中国の子供向けアニメなのに、紹介されている功法~侮れないのです。
豊かな恵まれた環境で育った公子は足が不自由で、杖なしでは歩けなかったが、少林寺の医僧の腕を伝え聞いた父王と共に訪れ~治療してもらい歩けるようになり、公子は少林寺に留まり修行することに。
第二回目。。。気楽に見ていたのに、侮れない。。。
早朝から生き生きと働いている僧侶たちの姿に、宮廷での堕落した生活を憂い。。。
太陽が昇ったら働き、夜になったら眠る~健康を得られる=精神の快楽の基本。
一日の計は朝にあり~鍛錬内養功に適した時間。
「虚桩」
脚を肩幅に開いて全身放松~膝は少し曲げて~放松を保ち、立身中正~両手は力を抜いて身体の前に~唇は軽く閉じて~雑念を除いて、静かに立つ。。。動きは、沈んで、上がって~沈む時は膝を少し曲げて、上がる時は、頭の上に豆袋を載せているような意識を~立身中正を保って、穏やかに。
「松肩式」
先ずは放松~手を軽く胸前に~掌は外向き~肩関節を使って動かす⇒手ではなく、肩関節を使う~肩関節を動かす時、腰も軽くゆっくりと動かす~首も一緒に、前に後ろに、気持ちのイイ範囲で傾けて~首肩腰を無理なく、小さ目にバランスを保って動かす~大きな動作は必要ない~習熟して柔軟性が増したら、動作を大きく。
「風襬柳」
全身の筋骨、肩、背、手肱、膝を強化~気血循環を良くする~内臓の通りを良くする。
先ず、全身放松~足を開いて、左右の足の重心を入れ替えながら腰を揺らす~脊髄は真っ直ぐを保持~腰、股関節を転動させながら、放松して左右に振り子のように~動作は簡単、心情放松の効果がある。
★公子、錬功の後、生まれ変わったような感覚になったそうです。((((((^^;
ちなみに、、、
第三話のタイトルは、「功夫即生活」
楽しそうに活力のある動きで畑を耕している、八十歳を超えている正念師父の姿を見て驚愕~「鋤地功」の効果だと~少林功夫の原動は、日常生活の農作業による練功~で、「鋤地功」修行を願い出るのですが~先ずは、站桩が大切~ゆっくりと、力は使わずに正しい形で鋤を動かす~時間の経過と共に、足腰の力が増してきて、鋤にも力が入るようになる~こういう鍛錬の仕方は身体を傷めない~長時間作業を続けても呼吸が乱れたりしない~労働しながら体を鍛えることが出来る。