武術発祥の地に向かい、実践武術の修行するという企画≪功夫伝奇≫
アメリカで育った格闘好きな香港の青年が少林寺に向かい、禅と一体となった武術を学びます。、
七十以上の武術学校があるという登封。
そこで学ぶ武術の多くは、規定套路。試験も又、規定を基準にして行われています。
インドの僧跋陀によって西暦495年に創建された少林寺。北魏時代に達磨大師がやって来て、少林寺に大乗仏教を伝え禅宗を創立。
禅武合一な少林寺本来の武術修行⇒心身合一の意味を知りたい⇒無我の境地での戦いとは?
少林寺下門の釈徳建住持の寺へ~
住持は黒竜江省の生まれ。子供の頃から体が弱く、16歳の時に武術を学び始めた。1982年に少林寺の功名に惹かれやってきた。
苦功夫を積みながら、88年になって、ようやく師と仰げる行性大師を捜しあてた。行性大師は、永化堂禅武医の第十七代伝承者。釈徳建大師は、その教えを悉く受け継いだ。
初め、行性大師は功夫を教えなかった。
修行~「人と做る」が先だった。練武の第一段階は做人、そして学医。修行の過程で大切なのは、「生活功夫化、功夫生活化=日々の行い、食事~それらの全てが修行と見做され、規律遵守⇒それが自然となる」
禅は言葉で語るものではない。禅は人の心の中に存在する。禅武を通して悟禅となる。病んでいない(穏やか)⇒心静(無心)な修行⇒禅武。
心不静では、禅武は出来ない。
※釈徳建大師は有名人らしく、多くのドキュメント番組が製作させれています。