叔父を見つめながら、「皆んな順番通り逝くんだね~次は私」と、病状を教えたわけでもないのに、誰に話すでもなく呟いていました。
看護婦さんの呼びかけに、ようやく目を覚ました叔父は、母と目と目を合わせ~声を出すことはできない状態でしたが、口の動きは母の名。痩せ細った叔父の手を取った母の手も、又、細くなっています。
人の魂が肉体の消滅とともに失われてしまうとは思ってはいませんが、、、
「今生の別れ」が、静かに、自然に、存在していることを実感させられました。